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●第5日目(1月3日 晴れ) プノンクーレン、クバールスピアン チャーターした車でシェムリアップのさらに北、プノンクーレン、クバールスピアンへ行く。 道は舗装されておらず、かなり揺れる。 田舎では荷物運搬に水牛が使われている。 家は高床式になっており、開放された1階には豚が飼われている。 子供は裸足で、服を付けずに遊ぶ子供もしばしば見られる。 ある家では臼とアイヌが使っていたような棒状の杵で餅のようなものをついていた。 昭和30年代の日本の風景がまだここにはある。 プノンクーレンには巨大な砂岩がごろごろ転がっている。 そのひとつを削って造った涅槃像が観光のハイライトとなっている。 しかし、さすがにここでは外国人を見かけない。 その近くの川底の石には無数のリンガ(男根)が彫られている。 つれてきてくれた運転手は小さな仏像を置いた祠に熱心に手を合わせていた。 クバールスピアンはトンレサップ川の源流であり、神聖な土地でもある。 時刻は15時、行ってはみたものの、時間が遅く、毒蛇が出るということで目的の山には入れなかった。 ふもとをうろうろしていると警察官に注意される。 どうやら、地雷が埋まっている土地のようで、むやみに動き回るなということのようだ。 見ると、所々に、地雷注意の立て札が立っていた。 昼食をこの土地でとる。
出てきたのはインスタントラーメンに少し豚肉が入ったものだった。 恐ろしく不味い。 (つづく) |
>カンボジア
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夜には運転手の案内でアプサラショーを見る。 「アプサラ」とは「天女、天使」を意味するらしい。 クメール人の舞踊がタイやインドネシアに与えた影響の大きさがよくわかるステージであった。
(つづく) |
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アンコールワットは左右対称の美学を貫いた建築物である。
正面から3つに見える尖塔は実は5つあり、前後対象でもある。 周りがお堀で囲まれている様は日本の古代の天皇陵のようでもある。 中央部は3重の回廊からなり、回廊には無数のデバター(浮き彫り)が施されている。 クメール独特の人物・動物表現が面白い。 (つづく) |
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バプーオン(11世紀中頃創建) バプーオンとは「隠し子」の意味。 昔、シャム(現在のタイ)とカンボジアが戦争になったとき、カンボジアの王妃が自分の子供を殺されるのをおそれ、この寺院に隠したことが由来となっている。 プリア・パリライ(12世紀初頭創建) 放置されたままの遺跡。 ナゾが多い。 ライ王のテラス(12世紀末創建) 高さ6m、一辺25mの外壁からなる。 壁面に彫られたレリーフが見事。 象のテラス(12世紀末創建)
3つの頭を持つ象がハスの花をからめ取っている彫刻が見られる。 (つづく) |
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●第4日目(1月2日 晴れ) アンコールトムとアンコールワット ホテルで朝食をとり、電話で帰りの飛行機のリコンファームにトライするが、先方のコンピューターが故障しているらしく受け付けてもらえない。 時間を置いて掛け直し、漸く受け付けてもらえた。 昨日、空港で拾ったタクシーと、今日のアンコールワット一日車チャーターの契約をしていた。 しかし、昨日の運転手には別の若い運転手を紹介された。 例えるならば、大手ゼネコンが中小の建設会社に仕事を丸投げしたという格好だろうか。 バイヨン、プリア・パリライ、ライ王のテラス(以上アンコールトム)、順光となる午後からアンコールワットを回る。 バイヨンは目の高さで観世音菩薩像の顔が並ぶ異空間であり、最もアンコールらしいところである。
バイヨンの回廊にあるリンガ(男根)のレリーフの周りに白人女性だけのツアー客が集まっており、「これを日本語でチンチンというの」と言い嬌声をあげていた。 (つづく) |




