流浪の旅

御無沙汰してます。元気ですよー。(2013.3.23記)

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覚えているでしょうか、昨年話題になった「絵画修復されたキリストの絵がひどすぎる」事件。
 
 
しかし、意外にも人気が出て再修復は見合わせているという状況のようです。
 
もともと文化的な価値はさほどでもない絵だったようですが、
そこに加工を施し異形の姿にすることで経済的な価値が発生したということでしょうか。
 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
こんにちは。
 
大仏ハンターであり大仏フェチである私、大分県の臼杵市(うすきし)にある
臼杵石仏(正式名称:臼杵磨崖仏)を見てまいりました。
 
20年ほど前にも見に行ったことがありますが、どうやら国指定重要文化財から
国宝に昇格したという噂を聞き訪れた次第です。
 
奈良の大仏、鎌倉の大仏ともに国宝に指定されていましたから、ようやくそれらと肩を並べる地位まで
上り詰めたということで、陰ながら応援していた私としても感無量であります。
 
臼杵石仏が作られたのは平安時代後期頃ではないかと考えられていますが、
史料が残されていないのでその製作目的等は全くの不明です。
 
臼杵石仏はいくつかの像からなっていますが、その中心となるのが大日如来像です。
 
20年前に来たときは、その大日如来像の首がもげ落ちていて、荒々しいその姿に痛く感動したものです。
 
ところが今回、行ってみてびっくり。
 
イメージ 1
 
首が繋がっているではありませんか。
 
20年前にも写真を撮った記憶があるのですが、その写真が無くなってしまっていたので、
ネットで探してみました。
 
 
こんなのだったのです。
 
台座に置かれた大日如来像の仏頭!!
 
この迫力が臼杵石仏を特別なものにしていたのです。
 
 
正直な感想としては、首がつながって、普通の石像になって、ちょっと残念という感じです。
 
キリストの像のエピソードと臼杵石仏とで共通するのは、
「整ったものがいつも好まれるとは限らない」
ということです。

(そこのあなた、美男美女になる努力なんて必要ないのですよ。)

うーむ、年始から、我ながら深いことを言ってしまいました。
 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
おまけ
 
イメージ 2
 
臼杵石仏の近くに熊野磨崖仏というのがありました。
 
平安時代後期に製作された、高さ約8メートルの立派な大仏。
 
不動明王像でありながら優しい表情をしています。
 
熊野磨崖仏を奈良、鎌倉に続く、日本三大大仏に推薦したいと思います。
二日目は沖縄本島の北部をぐるりと一周しようと思います。

イメージ 1

沖縄に来たら、まず美ら海水族館(ちゅらうみすいぞくかん)に行かなければなりません。

イメージ 2

ぎへあ、でかい、でかすぎる。



島に渡ってみましょう。

イメージ 3

古宇利大橋を渡って・・・

イメージ 4

古宇利島から見る海です。

曇っていてもこの海の色!!



さらに北上して、

イメージ 5

茅打ちバンタです。

断崖絶壁になっていて、足がすくみます。



さらに北上すると沖縄本島最北端・辺戸岬(へどみさき)に到着します。

イメージ 6

ざっぱーん、ざっぱーん。

火曜サスペンス劇場の匂いがします。



お腹が減ったので、辺戸岬にある食堂へ。

イメージ 7

沖縄そば(400円)を食べました。

うまい。やすい。そして、はやい。まいうー。



東側の海岸を沿って南下します。

運転は友人に任せて車内で爆睡しました。

イメージ 8

目が覚めると平安座島(へんざじま)に到着していました。

そういえばもうすぐこどもの日です。



平安座島の隣の島である浜比嘉島(はまひがじま)に渡るべく浜比嘉大橋を渡ります。

イメージ 9

沖縄の橋って海面すれすれをまっすぐ走るタイプが多いですね。

大きな船が通らないからなのでしょう。

そして、すばらしい景観を邪魔しないためかも知れません。



平安座島(へんざじま)に戻ります。

イメージ 10

今夜は、プチホテル光と風さんに泊まらせて頂きます。

写真は部屋の入り口の障子戸です。



平安座島(へんざじま)周辺にはあまり食堂がないと聞き、
車で恩納村の「なかや」さんまできました。

イメージ 11

済まないなと思いつつ、私はゴーヤビール、運転する友人はウーロン茶で乾杯。

イメージ 12

料理も色々(一部食べた後で撮影、我慢しきれなかったのである)。

マーサン(「おいしい」の沖縄弁)!!



イメージ 13

お店では沖縄民謡のライブがありました。

歌うのはふ〜みさん。

曲は「花」「涙そうそう」「島唄」等々。

ビールと 三線の音と 歌声に 酔いしれながら夜は更けていったのでした。

(続く)
腹ごしらえが終わったら再度北上です。

万座毛(まんざもう)という断崖絶壁にやってきました。

イメージ 1

絶壁から見下ろすとしめ縄で繋がれた夫婦岩が見えます。

イメージ 2

見事ですね。

日本三大夫婦岩といっても良いでしょう。

他は、三重県・二見浦の夫婦岩!
もう一つは、ええと・・・・思い出せません。

それはともかく、一つ発見しました。
日本人は大きい岩と小さい岩が並ぶと、しめ縄で繋ぎたがる人種だということを。



沖縄といえば青い海、青い空。

しかしなかなか晴れてはくれません。

仕方ないので海に潜ることにしました。

イメージ 3

さすが沖縄の海。
ニモ(カクレクマノミ)達があどけない顔で泳いでいます。

イメージ 4

これはシマスズメダイでしょうか。
今夜のおかずに一匹持ち帰りたいですな。


ここで大問題が!!背中に背負った酸素ボンベが空になりそうなのです・・・

・・・というのはウソ。ここは部瀬名(ぶせな)海中展望塔というところで、
窓の付いた塔が海に沈められていて、
全く濡れることなく海中を見ることができるのでした。



イメージ 5

部瀬名岬。いやー南国してますなぁ。


そうこうするうちに、日が沈みはじめました。

イメージ 6

海に向かって「バカヤロー」。







ところで、沖縄北上が遅々として進まないのは、名護で知人に会って、
名護で一泊する予定だからなのです。



名護の知人はNさんといい、私が師と仰いでいるお方なのです。

もうかれこれ20年以上のつきあいになるでしょうか。

釣りやヨットでよく遊んで頂きました。


性格は他人に優しく自分に厳しい。

破天荒なところがありながら、内実はとても繊細な方。

経済的・精神的に厳しい時に、物心両面から援助して頂いたことがあります。

私にとっての精神的な支えであり、いつも私はNさんの行動を真似していたような気がします。


東京に住んでいたNさんですが、4年前突然沖縄に移住すると言い出しました。

行動は早かった。あっという間に引っ越してしいました。


なぜ、沖縄に行ってしまったのか、その理由をずっと知りたいと思っていました。


4年ぶりに会ったNさんは変わっていませんでした。
いや、少し日焼けしていたかも知れません。
人なつこい笑顔で私を迎えてくれました。


食事をしながらつもる話をしました。

そして沖縄移住の理由も。


海が好きなNさんは沖縄を終(つい)の棲家に決めたのだそうです。

若いと思っていましたが、
Nさんはもうリタイアしてもいい歳になっていることに気づきました。


いや、自分もそんなことを考えてもおかしくない歳だ。

終の棲家か・・・






我々がサンゴと呼んでいるのは、サンゴ虫の死骸だと言うことです。

名護の海岸にはサンゴのかけらがたくさんみられました。

イメージ 7


沖縄を終の棲家としたサンゴ達。

私もこんな終の棲家をみつけることができるのでしょうか。

そんなことを考えて名護の夜を過ごしたのでした。

(続く)
ゴールデンウィーク、沖縄に行ってきました。

人生初めての沖縄旅行です。


沖縄といえば青い海、青い空。

そんな気持ちよい景色を期待して、
那覇から車を飛ばして、残波岬(ざんぱみさき)に向かいました。

イメージ 1

残波岬はこんな所でした。

イメージ 2

見事な断崖絶壁、船越英一郎が犯人を追いつめるのに適した場所です。

沖縄の真ん中あたりなのに、この最果て感はなんでしょう。


この岬には灯台があります。

灯台マニアとしては是非見ておかなくてはなりません。

イメージ 3

高さ31mもの立派な灯台です。

船の道しるべという大役ご苦労様です。



岬エリアは色々な植物が見られました。

イメージ 4

沖縄っぽい屋根の小さな祠の左に白く見えるのがテッポウユリです。

手前の少し肉厚の葉っぱを付けているのは、おそらく、クサトベラです。

イメージ 5

これは、多分、ヒルザキツキミソウ。

イメージ 6

これは、十中八九、沖縄の固有種・シマアザミでしょう。

イメージ 7

このガジュマルに似た形の木はアダンではないかと思います。

こういう気根の伸びた植物を見ると、(亜)熱帯に来たなという実感がわきますね。



イメージ 8

灯台の近くでハスビコブゾウムシに相撲を一番挑まれました。

はっけよい、のこった、のこった

ゾウムシの後方には東シナ海が広がっています。



ゾウムシとの(心の中の)相撲ですっかりお腹が減ってしまいました。

残波岬と那覇の間、北谷にある「最強食堂」で昼食をとることにしました。

イメージ 9

豆腐チャンプルー、480円です。

安い、そして、美味い。


沖縄旅行初日午前はこうして終わりました。



沖縄は例年よりも早く梅雨入りしてしまったようです。

残念なことに、期待していた青い海、青い空は一切見られませんでした。

残波岬と言うよりも、惨敗岬という感じでしょうか。

(続く)


2012.5.21追加

イメージ 10

ハスビコブゾウムシの横顔をアップします。

面白い顔をしています。

聖地巡礼

エルサレムはイエスキリストが処刑され、そして復活を遂げた土地であり、
キリスト教にとっての最も重要な聖地になっています。

他に法王庁の本部のあるローマ(イタリア)、
ローマ皇帝肝いりの地であるコンスタンチノープル(トルコ・イスタンブール)、
十二使徒の最後の殉教者ヤコブの遺骨が埋まっている
サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)といった土地も
キリスト教の聖地と言えるでしょう。

イスラム教に於いては、預言者ムハンマドとの関係が深いメッカ、メディナ
(どちらもサウジアラビア)、神の国エルサレムが聖地とされています。

仏教ではルンビニ、ブッダガヤ、サールナート(いずれもインド)等が
ブッダと関わりが深く、聖地とされています。


このような聖地は信者達にとってあこがれの土地であり、
巡礼を夢見、実際に訪れることによって信仰心を一層篤くする土地であります。




さて、すでにご存じの方も多いと思いますが、私は敬虔な激辛教の信徒であります。

激辛教にも聖地があることをご存じでしょうか。

それは、京都府向日市です。
その中でも特に寺戸町は日本で(おそらく)初めてジョロキアの栽培に
成功した土地でもあります。
(ちなみにジョロキアは激辛唐辛子ハバネロよりも辛い!)

向日市では現在40以上の店で激辛料理を提供しています。
http://www.kyoto-gekikara.com/index.php
激辛好きにはあこがれの土地であり、
激辛教信者は足を向けて寝られない聖地なのであります。

私も、向日市方面に向かって「とんがらし経」の一節を毎朝唱えております。


また、私は十数年前にこの向日市寺戸町に4年間住んだことがあるのです
(これは本当の話です!!)。
向日市寺戸町は私の第二の故郷と言っても過言ではないのです。
まさか、そんな寺戸町でジョロキアの栽培に成功したり、
向日市が激辛教の聖地になるとは、当時思いもよりませんでした。

そんな私が激辛教に入信したのも何かの縁に違いありません。




不肖インゲン、3月某日に、ついに聖地を訪れることが出来ました。

聖地への入り口は2つあります。
一つはJR向日町駅、もう一つは阪急東向日駅です。

私はJR向日町駅から入ることにしました。

駅を降りるとさっそく「からっキー」のお出迎えです。
「からっキー」は激辛教の聖像(イコン)です。

イメージ 1


聖像に対して二拝二拍手一拝で敬意を表しました。

500mほど参道を歩くと阪急東向日駅に到着します。
阪急東向日駅周辺は激辛商店街になっていて、激辛教のいわば中枢をなしているのです。


激辛商店街には「からっキー」の首出し看板がありました。

イメージ 2


何と恐れ多い・・そう思いつつ、私も穴から顔を出してみたのは言うまでもありません。



激辛商店街の中にある薬屋の看板です。

イメージ 3


「辛いものを食べすぎた貴方!」
「オススメのお薬あります お気軽にご相談下さい」とあります。
何という便乗商売・・・い、いや、なんて至れり尽くせりなんでしょう。
さすが聖地。きめ細やかな医療が期待できるようです。
さらにトイレを示す矢印が親切心を示しています。
まるで聖母のような慈悲深い心、ありがたいことです。


ホームページにも記されているように、3月18日に
激辛グルメ日本一決定戦KARA-1グランプリがここ向日市で開催されました。
これは激辛教の布教活動の一つです。
KARA-1グランプリでは、向日市の「麒麟園の(激辛)坦々麺」が
優勝したということです。
さすが聖地に店を構えるだけのことがあります。




手始めに私は「麒麟園」に向かうことにしました。

イメージ 4


重厚な店構えです。


優勝した「(激辛)坦々麺」、辛さ中くらいのレベル3を注文しました。

イメージ 5


赤いです。
一口食します。
レベル3といえども、なかなかの辛さです。
コクがあって、辛みを加えずとも十分美味しいことがよく分かります。
完食しました。

レベル3と辛さ控え目にしたのは、まだまだ食べたいものがあったからです。




次は、激辛商店街の中にある「栄久堂の天国と地獄」です。
「天国と地獄」はゆずあん入りの焼きまんじゅうです。
食事の後のデザートというわけです。

イメージ 6


辛さレベル2、というからたいしたことはないはずです。

イメージ 7


封を開けて一口。
赤くありません。
辛さもたいしたことがありません。
一気に、飲み込むように食べてしまいました。




10分後。
胃が錐で刺されたような激しい痛みが襲ってきました。
確か胃には痛点はほとんど無かったはずなのに、この痛さは何でしょう。

「天国と地獄」をよく噛まず早く飲み込んだのがいけなかったようです。
濃度の高い辛味成分が胃の中で溶け出したようです。

牛乳を飲めば痛みが和らぐのではないか。
コンビニで牛乳を買って飲みました。
痛みは幾分和らいだような気がしますが、まだまだです。

二時間ほど休憩するとようやく痛みは治まってきました。
いや、気力で治したというべきでしょうか。
これが本当の不屈(腹痛)の精神です・・・

そ、それはともかく、これ以上激辛を食べようという気力が失せてしまっていました。




こうして私の聖地巡礼は突然終わったのです。




もしかすると私は激辛界のキリストなのかも知れません。

聖書では全ての人間は罪人であり、
イエス・キリストは全ての罪人に代わって死んだとされています。

全ての激辛好きは罪人であり、
私は彼らに代わって死に匹敵する苦しみを味わったのです。




もしかすると、これを読んだ京都府向日市(激辛商店街、激辛教)関係者によって、
私の聖像(イコン)が駅前に作られるかもしれません。

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