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ロケ地が伊那市に決まり、(実際は決まる前からですが)、撮影現場をどうやって“セット”にしていくかという作業が始まります。基本的には伊那市長谷の「秋葉街道」という林道のありのままが舞台となるわけですが、シナリオにあわせて若干の手直しが加えられます。また、いくつかの「しかけ」も用意されました。さらに90分(当初はこの時間)をワンカットで撮影するということで、カメラはカメラマンが抱えたまま役者について移動するということですから、カメラマンが安全に移動できるルートも確保しなければならないという課題もありました。正直私は「どれだけの工事をするんだろう」と思っていました。
当初から現場の指揮を執っていたのが、組付き大道具の坪井さんという方。この方は前年にステキな金縛りの撮影の際にも1ヶ月ほど伊那市に滞在し、現場の指揮を執っていた方で、作業の際にはしごかれたことをはっきり覚えていました。とはいえ、業界のプロの仕事を全く知らなかった我々FCに、映画撮影の裏方の凄さを見せつけ教えてくれた方であります。ので、とても親近感を持って接することができ、坪井さんも「去年のとおりだから」と若干のやりやすさはあったのかもしれません。しかし今回は山道という現場で、車は入れない場所であり、荷物を運ぶだけでも大変なことは目に見えていました。人手もたくさん必要だなと思いましたが、期間も長期にわたり果たして集まるだろうかという不安を覚えたわけでありました。(続く)
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