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【写真:伊那市高遠町 下山田簡易郵便局付近 中央自動車道伊那インターから30分】
1月27日 、俳優の夏夕介さんがお亡くなりになられました。
夏夕介さんの出演作品の中に、「特捜最前線」という刑事ドラマがありましたが、私が子供の頃、我が家の近所でその特捜最前線のロケが行われました。
どんな話の内容だったかは覚えていませんが、ロケの事は良く覚えています(話の内容を覚えていないのには理由があるのですが、それは後ほど)。
近所の家で、ドラマの撮影があると聞いて、当時小学生だった私は、学校から帰宅するなり直ぐに、キャンパスノートを片手に、撮影が行われている家に向かいました(写真はロケがあった家の付近です)。
囲炉裏があるという理由でロケ地に選ばれたその家には、私以外にも幾人か子供が集まっていました。
撮影は家の中で行われたのですが、玄関を開放していたので、玄関には見物する人で一杯いました。私は、幸運にも最前列で撮影を見ることが出来ました。初めて間近で見る俳優陣の中に夏夕介さんはいました。
私はシリアスな現場の緊張感と、初めて見る生の演技に興奮してしまい、最前列にいたにもかかわらず、さらに身を乗り出したため、伸ばした足が床にあった缶に当たってしまい、「カ〜ン」という甲高い音が現場に響き渡りました。当然「カット」です。
「マズイ、摘み出されてしまう」とドキドキして、身を縮めていましたが、撮影はノイズの犯人探しをすることなくTAKE2に入りました。
撮影が終わり、ロケ隊が次の現場へ移動する前に、私は夏夕介さんに近づき、
「サインください!」
と、手にしたキャンパスノートにサインをお願いしました。
突き出されたキャンパスノートの裏表紙に、夏夕介さんは快くサインをしてくれました。
その場にいた、他の子供たちはサインをもらう用意をしていなかったので、羨ましそうにサインをもらう私を見ていました。後から聞いたのですが、他の子供たちは「僕もサインが欲しい」という事で、いったん家に帰り、親に色紙を買ってもらってから次の撮影現場の高遠城址公園に向かい、ちゃんとした色紙にサインをいただいたそうです。
長くなってしまいましたので、オンエア鑑賞の様子はまた近いうちに書きたいと思います。
名優、夏夕介さんのご冥福をお祈りいたします。
(富士)
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