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The rolling Jack11

(The rolling Jack11)
待合室は建物の裏側にあったが、中の通路からその待機室に行くと、既に10人ばかりの車好きが憧れの車と砂漠の一本道を駆け抜ける事を重い浮べながら目を輝かせて自分の名前が呼ばれるのを待っていた。その光景はどう表現したらよいか難しいが、もしも例えるのなら、
”注射を打たれたがっている子供達”
という表現が適しているのかもしれない
高額なレンタル料にも関わらず、そんな”痛み”も気にせず彼等は”夢の車に乗る”という忙しい毎日から介抱される治療方法に見を委ねるのだ。
その待合室は全面コンクリートで固められていて窓もない殺風景な造りになっていたが、部屋の端にはドリンクバーが設置されており、様々なソフトドリンクが自由に飲めるようになっている。天井には監視カメラ、至る所に大きな皮張りのソファが小さなテーブルを囲むように置かれ、向き合って座る者同士が自ら借りた車を自分の物の様に自慢仕合、誰もがその話しに華を咲かせていた。
ジャックもドリンクバーでエスプレッソを手にすると空いている席に腰を下ろした。その大きな体がソファが沈み込み、入れたばかりのエスプレッソを口に付けると早速目の前の中年がジャックに話し掛けてきた。
「俺はハマーを借りたんだ!昔軍にいた頃にはハマーに乗って何処までも駆け抜けたものだ!今じゃにょ女房も運転しやすいように日本製のエコカーに乗っているが、今回久しぶりの夫婦の旅でどうしてもあの若い頃の感覚を思い出したくなってこの店に来たわけだ。あの感覚を少しでも取り戻せたら俺はそれだけで満足さ。少しでも長生きするためには心の解放が必要なんだ!レナード=スキャナーズの”SWEET HOME ARABAMA”を聞きながら何処までも駆け抜ける!日本のエコカーでは体験できない快感が目の前に待っているんだ今日俺にとって
”夢の女を抱く”
ぐらい最高の日なのさ!おい!あんたはどんな車を借りたんだ?お前さんの”最高の女”を紹介しておくれよ!」
彼はジャックと同じくらいの年代の人間で横にも縦にもデカイ大きな体をしている。ラフな感じに着こなされた薄い緑のワイシャツと半ズボンという出で立ちで、胸元からは白い胸毛がはみ出し、腕にはいやらしさを感じさせない程度にタトゥーの模様がハッキリと見えているが、男らしく生えた腕の毛によって見え隠れしている。ジャックは目の前にいる男の全身をゆっくりと確認してその質問に答えた
「キャデラック・エルラルドだ!」
と、
ジャックが答えると、彼は目を大きく見開き両手を大きく広げて心の仲に貯める事が出来ないアメリカ人らしい感情表現を素直に表してきた。

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The rolling Jack10

(The rolling Jack10)

すると、壁のドアが開き一分も経たない内に素晴らしい車が登場して来た。レモン色のキャデラック・エルラルドだ。ジャックにとっては夢の様な車だ。彼はその曲線美を確かめる様に横からのエルラルドを眺め、矢の羽の様に不思議な形のポジションにテールランプがあるバックスタイルから、大きく回って車の顔であるフロント部分を眺め、少しばかり緩んだ顔でおかしなフレンチに軽く合図を送ると、ドアの取っ手に手を置き、優しくレバーを引き新車の様な皮の匂いに誘われて運転席に座ってみた。全てのメーターが綺麗に映し出されていて、ジャックの車の様に煙草のヤニが染み付いている様な箇所は一つも見つからない。バックミラーで自らの顔を映して見たり、木目で出来ているハンドルの滑らかさを確かめたり、子供の様に付いているボタンを手当たり次第に押してみたり、彼の頭はエルラルドでいっぱいになっていて、やたらと騒い目覚まし時計の様に止めても止めても鳴り響いてくるような勢いで話しているのにも関わらず、少し頭のおかしなフレンチの声なんて全く聞こえていなかった。
「ヘイ!カスタマー!・・・カスタマー」
「ジャックだ!」
エルラルドの前ではジャックという名前で呼んで欲しかったのか、妙な怒りがフレンチに投げられたので、2〜3分が経過した後に態度を変えたフレンチがジャックに向かって優しく問を投げかけた。
「ところで一日500ドルになるけれどいかがな物かしら?」
金の事を言われれば誰だって現実の世界にもどされてしまう。だが、ジャックは余程このエルラルドが気に入ったらしく、他のキャデラックを見せて欲しいとも言わず、
「これにするよ!」
と言って運転席を離れようとしなかった。しかし、入り口にいた二人の黒人が近づくと
「お客様のエルラルドを外に出さなければいけませんので、お客様は手続きの方をお願いします。」といわれ、渋々エルラルドを降りる事になった。
ジャックはカウンターで身分証とクレジットカードを差し出すと一枚の紙に必要事項記載し待合室で店の手続きを待つことにした。

The rolling Jack9

イメージ 1

ちなみに上の画は誰の画か解かりません!!凄く気に入って勝手に載せています!!ごめんなさ〜〜〜い
(The rolling Jack9)

ジャックは
「ついていなかったな」
というと、ゆっくりドアを開けて、目の前にあるレンタルカーショップへと歩いていった。

大きなガラス張りのこの店は外からも丸見えで、店内に飾られてある高級車は見せびらかすように並ばさられていた。
店前を通り抜けると車にも一目で解かるようにウィンドウの前には植木や看板など邪魔になるような物は一切おかれておらず、目に前を走っている車よりも展示されている車の方が遥かに存在感を漂わせている。エレノアにマスタング、真紅のフェラーリにカウンタックこれらの車がこの一帯の景色を支配していた。
それぞれ年代の古い車だが、現代の様にボディの強さからその他の細かい配慮まで全て計算されて作られた物とは違い、現代の車よりも遥かに自由であり、夢のある発想がこの子達を産んで来た。中に入るとまずは黒いスーツを身に纏った黒人の二人組みが出迎えてくれた。スーツのラインからはうっすらと筋肉の凹凸を想像させ、例えそのスーツが安物であろうと訪れた者には高級感を与えてくれるに違いない貴賓が溢れ出ていた。彼らは190センチ以上あるその長身をゆっくりと屈ませ、軽く会釈をすると、
「どうぞお好きなものをお選びください」
問いワンばかりの笑みを投げかけてきて、ジャックのことを快く迎える事を態度で示してくれた。しかし、ジャックは店の仲よりも先に、場違いな我の格好を見つめ直し
「俺はバカか・・・。」
と、自らの姿を呟いた。
しかし、奥にいた店員がジャックの姿に気が付くと、狭い歩幅で真っ直ぐにジャックの目の前に近づいて来た。腕に輝く時計からいとも簡単に店の繁盛振りを創造することが出来る。この店員は入り口にいる二人とは違いユーモラスな性格が顔と体ににじみ出ているフレンチで、一気に肩の似を降ろさせ、硬直したジャックの足を前に進めさせてくれた。彼はジャックの目の前に来ると突然手を大きく広げて
「ようこそマリリン・ヒップへ。ヘンテコな名前ですが我が前社長がマリリン=モンローのケツよりも舐めちゃいたくなるお尻の車を集めたいという願いからこの名前になっちゃったんです。私的にはマリリンのようなしっかりとしたお尻の方が好みなんですけれども、お客さんはどう思います?」
ジャックは呆気に取られていたが、その店員はマシンガンの様に話し始めた。
「多分、お客様もマリリンでマス掻いていた時代のお年頃だと思うので、この店はピッタリ!どんなお尻ちゃんが好きかしら?私、当てちゃっていい?お客様みたいなムッツリスケベには若い時に弾き切れなかったセクシーな色がピッタリ!レモン色に身を包んだお空のラインなんていかがかしら?そーよ!それがいいわ!ラスベガスの乾いたお空の下で貴方のレモン色がみんなの喉を潤すの!ソーーーーセクシー!考えただけでもぞくぞくしちゃうわ〜〜〜、皆さーーん、レモンちゃんを連れてきなさーい!」
ジャックは何も言う事も出来ない。
ラジオDJ顔負けのトークは今や店の高級車をも支配している。

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LAST scene

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(LAST scene)
「よく気が付いたな・・・。」
彼は寝ながら小さく言葉を吐いた。
「返すんだ・・・本当の世界を・・・ジャック・・・」
彼の頭からは血が滴り・・・その血がベッドの下に滴り始めると、ベッドの下からは青白い明かりが漏れてきた。
コールは頭を打ち抜かれたジャックの体を優しく抱き上げ、明かりが差し込む窓の側にそっとその屍を置くと、振り返りベッドの片側をゆっくりと持ち上げた。
隠されていた。ドアの隙間にはジャックの血が染み渡り、封印から解かれた最後の扉がその姿を顕にしていた。
「エレンを迎えに行くよ」
コールは優しくドアの取っ手に手を伸ばした。そこには羽を広げているコオロギが静かに休み、何事もなかったようにコールを見つめている。中から広がる明かりと共にそのドアが開かれる。
彼はゆっくりとその明かりの中に消えて行ったが、ここからのシナリオは書かないで置こう・・・彼の新しいシナリオが待っているから
今αbedは開かれたよ。
しかし、そこには幸せな世界が待っているとは限らない
そう、みんなが新しいシナリオを書き始めている。
誰が本当のwriterなのか
ALL IN ALL IS ALL WE ARE
みんなかけがえのない存在だから
誰か言ったのを覚えているが、君もかけがえのない存在なら,そこにはアルファベッドから解き放たれたシナリオがそこに生まれているに違いない。そのシナリオには優しいコオロギの鳴き声が止まっているはずだから。

わん子!!

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おつかれちゃん!!雨が酷い!!今日も一人寂しく部屋に・・・
実を言うと、今、本当にワン子飼おうと考えています!!

ゴールデンウィークには、仕事終わりに横浜関内の駅近くのペットショップにいってカワエエワン子を見てきました。
一時間も眺めてしまった。
本当に勢いで買おうとした。
今思えばかって置けばよかった
特にゴールデンの赤ちゃんに(ヨダレ^^)
また・・・遭いにイコ〜〜〜〜〜〜(はぁと)
本来なら実家のビッツ君を東京に連れてきたい所ですが・・・
さすがマンション内でゴールデンは飼えん・・・というか逆にかわいそうで
実家岩手の広い庭で遊んでいる方が動物にとっては幸せなんじゃよね〜〜〜〜
軽くビッツ自慢だが・・・
吠えない
噛まない
近所の子供達の人気者!デカイから!ほんとそこらへんんゴールデンの二倍はある!!
引っ張らない
毛並みワ最高!!
でかい鼻がかわええ!
ライオンみたい!!しかし、この顔、目付きでお分かりの通り、とっつ〜〜〜ても温厚な性格です!!
(俺に似て!・・・・)
三拍子そろってお利巧なワン子だけど、一つ・・・「大の水好き」で池とか見つけるとすぐに入ってしまうところがおばかさん、それで、戻ってこられなくなり・・・俺が助けた事が多々あり・・・でも〜〜そんな所もかわいんだよね〜〜
さ〜〜〜て、今日は冷蔵庫の残りでチンじゃオロースでも作りながらグリーンマイルでも見よっかナ〜〜〜
ううううxxxxっぅぅぅぅぅぅx
ワン子・・・マジで買おかな〜〜〜〜〜
何やっているかな〜〜〜ビッツ!
しかし、ホントにワン子はいいね!!
家族と一緒になるのがわかる!
メラニンさんは犬のためにお墓作ったりするほど熱狂的な犬信者ではないが
ワン子が家にいる事は例え家族が出来てもいいことだと思う!
いい動物じゃ!
あっグリーンマイル始まった!
これ小説で読んだ時ホントにスティーブン=キングは凄いと思った!
見よ〜〜〜〜っと

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