流浪の旅

御無沙汰してます。元気ですよー。(2013.3.23記)

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ネパールの旅(13)

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(写真1) ポカラ ホテル・フッシュテイルロッジに渡る筏

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(写真2) ポカラ パタレチャンゴ

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(写真3) ポカラ パタレチャンゴの滝

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(写真4) ポカラ 牛(?)が沢山いる

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(写真5) ポカラ 街

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(写真6) ポカラ 籠屋

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(写真7) ポカラ 結婚式か(?)

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(写真8) ポカラ 映画館の集まる路地


バスでポカラへ戻り、フィッシュテイルロッジというホテルにチェックインする。

ポカラには縦横数キロのフェワ湖という湖があり、ホテルはポカラの街から湖を渡ったところにあった。
それほど遠くない距離を、専用の筏で渡るのであるが、これによって、街から隔離された感じが強まる。

このホテルは、なんでも(日本の)皇太子も泊まったしく、写真が飾られていた。


ポカラからはマチャプチャレ(6993m)という非常に美しい山が見える。
マチャプチャレとはネパール語で「魚の尾」を意味するのだそうである。
ポカラからは、その様子は見えないが、見る角度によっては、山の先端が魚の尾のように二つに分かれているからだそうである。
(ネパールの旅(11)写真6には、二つに分かれた様子が見える)

ホテルの名の、「フィッシュテイル」はそこから名付けられたのだろう。
これを書いていて、今、気が付いた。


ポカラの街に渡って、レンタル自転車を借りて、ポカラの街を散策してみることにした。
自転車を半日借りて、30ルピー(約55円)と激安である。

まず、パタレチャンゴへ。
ここは、フェワ湖の水が岩の間から、突然滝となって落ちるという、奇妙な滝である。
滝を上から見る形となるため、迫力は感じない。


このあたりにはチベット難民村があるというが、良く解らなかった。

ポカラの街をぐるぐる回ってみた。
いくつかの寺、国王の別荘などがあった。

しかし、ここでは見るべきものはやはり山である。


自転車を返し、少し歩くと、野良牛の集団が近づいてくる。

ヒンドゥー教で、牛は神聖な動物。
ここネパールでは野良牛が大量に生存しているのである。

野良牛が6頭ほど集団で、こちらにのっしのっしと歩いてくるのである。
肩で風切るチンピラの風情である。

奴らの方から避けてくれる気配は微塵もない。

それでも我慢して、ここにじっとして、奴らが避けるのを見届けるのか、それとも、私の方が道を譲るのか。

瞬時に後者の案をとった。
野良牛の前では、人間のプライドなど何の役にも立たない。

どうぞ、お通り下さい。


ミネラルウォータとジュースを買い込んで、ホテルに戻る。

明日は日の出を見に行くことになっている。
早く寝なければ。
                                               (つづく)

ネパールの旅(12)

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(写真1) ダンプス ロッジ

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(写真2) ダンプス 鶏

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(写真3) ダンプス シェルパ

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(写真4) ダンプス お姉さん

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(写真5) (トレッキング 下り) 村

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(写真6) (トレッキング 下り) 棚田

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(写真7) (トレッキング 下り) 土産物屋


●6日目(5月4日)

ヒルに襲われる夢をみた。
しかし、それは昨日現実にあったことでもあった。
強烈な体験であった。
今でも、ヒルを引きちぎる嫌な感触が残っている。

朝食をとって、帰り支度をする。

帰りは来た道と異なる道。
ノーダラに向かう。

ここには、村の人たちが住んでいた。
生活道路(小道)を下っていく。
道路脇では、おみやげを売っていたりする。

このようなところで生活するのは大変だろうなと思う。

眼下に川が流れており、見晴らしが良い。

下るのに2時間かからなかった。
                                          (つづく)

ネパールの旅(11)

(この記事には不快感をもよおす記述があります。食事の後に読まれることをお勧めします)

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(写真1) (トレッキング) だんだん雲行きが怪しくなり

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(写真2) (トレッキング) 雨が降ってきた

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(写真3) (トレッキング) シェルパ

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(写真4) ダンプス 雲の間から見えた山

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(写真5) ダンプス 広角で撮る 右がマチャプチャレ(6993m)

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(写真6) ダンプス マチャプチャレを見る

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(写真7) ダンプス 血だらけの足

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(写真8) ダンプス ロッジ

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(写真9) ダンプス 真夜中のマチャプチャレ(長時間露光)


ロッジに入るには靴を脱がなければならない。
ヒルは見たくないな。
しかし脱がなければ。

靴を脱いでみると、両足にはびっしりとヒルが張り付いていた。
靴の底には、踏まれて死んでいるヒルも。
血を吸ったヒルは、ナメクジのように丸々と太っていた。

ヒルを一匹ずつ引きはがして、捨てる。
ヒルの噛み付く力は強く、もしかすると、口を引きちぎっているだけかも知れない。
こういう状況では、気持ち悪いなどとは言っていられない。

一匹ずつ引きはがす。
結局、数えてみると、右足11匹、左足10匹のヒルにやられていた。

靴は血だらけ、足も血だらけである。
水道で、靴と足を洗う。

ツアーメンバーの中で、最もヒルにやられたのが私だった。

ロッジの人が見かねて、塩水をタライに入れて持ってきてくれた。
それで足を洗えということのようだ。

経験して初めて知ったことなのであるが、ヒルに血を吸われると、傷口の血がなかなか止まらないのである。
ヒルの分泌物が、血の固まるのを妨げるようなのである。

塩水にはそのヒルの分泌物を、いくらか吸い出す力があるのかも知れない。

しかし、血は簡単に止まってはくれなかった。
持ってきたサンダルに履き替える。

夕方、雨は上がった。
雲の合間からヒマラヤの山々が見える。

早めの夕食をとって、ロッジの各部屋に入る。
ロッジはまさに山小屋。
裸電球一つで、ドアや隣との境は隙間だらけ。

簡易なベッドが付いているが、その上で、寝袋を借りて、寝ることになっている。

ヒルに食われたのが午後3時頃。
もう何時間も経っているのに、なかなか血が止まらない。
ゆっくりと、だらだらだらと流れ出してくるのだ。

これでは、借り物の寝袋を汚してしまうことになる。
寝袋に入ることができないのだ。

一計を講じた。
ビニール袋に足をつっこみ、ビニール袋ごと寝袋に入ってしまえばよいのではないか。
確かにこれで、寝袋を汚すことはなくなった。

しかし、足が蒸れて、とても眠れない。
血が止まるまで待つしかないようだ。

夜10時、消灯。強制的に電気が消された。
まだ血は止まらない。

一人ベッドに座り、窓の外の星明かりでうっすらと浮かび上がる、ヒマラヤの山々をずっと見ていた。

深夜12時頃、足を洗おうと思い、懐中電灯を頼りに一階に下り、外の水道の出るところへ行く。
水が冷たく気持ちいい。

こうして見知らぬ土地で、ヒマラヤの山々に囲まれて、一人足を洗う私。
異国へ来たのだなと、改めて感ずる。

足を洗うと、もうそれ以上血は流れ出てこない。
止まったようだ。

こうして、悪夢の一日を終えて、眠りについた。
                                          (つづく)

ネパールの旅(10)

(この記事には不快感をもよおす記述があります。食事の後に読まれることをお勧めします)

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(写真1) ポカラへ飛ぶ COSMIC AIRの客室乗務員

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(写真2)   ポカラに近づいた

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(写真3) ポカラ この飛行機で到着

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(写真4)   フェディーへの車窓から

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(写真5) フェディー 子供達

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(写真6) フェディー 風景

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(写真7) (トレッキング) 風景

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(写真8) (トレッキング) こんなところにも民家が

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(写真9) (トレッキング) 最初こんな天気だった


●5日目(5月3日)

今日はポカラへ行く。

ポカラはネパール中央にあり、最も風光明媚で、トレッキングコースの充実した地である。
ネパールでも最も人気のある地だと言えるだろう。

カトマンズからポカラまで約200kmであるが、プロペラ機でわずか30分で到着した。

ポカラの街で昼食をとり、バスで、フェディーまで行く。

フェディー。ここが、トレッキングの出発点である。

荷物の大部分はシェルパの方が担いでくれる。
わずか二時間半のトレッキング。
勾配もきつくない。

ただ、雲行きが怪しい。
ぽつりぽつりと降ってきた雨が、やがて本降りになる。
周りは靄(もや)でかすみ、景色は全く見えない。

ルートを半分ほど消化したところで、ツアーメンバーから悲鳴があがる。
「ひえっ」
なんだなんだ。

山ヒルであった。
ヒルが靴の中に入ってきたというのである。

足に吸い付いているヒルを引きはがしている。

そういわれてみると、私の靴の中でも何かがうごめいている感触がある。
確実にヤツはいる。
しかしあえて、無視をすることにした。

見ていると、地面に足を付けるとヒルがはい上がってくるのが見えるのである。
血を吸っていないヒルは、マッチ棒のように細く、それがブリッジを繰り返しながらはい上がってくる。

仮に、靴の中のヒルを取り出したところで、次から次にはい上がってくるのだから、じっとその場に止まっているわけに行かない。

登ってくるヒルを反対の足で、こそげ落とすこととして、なるべくその場を早く通り過ぎることにした。

それにしても靴の中が気持ち悪いことになっている。

トレッキングの後半。
いよいよ雨は土砂降りになり、数メートル先も見えないような状況である。

そうこうするうちに、雨は雹(ひょう)に変わった。
大粒の雹である。
傘を差しているのだが、穴が空きそうな勢いである。

そんな悪天候の中ようやく、目的地のダンプス(標高1799m)に到着した。

ロッジに入るには靴を脱がなければならない。
ヒルは見たくないな。
しかし脱がなければ。
                                          (つづく)

ネパールの旅(9)

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(写真1) カトマンズ クマリの館

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(写真2) カトマンズ クマリの館から外を見る

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(写真3) カトマンズ クマリの館の窓

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(写真4) カトマンズ ダルバール広場

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(写真5) カトマンズ ハヌマン・ドカ ハヌマン門

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(写真6) カトマンズ ハヌマン・ドカ カーラ・バイラヴ(シヴァ神の化身)

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(写真7) カトマンズ 街 野良牛

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(写真8) カトマンズ 街 テンプー(オート三輪)

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(写真9) カトマンズ レストラン・ボジャン・グリハで見るネパール舞踊



3.クマリの館
ダルバール広場の一角にクマリの館がある。
ここには生き神クマリが住んでいる。

家柄の良い少女の中から、選ばれるのだそうだが、初潮を迎えると交代する。
たまにクマリの館から顔を出すことがあるという。
但し写真撮影は禁止されている。

退任したクマリの末路は決して明るくないという。


4.ハヌマン門(ハヌマン・ドカ)とカーラ・バイラヴ
ダルバール広場の中に旧王宮がある。
その門がハヌマン門(ハヌマン・ドカ)である。

赤い服(?)を着ているのが、猿神ハヌマンの像である。

その近くに、恐怖の神、カーラ・バイラヴの像がある。
その手には剣や生首が。
現在でも信仰の対象になっているようで、人が途切れることがなかった。


夜は、ボジャン・グリハというレストランで、ネパールの踊りを見ながら、車座になって食事。


カトマンズは世界で最も面白い街の一つだと思った。
                                          (つづく)

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