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師走突入を前にして起きた景気の悪い話を少々。 色々と考えさせられる判決が出ました↓ この判決は、最近の最高裁が余り活発に機能していない事を窺わせる事例の一つだと思います。 先立っての国籍法の違憲判決についてさえ、憲法判断の踏み込みが甘い箇所がありましたが、今回に至っては、非常に外形的な判断による下級審をそのまま支持しています。 立川の自衛隊官舎でのビラ配りの事案以上に、外形的な扱いから住居侵入を認めているように見受けられるため、非常に事務作業的な判決文に、失望を禁じえません。 この事案で言っている事を少し誇張して実例に照らし合わせてみます。 たとえば、マンションなどの集合住宅へ速達を配送する際に、後々のトラブル防止の意味合いも兼ねてか、わざわざ戸別に配送してくれる郵便局員もいます。 下手をすれば、制服などで識別が出来なかった場合はこういう人達でさえ、住居侵入に問われかねない、という事になりえるのです。 そうでなければ、こうした判決が続いているのは、反戦左翼思想の持ち主や共産党系の支持者などを狙い打ちしている、という事にもなりかねません。 所謂ピンクチラシや、誰も欲しているとは思えないダイレクトメールの配り主が結果的に見過ごされているのに対して、上記のような人達には住居侵入罪の成立を認めているように見える、というのは、やはり最高裁の怠慢ではないか、と思われます。 因みに、私は、思想的には上の摘発されている人達に共感をしている訳ではありません。 新任の判事達も相も変わらない、最高裁という組織に少し失望を表明してみただけのお話ですので、悪しからず。 もう1つ不景気な話。 日本のクラシック業界の問題の一面を巧く切り取った文章に感心したので、僭越ながら、ここに紹介させて頂きます↓ 盛んに喧伝されている"事業仕分け"などについても、仕分け人の見識の問題、答弁する側のディベート能力の不足、本質的な不透明な予算への切り込み不足、などから多くの人に何処か燻った思いを抱えさせる結果になりました。 取り合えず、今回の議論は予算編成の実務にどれだけ反映されるのでせうか? そこにこそ注目すべきだと思います。 また、クラシック音楽を始め、文化予算の減額についても色々な面で話題になっていますが「廃止や縮減なんて立ち行かなくなる!」という、脊髄反射的、というか、現状維持を前提とした見方をしている場合も多く見受けられます。 文化予算を削るべきではない、というのには心情的には強く同意します(というか当該項目は増やすべきだと思います)が、実質上、必要な所に金が回らない、という苦しい現状があるのもまた事実な訳で、そこで浮かんでくる発想として、何故行き渡らないのか、という部分がブラックボックス化している可能性をどれだけ考慮しているのか、と思う場合もあります。 一例を挙げれば、様々な(文化振興、スポーツ財団などの)団体にいる"功労者"の方々の存在についても留意した上で、どう見直せば良いか建設的に考えてはどうだろう、と思ったりもします。 これはオーケストラや歌劇場も似たような性質の人物を抱えている可能性が高い、と言って良いでせう。 少なくとも、在京オーケストラや歌劇場はチケットが売れたら黒字が出る損益分岐点を策定する事、また、一部オケが積極的に取り組んでいる自主制作盤などによる物販での回収、など、公益法人の視点に凝り固まらずに"運営"と"経営"を併用しては如何でせうか。 まぁ、不景気な話題が多くとも、世の中はまだ、当面の明日だけは続くだろう、と予想できます。
生き残る事を目的とするなら何が出来るのか考えてみる必要はありそうな気がする師走です。 |

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