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●第1日目(数年前の8月13日 くもり) ハバロフスク 新潟空港からハバロフスク行きの飛行機に乗る。 ハバロフスクに向かう飛行機で隣り合わせたのが、日本人のおじさんとロシア人の女性。 どういう関係なのだろう、二人は親密である。 ロシア人女性の掛け声で、3人でビールを乾杯する。 ロシア女性はハイテンションで、日本語で矢継ぎ早に質問してくる。 わずか、1時間55分でハバロフスクに到着。 時差は2時間。 いつものことだが、空港を降り立つと、どうやって街に向かうべきか迷ってしまう。 タクシーを拾うのが最も楽であるが、ほとんどの国の空港タクシーは法外な値段をふっかけてくるので鬱陶しい。 それに、なるべくなら地元の人間と同じ手段で移動したいという希望を持っている。 見ると空港前にはトロリーバスが走っている。 恐らく、街の中に運んで行ってくれるに違いない。 空港でルーブルに両替して、トロリーバスに乗り込む。 トロリーバスに乗る日本人は私だけだった。 しかし、ロシア人は無関心なのだろうか、誰も日本人の私に注目しない。 どこの国でも大人はあえて無関心を決め込む人が少なくないが、子供からも注目されないとなると別の理由かもしれない。 スラブ系民族に混じっていわゆる東洋系(モンゴロイド)のロシア人も少ないながら住んでおり、その人達に紛れてしまっているのかもしれない。 (注)後日、韓国人としか見えないロシア人を何人か見た。 こんな人がいるなら日本人が目立たないのは無理のないことかもしれない。 老人が多い。 表情豊かではないが、暗いわけでもない。 車内にエリツィン元大統領のそっくりさんがいる。 (注)エリツィン顔とゴルバチョフ顔とでは圧倒的にエリツィン顔が ロシアではメジャーである。 トロリーバス終点のカムサモーリスカヤ広場で降りた。 停留所近くで、土産物売りのおじさんに声を掛けられる。 大きな虫の入った琥珀を買わないかとのこと。 市中価格20,000円を10,000円でどうかというのだ。 (注)これほど大きな虫の入ったものは初めて見る。 映画(又は本)「ジュラシックパーク」は、琥珀に入った蚊が吸った 恐竜の血液から、クローンの恐竜を創るというものだった。 虫入りの琥珀は珍しくないらしいが、果たして本物だろうか?
もちろん買わなかった。 (つづく) |
>極東ロシア
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●出発前 世界中の国を制覇(訪問)したい。 そんな野望を持っている。 しかし、実現は不可能であろう。 従って、優先順位を付け、少しずつ訪問をしている。 特に、近隣の国は優先順位が高い。 もし、気に入れば、気軽に何度でも訪問可能だからである。 そんなまだ見ぬ近隣の国の一つにロシアがある。 日本から最も近いヨーロッパ。 ロシア旅行といえばモスクワ、サンクト・ペテルブルグあたりが定番であろう。 しかし、日本から最も近いロシアである、ハバロフスク、ウラジオストクに行くことにした。 新潟からウラジオストクまでわずか820km。 東京−山口間より近かったりするのである。 ハバロフスク、ウラジオストクはいわゆる観光都市ではない。 街を当てもなくブラブラしてみよう。 いつも利用している旅行会社に相談に行った。 そこで分かったことは、ロシア旅行は他の国とは違った手続きが必要なことである。 予め旅行のスケジュールを提出させられるのである。 そして、ホテルも提示されたリストから選ぶようになっていた。 1991年にソビエト連邦が解体され自由化が実現してからずいぶん経つというのに、行き当たりばったりの自由な旅ができないようなのだ。 なにがしかの形で監視された旅。 それがロシアの旅の実態であった。 今回は、たった4日間だけの一人旅。 撮影機材:
ミノルタCLEにコシナ社のレンズ(フォクトレンダー)21mm/F4、50mm/F1.5。 この組み合わせが、最も使いやすい。 そしてミノルタDimage-X(200万画素)も持って行こう。 (つづく) |






