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渋谷で「この自由な世界で」を見ました。
監督はケン・ローチ、脚本はポール・ラヴァティ。
ロンドンを舞台に、移民相手の職業紹介ビジネスをする女性、アンジーを軸に「この自由な世界」を描く。
上司のセクハラで会社を首になるシーンは、余りにステレオタイプでオヤオヤと思いましたが、シングルマザーとして逞しく状況を切り開いていく?(もがいているように見えます)姿には感心しました。
週刊文春のシネマチャートで中野翠さんが「女優は巧く演出も確かだがヒロインの人物像が資本主義批判のための駒のようで、もう一つ本当らしさが感じられず」としていました。
まあ、社会問題を描くにはこのような脚本で良いのではないでしょうか。本当らしさとは何でしょう。
最近の日本映画では味わえないテイストです。
昔、ロンドンに行った時に、道端で犬と一緒に物乞いしている青年を見かけて驚き、困惑しました。
それは日本では余り見かけなかったためです。今は…
映画でも、豊かな国を夢見てロンドンに渡る移民の姿が描かれていますが、残酷な現実です。
新自由主義の方は、昔から貧困はあったというのですかね。国境を越える資本主義は人間を幸福にしないと思います。
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