| (My alphbet NO12) |
| 「あっ!そう言えば、まだランディが産まれてからクリスマスプレゼントあげた事ないわよね〜〜?」 |
| アドルフがゆっくり突き刺すような目付きでリリーを睨み何か言いたげな表情をすると、リリーが慌てて口をだす。 |
| 「確かに今まではランディのクリスマスプレゼントまで私の洋服になっていたわ、だって何も解らない子供にクリスマスプレゼントやるよりも私が綺麗な洋服を着たほうが子供のためになるわっ!ランディだって綺麗なママの方が良いに決っているのっ!私は合理的な物事を考えた上であなたに洋服をねだっていたの!」 |
| 彼女が言いたい事をマシンガンの様に乱射した後にまだアドルフが同じ様な目付きをして黙っていると、彼女の中で”あっまずい!怒らせてしまった!”という気持ちが働いたのか”ごめんなさい!私が言い過ぎました!”という笑みで怒りの視線に対応している。 |
| 「サンタクロースになる事は父親の夢でもあるんだぞ!ランディだってすでに5歳だ!もう一人の人間として色々な事を考えていると思うし!3歳ぐらいからはハッキリした意志を持っているのに、いままでプレゼントをあげていないのが不思議なくらいだ!いや・・・あげられなかったのが不思議なくらいだ!違う・・・何一つ文句を言わないランディが不思議だ!かわいそうに思わないか?」 |
| ランディの事を出されると、さすがにリリーも反省し黙ってしまった。ランディは不思議なくらい物をねだったりしない子供だけに旦那のマグナム銃が家族を正しい方向に導く的を正確に撃った。 |
| 「今年はプレゼントをやろう!」 |
| そう言って リリーに微笑みかける。彼女が黙って頷き返すと、 |
| 「ゴリラのプレゼントなんてどう?モールに大きなゴリラのぬいぐるみが置いてあったの!と〜ても可愛いのよ!絶対にランディも喜ぶわ!」 |
| 「それは・・・おまえが欲しいんじゃないのか?」 |
| 「もちろん私も欲しいけど・・・ランディはもっと喜ぶわ!」 |
なんか騙されている感じがするが、ランディが喜ぶと聞いて買ってあげたくなる気持ちが働く事は、父親として当たり前の感情である。しかし、彼女の口車に乗せられている気持ちがするのは何故だろう?リリーはねだるようにアドルフの上に乗り
| | 「絶対、欲しがるわ!」 |
| と、言ってキスをしてくる。リリーがゆっくり服を脱ぎ・・・挑発するような目付きでアドルフに襲い掛かる。そして・・・彼女がベッドの上でゴリラ化した事は間違いはないが、後は皆さんのご想像にお任せします・・・ただ、この夫婦にセックスレスの心配は必要ない! |
| そう!夫婦だけの掲示板には |
| 「ランディのクリスマスプレゼント!買ってきた?」 |
| 「もちろん・・・買ってきた!七面鳥と一緒に倉庫に中に置いてある!」 |
| と言う、この二人が激しく燃え上がった日の会話が隠されていた!リリーは嬉しそうに食事の準備に取り掛かった。しかし、アドルフの心の中にはリリーに見えない掲示板の書き込みがある。 |
| 「500ドルもしたぞ!今月の小遣いが異常に多かった訳がこれだったのか・・・?」 |
| どちらかと言うと アドルフは後者の叫びを大きく書き込んだつもりであったが、それは彼女に全く見えていない・・・どうやら、熟年夫婦にでも伝わりにくい難しい書き込みだっだらしい・・・。 |
| だから、誰にもこの感情を伝えられないアドルフは少しふて腐れた様にリビングに向かって行った。すると、その感情がどこかに吹き飛ぶようにランディが”ゴリラ図鑑”を読んでいる。彼が近づいても解らないくらい真剣な眼差しで本を見つめている!アドルフの心が救われた・・・この時初めて彼は「いい買い物をした!」という気持ちを持てるようになったのだ!しかし、リリーの声が鳴り響く |
| 「ランディ!手伝って!」 |
| ランディは本を置き、すっと立ち上がり母の下へ駆けていく |
| 「パパは汚いから手を洗って!」 |
| 約束を果たし、仕事から帰り、何をやってもこんな扱いを受けるのは父親の宿命なのかもしれない・・・。アドルフはランディに置き去りにされた本を手に取り、表紙のゴリラに精一杯の嘆きを交し合ったつもりだった! |
| でも・・・・、いまでは・・・・、あの嘆きが幸せの一部だとしか考えられない・・・。 |
| この夕食の匂いが忘れられない! |
| リリーのキスを忘れられない! |
| 彼女の「わがまま」も喜びにしか聞こえないだろう・・・。 |
| こんな些細な気持ちに気づかなかったのはいつの日からだろう。 |
| 幸せすぎる生活に振り返らなかった自分が滑稽に見えてくるよ! |
| 愛を受け止めながらも家族の全ての出来事に対してエゴを感じ、そのエゴに対する自分自身の不平不満にエゴを感じ、「幸せ」の中の「幸せ」による生活の中、俺の中にある緑の森に甘い悪魔の風が注ぎ込まれた事はある意味滑稽だ。 |
| そう、こんな気持ちになるしかなかったんだ。 |
| 隠し切れない感情を隠すためには、今という生活を壊し、人の目を気にしない環境の中に身を置く必要がある事を俺は知っている・・・・・・・。 |
| 臆病な俺はその事に気が付きながらその生活を拒否していた。誰だってそうだろう、俺だけじゃない、とても勇気の要る事なんだ。 |
| i be a silent of wind(風になり!) |
| i be a beautifull shine(輝きとなり!) |
| and i am living on your wisper.forever(君のささやきとなって生きていきたい!いつまでも) |
| この彼女への思いはゴリラのぬいぐるみに届けてもらおうかな? |
| 俺の怒りと共に右手の銃がなる! |
| ここは、キッチンの中・・・・。 |
「子どもをダシに親遊ぶ」というテーマパークのCMのフレーズを思い出してしまいました。ランディくんが可哀想ですよ。
2006/7/1(土) 午後 1:24 [ - ]
ね〜〜!それが内輪だけのの愛嬌か何かで終われば最高なんですけれどもね!この頃は、度を越してしまう大人が多いからね!そんな、つまらないことだけで離婚とかされても子供はタマッタもんじゃ〜〜〜ないですよ!
2006/7/1(土) 午後 5:46
夫婦の掛け合いや『掲示板』という例え。。。こんなふうに表現できてしまうのはすごいですね!
2006/9/20(水) 午後 0:53 [ - ]
第三章の鍵となる部分にやっと辿り着きました。第三章NO6が物語の鍵となり今から発展していきます!!このNO6の謎解きは三ヶ月間づっと家に帰る度にアルファベット眺めていたので・・・かなり、考えたこの物語を作るきっかけとなる物です!!早く辿り着いてほしいです!!
2006/9/20(水) 午後 11:30