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The rolling Jack17

(The rolling Jack17)
しかし、その化け物の胸からは大きな口が現れ、謎の人物から発せられた黒いパワーを飲み込むと、解放された大きな拳が彼を遅いかかり正体不明の男は200メートルばかり大きく飛ばされると、化け物は更なる攻撃を浴びせようと畳み掛ける様に全身に弾みをつけながら両足で飛んでいった。砂漠の台地を蹴り上げるそのひび割れた地面からは足の力の強さを想像させる。謎の男は足で踏み潰そうとするその攻撃を避けると、彼は大きく口笛を吹いた。
「ピィィィィ〜」
その次の瞬間、一瞬視界が暗くなり、化け物の様子が変貌した。終いには逃げ出してしまった。上空を見上げるととてつもなく大きな鳥が頭の上を旋回している。今まで勢いを振るいながら攻撃を繰り返していた化け物は遠くのほうで急降下した鳥の嘴に啄められ、そのまま姿を消したのだった。
何とも呆気ない結末だっだが、ジャックはしばらく拳銃を降ろそうとはしなかった。いくら化け物が消えたからとは言っても心の中の警戒心を直ぐに解く事は不可能だった。そして、敵か味方か解からない謎の人物がゆっくりと起き上がり、体に着いた砂埃をほろいながらジャックの方へ歩いてくる。ボロボロのキレを身に纏い髪は肩の長さまである。いつも自らが発する稲妻のような物に当たっているからなのか、髪は巻き毛になっていて何の手入れもしてなさそうだ。眼光は鋭く、いかなる悪をも飲み込みそうな強い意志がその奥には見え隠れしている。少しばかり同じ人種の匂いを感じさせられたが、今現在ラスベガスに降り立ち、ジャックに目を光らせているFBIの人間だとは少しも考えなかった。
大体あんな化け物と戦う事ができるFBIの人間がいるわけがない。FBIと言う機関ははもちろん普通の人間しかいない。
「大丈夫か?」
しかし、200メートルも投げ飛ばされた謎の人間の方から、身体を庇ってくれる優しい声をかけてくれた。
「お前の方こそ大丈夫か?さっきはかなり飛ばされていたぞ・・・。」
心配はするものの警戒を解くつもりはなく、犯人を撃ち殺そうとする瞬間と同じ鼓動が彼の胸には鳴り響いていた。その男は首に手を当て調子の悪そうな顔つきをしているが、
「な〜〜に・・・このぐらいたいした事ないさ!」
と半分やせ我慢しながら返答しているのが良く伝わって来る。しかし、その痛々しいいかにも人間らしい表情を見た時にジャックの腕からはやっと一つの緊張が外れ、太陽の熱を吸収し続ける拳銃の厚さを感じ始めていた。
「いや・・・デスバレーに行く途中ヒッチハイクをしたのはいいが、こんなところでプレズビーに遭うなんて思わなかったよ!しかも、そのプレズビーが狙っている者が・・・まさか、あんただとはな!ジャック!」
ジャックは商売上恨まれることが多々あるかもしれないが、プレズビーなんて化け物に恨まれる覚えはない。しかも、目の前にいる男も顔すら記憶にない男だった。勝手に名前を挙げられているが、まず始めにその内容を無視する事は出来なかった。ジャックは一時気を抜いた物の、再び拳銃を力強く握り締め、謎の胸元に銃口を向けながら話を始めるとした。
「俺の名前を何故知っている?」
「何故って・・・知っているから呼んだんだ。寂しいね〜〜。あんたのパン屋にいつもいる俺の事を忘れたなんて言わないでくれよ!まぁ、”負の門”の世界だからしかたがないか・・・俺はアルファ。ジョージ=アルファ=バーネットだ。Ms writerがシナリオには書かれていないあんたが何故”正の門”に存在しているのか気にしたのだから、監視役として俺の事をあんたの店の前に置いたが、旨いパンを作る以外に銃を持つ特技があるなんて、シナリオに書かれていないあんたの個性かもしれないな!”負の門”の世界では全ての人間があんたのパンのファンなんだぜ!」

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ああーっ、例のフレンチトーストのね。
上手く繋げるねぇっ。

2008/6/20(金) 午後 7:53 フク


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