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伊那谷でロケハンの希望があると、土地柄でしょうか、古い民家や建て構えの立派な農家などが撮影場所として希望されることが多いようです。
三年ほど前、FC設立前のことでしたが、地区の役員をされていたある方とたまたま映画撮影の話をする機会がありました。
その方は、見るからに旧家然とした立派な門構えの古い家にお住まいで、それはそれは田舎の大きな農家というイメージにぴったりでした。 しかし、その方がおっしゃるには、もう三十年も前のことだそうですが、東京の有名な映画会社から撮影場所に使わせてほしいとの申し入れがあり、喜んで提供をしたことがあったそうです。ところが撮影が終わってみると、柱に傷をつけられたり、調度品が痛められてしまっていたことが判明し、とても悲しい思いをしたので、もう二度と貸すつもりはない、とのことでした。善意が裏切られた気がしたともおっしゃっていました。
今であれば、すぐさま(?)「我々は、決してそういうことはさせません。地域の方々には決して迷惑はかけないこと、地域と映画関係者との信用を育て、映画づくりを共に利益を分かち合えるものとすることが、FCの柱、役割です。お任せください!」と胸を張って言えるのでしょうが、その時は、ただお話を聞く以外の術はありませんでした。
FCの活動は新しいようでいて、実は古くからつながっているものです。当時どのような経緯だったのか知る由はありませんが、我々はそうした歴史を引き受けることになりますし、現在の活動も引き継がれていくことでしょう。よい伝統を積み重ねていきたいと思っています。 (NT)
先日、高遠町地区で、第二回のブックフェスティバルが開催され、本による地域振興が話題になりました。(最終日前夜の街並み・・伝統的な地区の灯籠祭りの前日でもありました。)
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