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昨日書庫で資料を探していたら、たまたま漫画の本が入った箱がいくつか見つかった。
その中に新田たつおの漫画がたくさんあった。
これは未確認なので、怪しいのだが、新田たつおは河内生れで、高校が奈良の学校だったと聞いた。
初期作品の中に出てくる学校の先生はその学校の先生がモデルだと聞いたが、そのモデルになったと
おぼしきその学校の先生を見たことがある。
で、最初期の「台所の鬼」から今もやっている「静かなるドン」まで、色んなものが入っていた。
彼の70〜80年代はSFや他の漫画をパロディにした手法を多く使った、SFスラプスティクとでもいうべき
ものが多かった。
この頃の代表作は多分「怪人アッカーマン」だろう。タイトルからパロディである。
他にも地球防衛軍はまけないみたいなSFパロディも秀逸であった。
多分「爆風スマイル」の路線から、山口組の伝説的人物ボンノに名をかりた、「こちら凡人組」が
出てきたのだろうと推測する。
このニューウェイブやくざ漫画が現在までの彼のカラーを決定したといえよう。
これも究極的にはその時に話題になったものをうまくスラプスティックしたパロディの一手法だと
思うのであるが、ネタの料理方法が見事である。しかもストーリー性をしっかり持たせて、単に
人気があるので、続かせているという訳でもなさそうだ。
たださすがに「静かなるドン」の静也と秋野のひっぱりまわしはちょっとしんどくなってきたが、
それでもチャイナ・マフィアとの抗争からアメリカ・マフィアの抗争、裏に隠れるロシア・マフィア
それの表面化とつづく当りは、よく読むとしっかり伏線が張ってあり、ストーリーに連関がある。
まあ古くからの彼の読者としては静かなるドンも信長シリーズの変形といえなくもない。
もう一度、でも「怪人アッカーマン」みたいなキャラ落ちを読んでみたいとも思う。
今なら上手く「スターウォーズサーガ」とか「ハウルの動く城」などをパロディにしてくれるのでは
と思ってしまうのだが。
私的には脱線の多さとパロディの秀逸さで、「満点ジャック」というのがお気に入りですが。
中にあの偏愛的傑作「わがいとしの阪神タイガース」とその続編を含んでいますね。
と書庫で資料探しの際に脱線した折、思ったこと。
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怪人アッカーマン大好きです。
今回その記事を書きました。
よかったら覗いてきださい。
2013/2/10(日) 午後 4:58 [ ふじまる ]