流浪の旅

御無沙汰してます。元気ですよー。(2013.3.23記)

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韓国の旅(10)

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(写真1) 水原 八達門(南門)
(写真2)   西将門(西南春門)
(写真3)   華虹門
(写真4)   東砲楼
(写真5)   華西門
(写真6)   東将台
(写真7)   教会


●6日目(1月4日)、全州から列車ムグンファ号で水原(スウォン)へ。


ムグンファ号はセマウル号の次に早い列車で、セマウル号が特急だとするとムグンファ号は準特急に当たる。

セマウルとは、新しい村の意で、朴正煕(パク・ジョンヒ)元大統領が推進したセマウル運動によるものだそうである。
これに対しムグンファとは韓国の国花、無窮花(ムクゲ)のことである。

社内放送は韓国語、英語、日本語、中国語と外国人への配慮が行き届いている。
座席は2+2列とゆったりしている。

コインロッカーに荷物を預け、駅前のインフォメーションで観光案内を聞く。
電光掲示板に今日の気温予報が出ている。
1〜−6℃。今日も寒いぞ。

水原は200年前の李朝の城壁がしっかり残った城下町であり、華城は世界文化遺産に指定されている。
バスで八達門まで行き、そこから城壁に沿って歩く。

最初、急な階段を上るが、地面が凍っているため滑って危ない。
上りはまだしも、下りは危険な状況である。

西華門、蒼竜門の形が面白い。
石垣の城壁を歩いていると、ミニチュアの万里の長城にも見える。

途中のレストランでカルビを食べる。
水原は骨付きカルビで有名な土地なのである。

さらに華虹門などを見て、八達門まで戻り、適当なバスに乗るが、これが駅とは別の方角に行ってしまう。
終点で降りて、別のバスに乗って何とか鉄道駅まで戻ることができた。

ノンフィクションライター沢木耕太郎は本「深夜特急」のなかで、新しい土地にきたらまず適当にバスに乗って終点まで行ってみるという。
それを繰り返すことで、土地勘を養うという。
沢木耕太郎に少し近づけたような気がした。

地下鉄で1時間かけてソウルの中心街に戻り、初日に空港で紹介されたもうひとつのホテルにチェックインする。

ホテルのボーイに「アルバイト」をしないかと誘われるが、断る。
何のアルバイトだったんだろう。もう少し内容を聞いてから断ればよかったと後悔する。気になってしょうがない。

明洞(ミョンドン)のあたりを歩いていると、売春の斡旋、大麻の売人から声が掛かる。

面白いのが、「とこや」というのが女郎屋の機能を果たしている(意味している)ことである。
昔の日本のようだ。
もしかすると、日帝時代の名残なのかもしれない。

しつこい誘いを逃れるためもあって、目に付いた冷麺屋に入る。
このころになると、韓国ではビールを「メッチュ」ということがわかり、「メッチュ」とビビンネンメン(冷麺)をたのむ。

コンビニで眞露(ジンロ)、カレーのレトルトパック、おにぎりなどを買う。
ホテルで眞露を飲むが、少し甘くあまりおいしくない。



■コラム 食事(7)

何を頼んでもキムチが出てくるのが嬉しい。
キムチのバリエーションの多さは、ここに来てみなければ分からない。

水原(スウォン)で食べたカルビ定食に付いていたキムチ、これはむしろ塩辛といっても良いような代物であったが、辛すぎて食べられないものであった。
バンコクのグリーンカレー以来、辛さで食べられなかったのは2度目である。


カルビも美味しい。
私の行った店ではテーブルにて炭火で、浅いV字型の波打った鉄板で焼いた。
店のお姉さんが肉を一口大に切り分けてくれた。


韓定食というのが圧巻で、慶州で食べたのだが、15皿も並べられて、4人のテーブルでも1人前で占領してしまうというありさま。
このうちの半分ほどがキムチと分類してもよさそうなもので、残りの半分のうち半分は唐辛子を使った料理で、残りが辛くないものという按配であった。

これが約1000円。

韓定食を頼まなくとも1000円程度の料理を頼むと、やはり10以上の皿が並ぶことがあった。
                                          (つづく)

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