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HAROGEINE NO25

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この写真はフェニックスKANAさんからお借りしている写真です!!悪用厳禁!!
カナさんのブログはこちらから[http://blogs.yahoo.co.jp/se_ra_kana00]

(HAROGEINE NO25)

「お前と別れ俺の嫁さんになってからは笑顔が絶えないに決っているだろ・・・しかし、懐かしいな・・・あれから銃を持つ事自体疑問を持つようになり、俺は警官を辞めた。今ではよい出会いのきっかけになっていると感じている。おいっ!ジャック!久しぶりのハグと行きたい所だが見張られている事は確実だ・・・次回あった時にしよう」
そういうと、ペルッツェは直ぐに顔から笑顔を消し、先の厳格な顔を全面に出してきた。
「少し歩くか?」
彼らは通行量の多い目の前の道は歩き出した。ジャックはサングラスを掛け、黒い渕の中で同じ種類のゴキブリ達にアンテナを張り、あまり口を動かさないようにい話し始めた。
「驚いたよ・・・渦中の人物であるコール=トリクルの隣りにお前さんが住んでいるとは」
ペルッツェは前だけを見つめて答えた。
「もう彼等とは付き合い出して二年が経とうとしている。長話は出来ないから聞いてくれ、彼らは一度部屋で火事を起こしているのだ。宗教オタクである我が息子が話したゾロアスター教に感化されたジーナの悪ふざけで起きた事故だが、彼らの部屋だけが燃えた軽い事故となった。それから、部屋を工事している間の一週間ばかり、西海岸に旅行することにした彼等は予定とは異なって一ヶ月ほどで戻ってきた、コールは寝たきりになり、ジーナは別人の様に話さなくなり、大変な時期であったが、半年ばかり前にコールの意識が回復をし現在にいたるような経緯がある。
それから、この事件・・・もし何も手がかりがないとしたら、西海岸から始めなければいけない。しかも、デスバレーに彼女の生家があるらしく、その生家に行く事が旅行の目的だったらしい・・・ジャック!デスバレーに飛べ!!・・・何かが見つかるだろう。」
彼は軽く「ありがとう・・・ペルッツェ」というと体の向きを変え、ペルッツェとは逆方向に歩き出した。
ペルッツェは振り返りジャックの背中に祈りつづけた。コールとジーナの事全てを彼に託したのだから。
ジャックは教会に着くと・・・自らの目を疑った・・・愛車のキャデラックがない。
今まで一度足り友車をレッカーされたことがない彼は俺達を監視しているゴキブリ共の仕事だと思い回りを一通り見ると
「しばらく車は使わねぇ!!FUCK!!」
と言い、その場を後にした。
ジャック=ミルズ 西海岸の旅が始まる。

HAROGEINE NO24

(HAROGEINE NO24)
「二日前、突然特殊部隊の一団が部屋に駆け込んできた。明らかにコールの部屋がターゲットとされていたが、銃声が聞こえ、隊が私の部屋を離れる時、確かに私は見たのだ・・・ジーナの遺体を・・・彼等とは夕食を何度も共にしているが、犯罪者という事はまずないだろう。とても、感じのよいカップルである事は私の家族も理解している。いいか、その女性が死体となっている現場を見て、一番悲しんでいる人間が獄中にいるのにも関わらず、その事件がニュースにもならないのだぞ!お前ら警官は何をしているのだ!出て行ってくれ・・・。」
ジャックが振り向いた。
「だから、解決がしたいのだ!あれは全てFBIの仕業だ。決して俺達は絡んでいない。このままでは全てが謎のままでコールが開放されることはないのかもしれないのだぞ!
奴はこの前の怪事件にも関わっている。
ビリヤード場を戦場にした怪事件は何処のマスメディアでも中継をし、誰もが目撃したから知っているだろう、犯人が明かされないという事件を・・・」
ペルッツェはジャックが話をしている間足を止めていたが、その心の丈を聞いた後、振り返ろうともせず、何も言い返す事無く歩き出し、そのままドアを開け神の巣を抜け出していったのだ。
ジャックは走り出し、ペルッツェの後を追いかけていった。機敏なデブとはまさにジャックのことで犯人を追うような速さで翔けていったが、ドアを開けた瞬間そこには誰もいなかった。
目の前を車の列を通り、イエローキャブのクラクションが高々となる。神の部屋から人間界へと引きずりだされた悪魔はがっくりと肩を落とし、何の悪戯も出来ない気力のない悪魔となってしまった。やはり年なのだろうか短い時間走っただけでも息が切れる。ジャックが両膝に手を付け、自らの体力に情けなさを感じていると後ろから肩を叩く手が伸びてきた。
すると・・・ジャックがマルボロに火をつけながら、面倒な顔つきで話し始めた。
「おい!ペルッツェ・・・俺のお女将さんを間違って撃ったのはお前だぞ。まっ死んだ訳じゃないが・・・。どうだ、エルは元気にしているか?しかし、ここまでの演技を求めてくるとは・・・相当な監視体制の中に置かれいるのだな・・・。」
ジャックが振り向くと、ドアの影に隠れていたペルッツェおじさんが笑顔で立っている。

HAROGEINE NO23

(HAROGEINE NO23)
ジャックが検察車を先に行かせ署に戻らせると、彼が向かった先とは45番街にあるカトリック教会だった。マルボロを車の灰皿へと押し込み、レイバンのサングラスを掛けゆっくりと車を降りると、黒い戦車が動き出す。彼は教会の重いドアを片手で軽々と開け真紅の道を歩いていく、彼と一緒にバージンロードを歩きたい女性がいるわけがない。25メートルばかりの短い距離でさえサングラスの中は警戒の眼差しで周囲を見渡し、警官のオーラ丸出しだ。今日は平日なので誰もいない。高い位置に輝いているステンドグラスは長椅子に神の光を浴びせ、建物全体の古さが神聖な空間を感じさせてくれる。とても静かな教会だ・・・。しかし、バージンロードを歩いているジャックを見ると、神に喧嘩を売りに来た悪魔という絵図が描ける。
悪魔が膝を下ろし十字架へと貼り付けられたイエス=キリストに頭を下げると、掛けていたサングラスを外し手を合わせた。彼が祈りだしてから5分も経過すると、頭の後ろになにやら堅い物をそっと突きつけられていた。
「何故ここにいる。お前は祈る事を棄てたはずだ。」
ジャックは組んでいた指を静かに外した。すると、今まで数々の何事件を解決してきた警官のオーラは消え、体が一回り小さくなったのではないのかと勘違いするほど普通の男へと変身をしている。一気に力が抜けたのだろう肩の力が完全に凄みを失っている。目には見た事がない優しさが戻り、彼は十字架を見つめながら答えた。
「まだ、償えないことは解かっている。だが・・・今回はお前も関係している。以前の俺の行いを許して欲しいなどとは思っていない。俺だって後悔しているんだ。」
「事件解決に明け暮れるお前は妻であるエルを省みず、犯人を追ってばかりいた。寂しさからおかしくなった彼女をお前は正当防衛だといって撃ったんだ!私は寂しさに耐え、嘆き、悲しんでいるエルを忘れはしない。だから、私は今の家族を大切にするために警官を辞め、牧師へとなったのだ。あれから何年の歳月が経っていると思うのだ・・・今更お前の懺悔など聞きたくもない」
牧師がジャックの頭に突きつけていた物は十字架の先端だった。彼は手を震わせながらその十字架をジャックの頭から外すと、ゆっくりと振り返りバージンロードを戻り、足を運ばせながらペルッツェが話す。

HAROGEINE NO22

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(HAROGEINE NO22)
コールはデレクの言葉に反応せず、そのまま天井を見つめるだけであった。
彼はもう驚かない
ただ彼女を思う気持ちが溢れるだけだった。
「生きている君が普通の人間というのが、私にとって残念な話だがもうしばらくここにいてもらうよ。」
結局、デレクという科学者の他、部屋に入ってきたFBIの一人は黙ったままであったが、二人一緒に部屋から出て行きそのまま戻っては来なかった。
彼らはその階のエレベーターを下り重厚なドアに閉ざされた部屋に入っていくと、すぐ作業に取り掛かった
デレクはジーナの死体の側に足を運んだ。死後二日が経過しているにも関わらず顔の血色といい、間接の柔らかさといい、なんの変化も感じられない。今のところ彼女の体は90パーセント以上が電気的な体をしている事が明らかになっている。残りの10パーセントが水とタンパク質、それにポリイソプレンというゴムの成分で出来ている。人間が遺伝子によって各個人の情報を性格付けているのと同じ様に、電子的なデータ体中に巡らせることによって一つの個性を性格付けているのであろう。
この部屋には15名程のスタッフが個々に事件の解析を進めており、部屋の中心には冷凍されたリリー=ダルファの首が透明なガラスに保管されている。FBIの同僚が20名も行方不明にしている事件だけに全ての人間が緊迫した様子で仕事に取り掛かっている。周囲には常に監視カメラが回されており、各スタッフの細かな動きまで記録できるようになっている。
もう一人のFBI捜査官ピーター=エドモンドは事件の現場となったビリアード場の監視カメラとSWATが装備していた小型カメラを解析していたが、カメラにはノイズが映し出されるだけであった。しかし、収録されている音声の中でSWATの叫び声の他に人の声とは異なった波長を持つ音声が含まれていた。
「Ms writer これが、あなたのシナリオな訳がない・・・ これがあなたの尽くした姿なのか・・・・ Best OF You !!!!」
これが何を意味しているのかはわからないが、まずは二つの現場にいたコールの話と照らし合わせながら叫びの内容を考えてみる事にした。
「分裂か・・・私は何を話せばよいのか、何を話すべきなのかを考えるよりも、彼の思考と貴方の思考の相違を見つけ出したいと考えていた。しかし、君と彼はナカナカお似合いだったよ。彼とお似合いの君に聞きたい・・・何故彼は二度もこんな現場に遭遇するんだ。これは明らかに偶然と考えるのは不可能だ。」
ピーターは遠くにで作業するデレクに向かって話し掛けている

HAROGEINE NO21

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picture nishijima ichiro タイトル”りんご”
(HAROGEINE NO21)
俺はゾロアスター教の話と謎の白装束、ガリレオの話、何ヶ月か前の化け物の話もした。
ただ話ていないことがある、それが、
αbed
という言葉と、
door
の意味について
アルチェトリ村に墜ちた未確認飛行物体についてだ。
これだけは話をしてはいけないような気がしたからだ
デレクは「分裂」の話に興味を示し、その話をする頃には彼も横になりながら話をしてくれた。
「確かに科学者の立場で考えると”分裂”という事は大きな物事を生んでいく第一段階とされている。例えば、宇宙という物は”ビックバン”によってできたとされている。この”ビックバン”によって様々な星が誕生し空間が生まれ人間のような生命体が誕生した。一つの物を”分裂”する事で様々な物を誕生させる事ができる事は確かな事かもしれないな。地球一つの星を見ても固体(Solid)液体(Liquid)気体(Gaseous)という分裂された物が新しい生命体を生むのであり、進化という仮定の前では・・・鳥は鳥として生き、魚は魚として生き、猿は人間として生きるという”分裂”があったからこそ、今の我々がいる。
分裂という物が新しい物事を生むと考えている科学者は今の時代は少なくないだろう。」
今のコールには”分裂”という響きが重く心にのしかかる。ジーナから聞いたありのままの言葉をデレクに伝えただけなのに、今の精神状態で”分裂”という言葉を事細かく説明されても彼自身に理解することは不可能である。むしろジーナとランディとの別れを”分裂”という言葉に置き換えられているようで憤りすら覚える説明を聞いた気がした。
しかし、一旦冷静になり心の中に浮かんでくる事といえばジーナのことばかりである。何故こんなにも虚しい気持ちが滝の様に溢れ出てくるのかが解からない。しかも、こんな気持ちの中にいる人間に対してか”解決”しか求めてこない科学者の心無い対応に疑問を感じてきた。
「デレク・・・私は科学者であるあなたの見解を聞いてみたい・・・貴方は神を信じますか?」
デレクは眉間に皺を寄せながら10分間黙って天井の白壁を見つめていた。YESかNOだけでの答えだけではなく科学者という立場から真剣に考える事はわかったが・・・。
しかし、返ってきた答えといえば
「NO」
という返事であった。
「信じたい・・・だが、科学者である以上信じてはいけないのだ。偶像的な考えに支配されたら目で見て触れる事が出来る実際の物の見方が研ぎ澄まされなくなっていくからな。それでも、私は試行錯誤様々な物事を解明するために何度も神に救いを求めた事がある。人は神の様に形のないものに心の寄り所を求める生き物であることは確かな事である。しかし、それと同じ用に大切なことがある。それは”けなし・否定する”生き物でもあるということである。全ての人間が賛同しあっていたのでは解決の糸口すら見出す事が出来ないだろうし、神の祈りも生まれない。つまり成長する事が出来なくなるのだと思う。人は神だけでは生きてはいけないのだ。それが新しい物事を生み出すのであるから・・・何事でもバランスが必要であり、それをコントロールする事が大切だ。君は”神と悪のバランス”をなんと言うのか知っているか?」
コールは答えなかった
「それが性格だと私は思う。その性格に引き合った同士が愛を生む。悪も大切は役割をしているとはおもわないか?
神と悪を信じますか?
と聞かれたら私は
YES
と答えたであろう。」
デレクは一呼吸置いてから彼の話した核の部分を顕にして来た。
「君は彼女とあのベットが地球上の物ではいと知っていたカナ??」

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