伊那谷フィルムコミッションロケーションデータベース

東京から2時間30分、名古屋から2時間の信州伊那谷。東西にアルプス、昭和の雰囲気漂う商店街、懐かしい田舎の原風景をお届けします。

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 ちょうど1年前の2月から3月のお話です。
 このとき、実は伊那市内で『世にも奇妙な物語』のロケが行われていました。
 世にも奇妙な物語といえば、高視聴率で現在は春と秋の改編時期に特番が放映されています。こんな人気番組も実は伊那で撮影されていたんです。
 このときのお話です・・・。

 僕等、伊那谷FCは、まだ、その名をフィルムコミッション研究会とし、FCの必要性について調査研究を行ない、どのように活動していくかを模索していました。
 伊那市、そして伊那谷には東に南アルプス、西に中央アルプス、天竜川や三峰川沿いに平地が広がり河岸段丘も見られ、四季折々に変わる自然が豊かに残っています。地域には特色のある伝統文化が継承され、高遠藩藩校「進徳館」に象徴される教育的なDNA、サムライのDNAが脈々と受け継がれています。
 一方で飲み屋さんの数は、人口比で全国2番目とか3番目とか、とにかく5本の指に入るとか。これは昭和30年代に高遠ダム、美和ダムが連続して造られ、その時全国からたくさんの労働者の皆さんが集まり伊那市歓楽街に繰り出ていたことから、なんて聞いています。こんなことから昭和の雰囲気を持つ歓楽街というか飲み屋さんというか商店街というかが各地に残ります。そして農村部に目を向けると萱葺きで囲炉裏の残る古民家などが多数散見しています。
 こんなに素晴らしいロケーションがたくさん残っているのに、これを使わない手ってなくねぇか、んでもってロケの数って少なくねぇか・・・、と疑問に感じていた人間、伊那の持つロケーションという地域資源を地域の活性化に考える人間、そんな人間たちが集まってFC研究会を作り、その可能性について議論していました。 

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 この時、ある制作会社より1枚のFAXが入りました。 
 ロケ地を探している…。探している物件は、田舎、古い民家、神社、木造校舎etc…。
 思いました。まんま伊那市にあるものでイケルではないですかっ!
 遅れて台本の準備稿がFAXで入ります。台詞と要所要所の場面設定しか書かれていませんが想像力を書きたてられます。この場面にここを、この神社はあの神社…。シナリオにあわせて我が町をパズルのように組み合わせて物語を描く。これこそフィルムコミッションの醍醐味。。。
 さっそくストックしてある写真と資料を送り制作担当者からの連絡が入り、翌日には担当者によるプレロケーションハンティングを敢行です。ロケーションハンティングとは映画やドラマなどで屋外のロケ地を探すことで、脚本や台本などから撮影されるシーンにあった場所を探すことです。略してロケハン。

〜ロケハン話は第2話で・・・。
みなさんも、あのドラマは伊那、あるいはご自身のお近くのあの場所でも撮影できたんじゃないのって思うことってないですか?・・・・〜 (つづく)
(三也マ)

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