未公開小説(序章)

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NEVER DANCING STORY /NO2
そんな小さなマーマンがトォルーマンに海に連れてってもらう時は、トォルーマンの大きな肩に乗り、ゆっくりと森の守り神に見つめられながら、トーテンポールの丘にある彼の魚場まで足を運ぶのでした。マーマンは誰よりも高く景色を見渡せるこの場所が大好きでした。そして、父親の肩の広さに誇りを持っていました。
”お父さんの肩は僕だけの物なんだ!”
と、周りの子供達にも自慢していましたから・・・マーマンにその事を言われた子供達は本当に羨ましそうでしたけれどもね。トォルーマンに「大きくなれよ〜〜」と、持上げられる時、どんな子供達もその高さに驚き、その持上げられた高さから見渡せる景色に心を奪われるのですから、しかし、どんな事があってもトォルーマンの肩に乗せて貰うなんて事は決してなありませんでした。だから、子供にとって、誰よりも高く見渡せるこの場所は特別な物だったのです。
そうそう、村の子供達と言えばみんなの遊び場”アンダーベル”、村の中心に置いてある大きな鐘。この鐘の存在を忘れる事は出来ません。モルテの村の守り神なのですからね。この鐘は宙吊りにされる事無く地面に置かれ、遠い遠い昔からモルテの地にある古代の鐘だそうだ。この鐘は村の男達が束になっても持上げる事が出来ず、今まで地から離れた事のない鐘として国中に伝わり、各土地一番の力持ちが自らの力を試したいと遠いこの土地に足を運ぶ程でした。まっあまりにも辺境の地と言う事で年に2・3人程度の来訪でしたが、それなりに名の知れた鐘だったのです。もちろん、トォルーマンも自慢の力を試してみましたが、この鐘の前ではモルテ一の大男の力であろうと、なんの役にも立ちませんでしたがね・・・。村の人々はこの鐘の音一度でも良いから聞きたいと願うのでしたが、村の長ジキルは言います。
「この鐘の音はいつも鳴っておろう。この鐘に集まってくる子供達の”笑い声”こそがアンダーベルの鐘の音じゃ、私が幼い時からそうだった。この鐘の周りにはいつも希望に満ち溢れた笑い声がある。素敵な鐘の音だと思わんか?」と・・・。
この鐘を持上げに来た国中の力持ちは、はるばる力を試しに来たのに、全く動かない鐘を目の前にして顔を下げて帰る人間はただ一人もいませんでした。いつもこの鐘の回りには子供達がいるからです。家族を大切にし、自分の村を愛し、モルテの景色を愛し、いつまでも笑顔でいる子供達を鐘よりも高く高く持上げると、鐘を持上げた気持ちになったからです。子供達は心から笑い、そして喜びました。
だから、国々の力持ちは自分達の村に帰ると、その国の人々に言うのです。
「アンダーベルは持上げる事は出来なかったが、素敵な鐘を持上げてきた」と、
その言葉を聞いて腑抜けになって帰ってきたとバカにする者もいましたが、心の響きを聞いた者にはその様なつまらない言葉は響かなかったのです。愛される素敵な鐘の音がこのモルテにはいつも響き渡っていました。

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しばらく は・・・・心温まるお話なのだ!!これ多分、普通の映画化されている物語よりいいよ!

2007/1/8(月) 午後 5:09 ニッシー

ほんとですね!こういうのが安心です。でもとってもとってもいいお話ですね。暗雲が漂うのがちょっとつらいかも。

2007/1/28(日) 午前 0:08 [ - ]

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最初から、読んでみました。どうなるのかな?楽しみです〜

2007/3/5(月) 午前 11:01 [ - ]


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