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(ここには食欲を著しく損なう記載があります。食後にお読み頂くのが無難です。) 出国審査を終え、飛行機に乗り込んだ。 深夜1時30分カトマンズ発、10時46分関空着。 機内で眠ったせいか、体調はかなり回復していた。 関空で、念のため検疫所に下痢になった旨を申告した。 初めての経験である。 するとなにやら検査キットのようなものを渡された。 封を破ると、ストロー状のチューブに小さなスプーンのようなものが付いていた。 このチューブを肛門に差し込んで、チューブの中から極小スプーンで腸の内壁をひっかくのである。 ひぇー。 怖いことだが、その通り行って、検体を検疫所に提出した。 後日、「陰性」との検査結果が自宅に郵送されて来た。 ●旅を終えて これほど肉体を痛めつけた旅は初めてだった。 高山病事件、ヒルの大群に襲われた事件、下痢事件。 しばらく、思い出すのもおぞましく、この旅の記憶は封印してきた。 しかし、このブログに掲載することを目的に、思い出してみた。 すると、素晴らしい光景が思い出されるではないか。 サガルマータ(エベレスト)とそれを囲む美しい山々。 ポカラから見た、マチャプチャレとそれを囲む美しい山々。 エキゾチックなカトマンズの街。 そして、それら全てが貴重な体験であったことを思い知らされる。 不思議なことに、数枚しか写真に残せていないサガルマータ(エベレスト)の姿は、他の何よりも、私の中ではっきりとした記憶に残っているのである。 しかし、幻だったようにも思えるのだ。
(終わり) |
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2008年02月22日
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