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13:30からガースベーク、ワーテルローツアーに出る。 13世紀(19世紀再建)のガースベーク城はエグモント伯も住んだことのある城である。 ■コラム【ベルギービール】 ベルギーはビール天国である。 一人当たりのビール消費量はドイツを凌ぐのだそうである。 小さな国にもかかわらず、110もの醸造元がある。 日本の日本酒のように、地ビールがあふれかえる。 銘柄だけでなく、ビール自体、種類が多いのに驚く。 白ビール(小麦のビール)、赤ビール(大麦の焙煎がやや強い)、黒ビール(大麦の焙煎がかなり強い)、チェリービール(サクランボをつけ込んで作られたビール)、ランビック(ビールの古酒)、もちろん普通のエールやラガーもある。 ドイツには「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」とするビール純粋令という法律があり、それ故にドイツのビールは高品質で世界に名をとどろかせた。 しかし、その一方で自由な発想のビールが造られにくいという弊害もあると思われる。 このビール純粋令に相当する法律がベルギーには無いのであろう。 非常に多様なビールが造られ消費されているのである。 個人的には、白ビール(小麦のビール)が美味しかった。 その後、日本でも銀河高原ビールから小麦のビールが造られているのを知った。
(つづく) |
>ベネルクス
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●第5日目(8月15日) ワーテルロー観光 パン、玉子、ジュース、コーヒーというシンプルな朝食をホテルでとる。 ここではバイキングではなく持ってきて(サーブして)くれた。 朝8:30。気温21℃。 ワーテルローへのバスツアーに参加する。 一人で3150円。 10:00市内観光発。 グランプラスの朝。 乳母車を引いた初老の男。 本を読みながらパイプをくゆらす男。 どうして、こんなに絵になる人が多いのだろう。 ベルギーはアフリカのザイール(旧コンゴ)の元宗主国なのだそうだ。 スペイン、ポルトガル、イギリス、オランダだけではなかったのだ。 小国ベルギーといえども列強の一国であったのか。 植民地時代とは、信じられない価値観が当たり前の時代と言えよう。 いや現代だって、100年後信じられない価値観が支配した時代として認識されるのかもしれない。 たとえば資本による侵略が是とされた時代、地球環境より消費が優先された時代、人口増加を野放しにしていた時代、生物種の減少に極端に鈍感だった時代、etc。 時代にどっぷり浸かった人間には気がつかないのだ。 恐ろしいことである。 アトミウムという、ブリュッセルで1958年に開催された万国博を記念して作られた、鉄の分子(?)をイメージして作られたモニュメントを見る。 ベルギーは王国でありボードワン国王の住む王宮を外から見る。 ベルギー土産としてレースのハンカチを買った。 昼にLa Canette というギリシャ料理屋で食事する。
まだブリュッセル。 (つづく) |
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狭い路地を入っていくとムール貝を食べさせるいい感じのレストランが並んでいる。 客引きのいわれるままその中の一軒、Royal Safitというレストランに入りムール貝の白ワイン蒸しを注文する。 ブリュッセルに来てずっと気になっていたのが、バケツのような入れ物を前に食事をする人々。 歩いているうちにそれがムール貝らしいとわかってきた。 その待望のムール貝をいよいよ食べられるのだ。 バケツというのは、直径20cm、高さ14cm位の寸胴なべであり、そこにたっぷりと殻付のムール貝がスープと一緒に入っているのだ。 これとミックスサラダ、CHOPというビールを頼む。 いよいよ寸胴なべが出てくる。 タバスコの普通の赤い奴とハラペーニョと両方出てきた。 タバスコを掛けて食べるのか。 味はあさりのワイン蒸しに似た味で非常に美味しい。 サラダにはレタス、紫キャベツ、トマト、オリーブ(青・黒)、青パプリカ、パパイア、その他名前のわからない葉っぱが入っている。 しかしムール貝は量が多すぎる。 小さな貝柱まできっちりとって食べたものだから23:30から食べ初めて25:00まで掛かってしまった。 1人分で4200円。 後で聞くと、同行のITも別の店でムール貝を食べたらしい。 考えることは同じか。 食後、近くの小便小僧を見に行く。 これはオリジナルの小便小僧なわけだが、思ったより小さく、黒光りして高価そうである。 「世界三大がっかり観光地」でも有名である。 隣で小便小僧の写真を売っている。 尤も深夜で閉まってはいたが... ホテルに戻り就寝。
(つづく) |
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ブリュッセルの二泊目で、昨日とは違うホテルを探す。 グランプラス正面のホテルをあたるが、グランプラス向きの部屋はいっぱいだそうだ。 (後でこのホテルはブラバン公爵の居城であったことが判明した。そんなに高くなかったため泊まっておけば良かったと後悔した。) グランプラスから100mほど離れた場所にあるMOZARTホテルに決定する。 一人分で9800円と高い。 疲れていたのだろうか、部屋に入って、シャワーを浴びてベッドに横になると、眠ってしまった。 夜10時頃目を覚ます。 同行のITの部屋には人の気配が無い。 私と違って、体力の塊のような奴である。 どこかに出かけているに違いない。 私も、遅い夕食を食べに行こう。 グランプラスは世界遺産にもなっている政治経済の中心地であり、「世界でもっとも美しい広場」(ビクトル・ユゴー)でもある。 実は、この時のグランプラスはすごいことになっていた。 広大な広場のほとんどが花びらで埋め尽くされているのである。 (後で、80万個のベゴニアの花びらであることを知った) 周りにはゴシック様式の市庁舎(15世紀)と王の家(16世紀、19世紀再建)が囲む。 深夜にもかかわらず広場は大変な人混みで、花びらの敷き詰め作業を見守っていた。 すごい。 言葉も出ないくらい綺麗だ。 これを、一年中維持するのは大変だろうなと思った。 しかしこれは、とんでもない勘違いだった。 どうやら、花びらの広場はフラワー・カーペットと呼ばれ、2年に一度、8月の中旬の4日間だけ行われている特別の催し物のようであった。
全く、予備知識がなかったため、この日にブリュッセルを訪れた幸運に気が付かず、帰国してからその事実を知った。 (つづく) |
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12:00ブルージュへ。気温25℃。 レース工場見学。 同行のITと別行動とする。 DE WIJN GAERTという店で胡桃入りのベーコンサラダとビールを2杯飲む。 2100円。 ブルージュは非常にきれいな街で、「書割風の正面(ファサード)」を持った建物がきれいに並ぶ。 鐘楼の上からの眺めは抜群で、その「書割」がたくさん並んでいる様はお菓子で作った家のようにすら見える。 歩いていると、突然靴の底が抜けた。 ずっと気に入って履いていた、ちょっと重めだが、とてもはきやすく疲れないポルトガル製の靴である。 底が抜けると歩きづらいもので、まるで足を怪我したように引きずりながら歩くことになる。 ブルージュの街には靴屋がたくさん在ることに気がつく。 中に入ると、しかし女性用の靴の売り場面積に対して、紳士用靴売り場というのは1/4程度しかない。 4軒入ってみたがいずれもそういった感じで、なかなか気に入った靴が見当たらない。 5軒目に入った店はスニーカーやスポーツ用靴を中心に売っている店であるが、紳士用の普通の靴もたくさん売っている店であった。 これ以上靴選びをしている場合でもないため、冬でも履けるしっかりした靴を購入する(5250円、安い)。 街中を放浪し疲れ、ツアーバスでブリュッセルに戻る。 ブリュッセルの鉄道駅でルクセンブルク行きの電車時間を確認しておく。
毎時40分に発車するようだ。 (つづく) |


