流浪の旅

御無沙汰してます。元気ですよー。(2013.3.23記)

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上野の鰻

ご存じのように(?)私は辛い料理だけでなく落語が好きです。

もし生まれ変わったら、落語家になりたいとさえ思ってます。

そして、落語家になるのであれば名前(芸名)を辛笑亭唐久(しんしょうていからく)と付けたいと思っていました。

「唐」は唐辛子から取っています。

辛口だけど笑える、そんな落語家のイメージです。



先日、寄席のルーツに関する本を読んでいたら意外な事実を知りました。

「寛永十年六月下谷稲荷社境内において噺の会が初めて有料で開催された・・」

寛永十年は西暦1633年で、下谷稲荷は現在も上野にある下谷神社(したやじんじゃ)のことです。

そして初めて有料の噺の会を催したのが
山生亭花落(さんしょうていからく)という落語家さんだったということです。



なんという奇遇でしょう、
私が考えたのが 辛笑亭唐久(しんしょうていからく)
会を開いたのが 山生亭花落(さんしょうていからく)
だというのですから。

山生亭花落という名前は「山椒は小粒でぴりりと辛い」をもじったものだそうで、
やはり辛さに関係しているのでした。



ところで、山椒といえば鰻ですね。

上野の下谷神社から700mくらいの所に、伊豆栄・本店という鰻屋さんがあります。

創業について、享保元年(1716年)、享保15年(1730年)、明和2年(1765年)など諸説があるようですが、
いずれにしても大変歴史のある老舗であります。

イメージ 1

歴史を感じさせる重厚な建物。

さすがに有名店だけあって順番待ちする客が多く、20分ほど待たされてテーブルに着きました。


メニューはうな重、うな丼、蒲焼きなど。

うな重(松) をお願いしてみました。

イメージ 2

愛知県三河一色産の活鰻だそうです。

普段よく食べている激安鰻と比べて明らかに違うのが、タレが薄味で、肉厚が厚く柔らかいことです。

薄味に物足りなさを感じないでもありませんが、素材の良さを生かすための味付けなのでしょう。

山椒をサッサとかけて頂くと何とも爽やかな香りが鼻腔をくすぐります。

ああ、おいしかった。



私はすぐに帰ってしまいましたが、
この後、上野にある鈴本演芸場や上野広小路亭などで
落語を聞いて帰るのが真の粋人でしょうか。



最後に一言。さんしょうってからいのね(山生亭花落)・・・

おあとがよろしいようで。

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