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このめがねは、ただのめがねではない。 度の入っていないおもちゃのめがねに、フィルムタイプの偏光子を貼り付けたものなのである。 偏光子とは(一口メモ): 光は波である。 波なので振動しているわけだが、その振動方向が偏っているものを偏光という。 例えば、上下方向に振動している光、左右方向に振動している光などがある。 太陽光などの普通の光源は、色々な方向に振動している光を含んでいる。 偏光子はこのような、色々な方向の光のうち一方向の光のみを通す性質を持っている。 逆に、方向が違う光は通さない性質を持っている。 カメラのレンズに取り付ける、PLフィルターはこの偏光子を使ったものである。 このめがねの右目側には右上方向の光を通す偏光子を、左目側には左上方向の光を通す偏光子を貼り付けている。 さて何をするためのめがねなのか。 それは、スライドプロジェクターで映した写真を、立体視するためのものなのである。 そのために、同じスライドプロジェクターを2台用意し、左右に並べる。 めがねと同じように、右のプロジェクターのレンズには、右上方向の光を通す偏光子を貼る。 左のプロジェクターのレンズには、左上方向の光を通す偏光子を貼る。 次に、右のプロジェクターに右目用に撮影したステレオ写真のスライドを、 左のプロジェクターに左目用に撮影したステレオ写真のスライドを、それぞれセットする。 これを一つのスクリーンに投影して、前記のめがねを通して見る。 右目には、右のプロジェクターからの光のみが通り、左目には、左のプロジェクターからの光のみが通る。 これによって立体視できるという仕掛けである。 かつて、ディズニーランドで「キャプテンEO」という映画があったが、それがこの方式を採用したものだったと思う(うろ覚えである)。 ふー、以上で説明終わり。 実際にスライドプロジェクターを2台買ってやってみた(アホである)。 投影してみる。 スクリーンの代わりに、白いクロスの壁に投影した。 結果は... 全然立体に見えない!! どうやら、クロスの壁を反射するときに偏光が崩れてしまうようなのだ。 カレンダー紙、模造紙、シーツなどで試したが、全てダメ。 どうやら、特殊なスクリーンが必要なようなのだ。 情報がなく、これ以上進展がない。
(断念したわけではない、進展が無いだけである) |

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