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ふるふるです。

50代、医師です。「新型インフルエンザから家族を守ろう」というサイトを運営していて、ここはそのブログ版です。

基礎知識と対策を、信頼性の高い情報に基づいて、実践的にわかりやすくまとめています。

●20世紀に3回発生した新型インフルでは、数千万人の被害者が出ました。予測される災害に、今することは何? 備蓄? ワクチン? 違います。

●一番大切なのは、知り、自分で考え、人と相談することです。

●ご意見お待ちします。

国際貢献への呼びかけ

 新型インフルエンザは、日本だけではなく、世界中に一斉に危機が訪れます。しかし、準備のできる先進国はいい方で、余裕のない途上国の被害は甚大なものとなるでしょう。社会を担う働き盛りの人が次々と倒れ、多くの孤児が残され、生産性は低下して貧困は悪化し、その後長期に渡り社会も経済も停滞するでしょう。そしてパンデミック後の世界的不況で、さらに体力を奪われるでしょう。

 インドネシアは「先進国は儲けた上に自分たちの身しか守らない。途上国は奪われるだけだ」と怒ってウイルスの提供を拒んでいました。自分がインドネシア人だと思って世界を眺めてみると、もっともだなあと思います。
 日本は先進国で、お金も技術もあります。世界のために、日本ができることがあると思います。たとえば…

 ○先進国で分担し、途上国の分のタミフルとプレパンデミックワクチンを備蓄
 ○国際的初期封じ込め用の拠点建設(米国はタイに鳥インフル対策用品備蓄センターを設立、直近情報3月26日より)
 ○鳥インフルエンザに感染した鶏の殺処分時の、鶏の補償金への資金援助
 ○バングラデシュなど、監視体制ができていない国へのシステム構築・啓蒙促進のための援助
 ○米国とカナダは、パンデミックワクチンの自国分を生産終了後、フル生産で作り続けて途上国へ送るでしょう。日本も、できるはずです。
 ○長期的には、貧困・格差の是正

 これくらいは、できるんじゃないかしら。

 「国内の対策がまだなのに海外の事なんて…」と思う方もいるでしょう。でも、自分だけ助かればいい、ってわけに行かないんです、新型インフルエンザは。できるだけたくさんの人が助かることが、自分や家族を守ることにもなるんです。

 首相や議員、政党等にメールを書く時、ひと言付け加えてみませんか。


追記(5月4日)
勤務医さんのブログ(下記トラバ)によると、民間では既にやってるとこがあります。
新潟大:インフルエンザ調査、空白地帯のミャンマーを支援(新潟毎日)
ミャンマーのインフルエンザ研究拠点形成プロジェクト 新潟大学分子細胞病理学の内藤眞教授のお力です。
ちなみに、新潟大では公衆衛生学の鈴木宏教授も、鳥インフルの研究を進めています。


サイト版 『新型インフルエンザから家族を守ろう』はこちら。
基礎知識と対策。正確で役に立つ情報をわかりやすく

最近の新聞の報道

 1月23日の日経朝刊で、二面見開きで特集が組まれました。


 海外の取り組みを詳しく紹介しながら、日本の対策の遅れを指摘しています。
 トヨタや松下など海外進出企業の51%が、マニュアルを作るなど何らかの対策を立てているそうです。しかし、薬の備蓄など、踏み込んだ対策を立てているところはまだ少数派とのこと。
 ましてJRなどの運輸や製薬会社などの国内企業は、マニュアルもないところがほとんどだといいます。
 「外資系企業と比べて日本企業は危機意識が希薄だ」と指摘されていましたが、こうして目にすると、ちょっと何とかしてほしい…
 行政だけでなく、企業への問い合わせや要望も、必要かもしれません。

 また、2月6日の読売新聞に社説が載っていました。
 内容は特記すべき事はありませんでしたが、少しずつでも世論の高まりを期待します。

 1月17日医学系週刊新聞『メディカル・トリビューン』にも、二面見開きで記事が載っていました。
http://www.geocities.jp/influ3/image/data/200801medicaltribune.jpg

参考:[神奈川県立図書館『トピックスのとびら』28号(pdf)]
 これを見ると、他にも最近あちこちで書かれているようです。

追記:下記のトラックバック『新型インフルエンザ情報に”楽”や”食”のニュアンスも』で、tabibito12さんが「”楽”の報道」があってもいいんじゃないかと言っています。全くその通りだと思います。


サイト版 『新型インフルエンザから家族を守ろう』はこちら。
基礎知識と対策、流行時の対処ほか

開く トラックバック(1)

 2月3日の日経朝刊によると、欧州で季節性インフルエンザウイルスの最高70%にタミフル耐性が認められたそうです。

 H5N1型ウイルスは、ヒトの体の中で耐性を持った季節性インフルエンザウイルスと混ざり合うことによって、耐性を獲得します。すなわちこれは、切り札の一つとして各国が備蓄を進めているタミフルが、パンデミック時に効きにくいということを意味します。

 かつて日本では、タミフルが安易に大量使用されたので(一時は世界の消費量の6割)、耐性ウイルスが増えるなら日本からと思っていましたので、ちょっと意外でした。突然変異によるものらしいです。

 日本では、まだ耐性ウイルスの報告は少ないですが、欧州でこれだけ拡がっているなら、日本でも増えるのは時間の問題でしょう。
 対策としては、
  ①現在数種類が臨床試験段階にある新薬開発のスピードアップ
  ②プレパンデミックワクチンの備蓄量の積み増し
  ③パンデミックワクチンを短期間で製造できるシステムの構築
等が考えられます。

関連記事
 gooニュース畑
 東京新聞

2月28日追記
横浜でも耐性ウイルス →朝日新聞

サイト版 『新型インフルエンザから家族を守ろう』はこちら。
基礎知識と対策、流行時の対処ほか
新型インフルエンザをテーマにした映画が、来年1月公開されるそうです。
より多くの人に関心を持ってもらえるのはいいけど、一年後にはさらに状況が悪くなっているのでは…



サイト版 『新型インフルエンザから家族を守ろう』はこちら。
基礎知識と対策、流行時の対処ほか

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