流浪の旅

御無沙汰してます。元気ですよー。(2013.3.23記)

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韓国の旅(9)

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(写真1) 全州 街
(写真2)   街
(写真3)   街
(写真4)   街
(写真5)   古墳
(写真6)   梧木台から街を見る
(写真7)   チマチョゴリ


■コラム 食事(6)

ピビンバを3度ほど食べた。
大きく分けて石焼の全州式と、石焼きでないただの混ぜご飯タイプの普州式の2種に大別される。

安いところだと300円位から食べられる。
尤も吉野家が牛丼290円(当時)の時代だから驚くにはあたらないかもしれないが、普通の食堂に行けば、メニューの大半は300円程度であり、やはり安いといっても良いだろう。


■コラム ホテル

ソウルでは便利さを最優先して普通のビジネスホテルに泊まった。
価格、広さ、システムなど日本と同じといってよい。
ボーイにアルバイトを誘われたことだけ記憶に残っている。

釜山、慶州、全州ではいずれもオンドル式(床暖房)の部屋で感激した。
いずれもドアを入ると靴を脱ぐようになっており、エアコンを入れずとも十分暖かい。

エアコンの音がない分落ち着ける。
全州で泊まった部屋は障子の戸があり日本家屋にも通じるものがあった。

いずれもダブルベッドで部屋も十分に広く3000〜6000円は安い。
ただいずれのホテル・旅館も食事は付いていなかった。


韓国のホテル・旅館は温泉マークで示されており、日本人の持っているイメージからついつい入るのをためらってしまうが、一流ホテル以外はすべてこのマークが付いているのだから入らないわけには行かない。
これとは別に、本当の連れ込み旅館もちゃんとあるようだ。


■コラム 物価

日本の半分くらいの物価であろうか。
初任給も10万円くらい(当時)ということである。

極端に安いのが電車・バス・地下鉄・タクシーなどの乗り物である。
地下鉄、バスが60円と日本の1/4〜1/3、タクシーの初乗りが130円と日本の1/5にもなる。

自動販売機のカップコーヒー30円(日本の1/3〜1/2)というのもあり、これは感激した。
ただし量もそれなりに少なかったが。

最終日に出会った朴さんの話では、ガソリンは日本の1.3倍、携帯電話は5万円ほどで日本ではタダのものもあるのに比べると劇高だそうである。
                                          (つづく)

韓国の旅(8)

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●5日目(1月3日)全州へ。

(写真1) 全州 慶基殿
(写真2)   梧木台
(写真3)   全州観光ホテル(障子戸がある 写真中央)
(写真4)   慶基殿
(写真5)   民家
(写真6)   民家


今日は全州(チョンジュ)に向う。
鉄道では時間が掛かるためバスになるのであるが、直通バスは無く、大邱(テグ)か大田(テジョン)を経由する必要があるようだ。

少し腹具合が悪いこともあり、さらに細切れに、大邱と大田を両方経由してゆっくり行くこととする。
大邱は1988年オリンピックで開発された都市であり、大田は1993年の万博で変貌を遂げた都市である。

慶州から6時間掛けて、ようやく全州の高速バスターミナルに到着する。
街中心に位置するホテルまでタクシーを使う。

タクシーは初乗り130円、2.15km毎に10円であり、日本の1/5という安さである。

タクシーにも2種有り、通常のタクシー以外に優良タクシーというのがあるらしい。
これは3倍ほどの値段であり、運転の信頼感が高いという程度の違いのようである。
タクシーのグリーン車というのが私の解釈。

ここのホテルもオンドル(床暖房)であった。
8〜10帖位の広さにWベッド、バスタブこそ無いが広いシャワールーム。
これで2700円というのはコストパフォーマンスが高い。

全州は百済の都であったことがあり、また李氏朝鮮初代王の出身地だそうである。
インフォメーションで李氏のこと、朝鮮半島の歴史、「本貫」のことなどを教えてもらう。

全州は韓国式の古い家がたくさん残っており、住人にそれを保護する義務を課しているのだそうである。

しかし私が見た限りでは崩壊しかけている家や、現代の素材(トタン、プラスチック、今風のレンガ)で補修された跡も少なくなく徹底されていない。

高台から見ると家の屋根に恐らくキムチを漬けているのであろう甕がたくさん並んでおり、韓国らしい景色となっていた。

昼食はピビンバである。
当然、全州式ピビンバであるが、ここでは韓定食風に全部で14品ものおかずがテーブルの上に並べられ、4人がけのテーブルがいっぱいである。
これで800円とまたまたコストパフフォーマンスが高い。

夕食はもっと庶民的な店でピビンバを注文する。
ここは普州式なのだろう石焼ではなく、食器もプラスチックの簡便なものであった。

ここでも「ビール」が通じず、それどころか言葉も全く通じず、「イルボン(日本)、イルボン」と大騒ぎになり、何とかビールの意味を理解しようとしてくれたが、結局分からずピビンバだけとなった。

とはいってもおかずが5品付いてきた。
味は美味しく、店の人の感じも非常に良く、価格も300円と安い。

全州は観光の面では整備されていないが、とにかく物価が安く快適な土地である。
次韓国に来るときはここを起点にしたい。
                                          (つづく)

韓国の旅(7)

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(写真1) 慶州 仏国寺の門
(写真2)   仏国寺の紫霞門
(写真3)   仏国寺の屋根裏
(写真4)   仏国寺のベランダ
(写真5)   仏国寺のノッカー
(写真6)   仏国寺の階段と門
(写真7)   仏国寺の屋根
(写真8)   仏国寺の回廊
(写真9)   仏国寺の壁
(写真10)   仏国寺の鐘


■コラム 食事(4)

韓国では、食べ物の器は持たないのが正式のようである。
そして、ご飯(米)はスプーンで食べるのである。

一応これは守ったが、これではスープを最後まで飲めないのである。
地元の人間がどうしているのか、注目していたが良く分からなかった。


ちょっと面白いと思ったのが、それほど辛くない大ぶりの青い唐辛子(?)が時々出てくるのであるが、これを手で持って生で丸かじりするのである。
口の中を初期化する働きをするようである。                                 



■コラム 新聞

新聞の種類は多く、いわゆるスポーツ紙もある。
10年前済州島に行ったころは漢字とハングルがミックスされていたが、今回見た新聞ではほとんどがハングルになっていた。
そんな中で、人名だけが漢字で残っており、写真と人名のみで記事の内容を類推するよりしょうがない感じであった。



■コラム 食事(5)

食材で注目されたのが、エイ、蛇の頭、豚、昆虫。
釜山でエイ、蛇、豚の頭が店頭に並んでいるのを見た。

昆虫は、名前はわからないのであるのだが、5mmくらいのワラジムシのようなやつが佃煮のような感じで、都会のソウルでも良く売られている(後で調べるとこれは蚕の蛹だということである。名前をポンテギという)。

昆虫食といえば、オーストラリアのアボリジニ人はウィッチティ・グラブという蛾の幼虫を食べるし、日本でもイナゴ、蜂の子を食べる。

エイは、味が無くそれほどおいしいものではないらしい。


慶州でパン屋に行ったが、さすがにパンの種類は少ないものの、日本と同じように柔らかめのパンが主流であった。



■コラム TV

年末年始にかけてTVを見て感じたことである。

バラエティー番組が非常に多い。
特に若い俳優がでてきて、ドラマのNGシーンを紹介したり、少し歌を披露したりというそういう番組が目に付いた。

これに比べニュース番組が少ない。
あっても国内ニュースがほとんどで、日本で相当の時間を割いて報道しているアフガニスタン情勢(当時)などほとんど報道されていなかった。
                                          (つづく)

韓国の旅(6)

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(写真1) 慶州 石窟庵入り口
(写真2)   石窟庵から下界を見る
(写真3)   石窟庵
(写真4)   石窟庵の坊主
(写真5)   石窟庵
(写真6)   石窟庵の記念瓦
(写真7)   石窟庵の鐘


■コラム 食事(3)

日本でも食べられるウドンが「UDON」として定着していた。
釜山で食べたウドンは細く、そうめんと日本のウドンの中間くらいであった。
味付は、昆布、鰹節で出汁をとっており日本と同じである。


ウドン以外にも海苔巻き、おでんが完全に定着していた。
海苔巻きは路上でも売られている。
立ち食いおでんやが街中にあり、あらかじめくしに刺されて煮込まれたものを路行く人がふらりと立ち寄り食べたいだけ食べて、くしの数に応じて支払うという日本以上に気楽に食べられる環境が整っていた。

ここまでではないにしても、てんぷら、カツ(とんかつなど)、すし、刺身など食べられる店も多かった。



■コラム 酒

ビールと眞露(焼酎)を飲んだ。
ビールはCBラガー、HITEがメジャーでこれ以外にも輸入ビールが手に入る。
サッポロビールも売られていた。

韓国産ビールは酒屋で350mL缶150円、食堂で500mL400円程度。
これに対して25度もある眞露(じんろ)は酒屋で350mL瓶約105円と激安である。

個人的にはあまり美味しく感じられない。
甘いのである。
屋台ではもっぱらこの眞露が飲まれている。



■コラム 交通手段

安いこともあり、交通手段で困ることもない。
手軽にタクシーに乗れる。
2度タクシーに乗ったが、ぼったくられることもなく快適であった。

鉄道とバスでは圧倒的にバスのほうが路線、本数とも多く便利である。
高速バスならば、もっとも速い(当時)列車であるセマウル号と同じか、少し速く目的地に到達できる。
同じ路線でもバスには2種類あり車体のボロイやつと立派なやつがあり、それで値段が1.5倍ほど違う。


■コラム コンビニ

日本ではお世話になっているコンビニであるが、海外では避けるようにしている。
コンビニがあるだけで街の風景が画一化されてしまうため、あまり好きではないのである。

コンビニ以外にもマクドナルドやケンタッキーフライドチキンなども、景観を損なっていると考えている。(旅行者の勝手な意見である)

ところが、韓国では違和感を感じなかった。
韓国の街のつくりが日本と変わらないためだと思われる。

コンビにではハンバーガーなどと並んでおにぎりや海苔巻きなども売られており、ますます日本そっくりである。
ただしカルビ弁当などの弁当類は一切ない。

日本と違っているのは、たいがいのコンビニにはテーブルが備えられており、買ったカップめんを、その場で食べられるようになっていることだ。
お客は弁当よりカップめんをコンビニに求めたということか。


■コラム さむい

釜山で滋賀県大津、ソウルで新潟県長岡市とほぼ同じ緯度にもかかわらず、気温は韓国のほうがはるかに低い。
ソウルと東京の1月の平均気温は7度も違っている。

(仏国寺の写真は次回紹介予定)
                                          (つづく)

韓国の旅(5)

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(写真1) 慶州 ホテル(パークホテル)
(写真2)   慶州駅
(写真3)   街
(写真4)   街
(写真5)   街
(写真6)   古墳


●4日目(1月2日)、ホテルでもらった釜山案内図を頼りに、地下鉄で2つ隣のトンネというところにあるはずの高速バスターミナルを探すが、見当たらない。

バスターミナルがあるはずのデパートの中に入ると、不審者と思われ注意される。

その人に聞くと、どうやらノポドンというところにバスターミナルは移動したらしい。
ここでもそうだが韓国は工事が多く、開発が急なのが分かる。

地下鉄終着駅のノポドンから、慶州(キョンジュ)までバスで移動する。

慶州バスターミナルを降りると、ホテルとタクシーの勧誘がある。
勧誘は、空港以外ではここだけであった。

この「勧誘」のしつこさを文明度に反比例するとしたら、韓国の文明度は非常に高く、日本以上といえる。
バスターミナル近くのホテルで荷を解く。

このホテルもオンドルであり、床温度が高い。
オンドル式のホテルの場合土足厳禁で、入り口で靴を脱ぐ必要がある。
前日のトンネ温泉の宿で学んだことだ。

バス停で待つ人から、仏国寺(プルグクサ)行きのバス停を教えてもらう。
ここでは日本語も英語も通じない。

バス停から仏国寺まで25分。
仏国寺で乗り換え、さらに石窟庵(ソックラム)まで約15分。

石窟庵には東洋一美しいといわれる石仏坐像が、ガラスに囲われライトアップされていた。

外に出ると、寒気がやってきたのだろう急激に気温が下がる。
しかも強烈な風でじっとしているのが耐えられない。
手持ちの寒暖計で−5℃を示しているが、体感的にはもっと寒い。

仏国寺までバスで戻る。
仏国寺は535年創建の韓国一大きい寺である。

日本に当てはめると奈良の東大寺に相当するのではないか。
ちなみに東大寺はこれより新しく750年頃大仏殿と大仏が作られた。

石窟庵・仏国寺は世界文化遺産に認定されている。

帰りのバスが、牛2頭を屋根無しで乗せた小型トラックとすれ違う、牛は寒さと恐怖で固まっているように見えた。

慶州は新羅(シーラ)の都であり、古墳の町でもある。
古墳は円墳であり、いくつかが並んでいると圧巻である。
非常にきれいに手入れされている。

寒さが厳しい。
頭がしびれる。
帽子が必要である。

避難するように、レストランに入る。
テーブルと座敷のある店で、アットホームな感じである。

ここで韓定食を注文する。
これが15品もある豪華なものであった。
4人用のテーブルを一人で占有する。

寒いところから暖かいところに入ったためか、クラクラして倒れそうになるがビールで何とか気を保つ。
豪華な食事にすっかり満足し、体も温まった。

パン屋でパンを、コンビニでジュースとビールを買ってホテルに戻る。

(石窟庵の写真は次回紹介予定)
                                          (つづく)

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