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前回の続きです。前回はこちらより。 さて担当者とのプレロケハンです。担当者はこちらの提示する場所を丁寧に洩れなく写真におさめ、分からないことや疑問をドンドンぶつけてきます。 今回のロケハンでは高遠町のある地区がイメージに合うのではないかという事で高遠町を中心にロケハンを行ないました。お寺や神社、高遠閣、小学校の旧分校、そして民家を数軒、一通りのロケハンを終え、担当者はその日のうちに東京に戻り、早速、撮った写真などで監督と打合せ、その翌々日には監督ロケハンが実施されることになりました。この間、最初のコンタクトから数日しかたっていませんが急ピッチに話が進みました。 台本も準備稿から更に書き直しが加わり、内容も少しずつ完成形に近づいていきます。これに併せて、他の撮影場所を用意する必要も出てきました。 そして、いよいよ監督ロケハンが始まります。 当初、僕等が描いたイメージの監督さんより若く、とにかく一挙手一投足がかっこいいんです。ロケハン中は我々に非常に丁寧に接していただきました。が、チーフ助監督さんに声を荒げることもあり、一つの作品を作ろうとする真剣な眼差しを垣間見ました。 田舎の町並み、古い民家を数軒、監督さんの希望する小さめな神社や古い木造校舎など、丸一日を使って一通りの場所を見て歩き、監督さんにはとても伊那を気に入っていただくことができました。 こういうときに地元に強い職員がいると頼りになります。そういう職員のつてもあり、数ある古い民家の中でも選りすぐれの民家を紹介することができました。お家の方もとっても良い方ばかりでお茶を出してくれたり、食べきれないほどのお菓子を出してくれたり!寒くてはいけないと早くから囲炉裏に火を入れてお家を暖めておいてくれたり!!田舎と古民家が舞台のロケなら伊那にかぎります!一緒に暖かい人情もお届けできます。 この物語は田舎の村が舞台でしたが、スポーツ新聞社の編集部も登場します。新聞社編集部といえば都内のビル内にあるものだとイメージしていたものですから、この撮影は都内で撮影するとばかり思っていました。が、このシーンについても伊那で撮れる場所はないか、急遽、ロケハンです。結果、伊那市役所内の一室で使えそうだ、ということで撮影候補地の一つに加わりました。 1日走り回り、夕刻ごろ、監督さんたちは他にオファーを出しているFCロケハンのため次の撮影候補地に向われました。その際、村全体を見渡せる場所などいくつかの宿題も貰いました。僕等はこのロケハンに手応えを感じつつも、まだ気は抜けないともう一度気合を入れなおして宿題のロケ場所探しに奔走しました。 担当者からは、この後、最終的に撮影地として決定した場所でメインロケハンをすることになると連絡がありました。メインロケハンは監督さんのほか、カメラ・照明・美術など各セクションチーフの皆さんによるロケハンです。 素材はいくらでもあると自負する僕等でしたが、実際に監督さんとお話をして物語のイメージがおぼろげにも見えてくると、なかなかピタッとくるロケ場所が思いつかないもんです。田舎の村全体が見渡せる実景は、この物語のタイトルバックにも使われ、主人公が最初にこの村に訪れる時に使われる非常に重要なポイントになる場所。この実景が、この物語全体の村のイメージを決めると言ってもいいかもしれません。時間が無い・・・。 〜ロケ地に選ばれるためにはロケの素材をクイックレスポンスで制作会社に伝えることが大切です。
その時のために常に資料をストックしておく必要があります。そんな時のために地道に素材集めに奔走しております。〜(つづく) (三也マ) |

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