或る駄目人間のブロ愚…orz

ラトル/ベルリン・フィルのマラ9チケット確保!今年最も期待!!

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総括めいた話

今年は結構な数のライヴに立ち会った気がします(笑)。
まぁ、感想も色々ですが、まとめるためにこちらに少し載せておきませう。
取り合えず、良かった演奏会を簡単に部門別に分類。



[ソロ]

◎11/30@武蔵野文化会館
ミクローシュ・ペレーニ(vlc.)無伴奏リサイタル

バッハだけでなく、コダーイ、そして個人的にはリゲティに感動。

○1/15@サントリーホール
イーヴォ・ポゴレリチ(pf.)

この演奏家は流石の変態ぶりだった(笑)。

▲5/4@東京国際フォーラム
フランク・ブラレイ(pf.)

ポピュラー・ソングを入れた選曲を含めてガーシュインがやはりまるで違う。



[室内楽]

◎8/11@東京オペラシティ
侍BRASS

兎に角楽しいブラス・アンサンブルだった。

○10/2@紀尾井ホール
フェルメール・カルテット

このベト16の3楽章などは見事。

▲3/29@東京文化会館
宮本文昭(ob.) 他:ラスト・コンサート

これに立ち会えて良かったが、もっと生を聴きたかった奏者だ…orz



[声楽]

◎5/3@東京国際フォーラム
コルボ/ローザンヌ声楽アンサンブル/シンフォニア・ヴィルソヴィア 他:レクイエム(フォーレ)

コルボは印象深く、フォーレの宗教曲集も素朴で面白かった。

○4/5@東京文化会館
エディタ・グルベローヴァ(S.) 他

この人の声は最早化け物(笑)。

▲9/21@東京オペラシティ
マティアス・ゲルネ(Br.),アレクサンダー・シュマルツ(pf.):冬の旅

ゲルネは水車小屋も聴いておきたかった…orz



[来日オーケストラ]

◎9/6@サントリーホール
ロリン・マゼール/トスカニーニ響/ナンシー・グスタフソン(S.):楽劇「サロメ」より,シェエラザード 他

もう、別格やね(笑)。

○5/8@東京オペラシティ:ダフクロ2,ハルサイ
チョン・ミョンフン/フランス国立放送フィル

これは言葉が無いほど凄いハルサイとダフクロだった!

▲11/4@サントリーホール
クリスティアン・ティーレマン/ミュンヘン・フィル:ブル5

あそこまでやられるとブル5とはいえ、認めざるを得ない(笑)。

△10/12@サントリーホール
ダニエル・バレンボイム/ベルリン・シュターツカペレ:マラ9

いやぁ、実力者(笑)による恣意的な解釈の『聴かせる』力が半端でなく凄い!

注7/9@東京芸術劇場
エリアフ・インバル/フィルハーモニア管:マラ5

沢山聴いたインバルの中でもマラ7と双璧の好演。



[国内オーケストラ]

◎8/10@東京オペラシティ
大野和士/東京フィル/小山実雅恵:幻想交響曲 他

何処にも全く引けを取らない凄まじい幻想!!

○4/21@第一生命ホール
井上喜惟/蔵野蘭子(S.)/ジャパン・シンフォニア:オール・モーツァルト・プログラム

私の聴いた最高のモーツァルトと言っても過言ではない。

▲11/10@第一生命ホール
井上喜惟/三戸素子(vln.)/小澤洋介(vlc.)/ジャパン・シンフォニア:ブラ1,ドッペル協

ドッペルの"音"からして圧倒的で、国内オケの中でも圧倒的な実力がよく分かる。

△12/14@東京文化会館
エリアフ・インバル/東京都交響楽団:マラ7

個人的な最良のインバル体験、都響体験だろう。

注9/7@サントリーホール
チョン・ミョンフン/東京フィル:ドヴォ7,ガランタ舞曲 他

予想外のチョンの豪腕ぶりを発揮した結果、中々素晴らしいコダーイに。



[吹奏楽]

◎11/6@東京オペラシティ
フランソワ・ブーランジェ/セルゲイ・ナカリャコフ/ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団

格が違う響きでディオニュソスを聴けたのは満足。

○9/17@東京芸術劇場
佐渡裕//シエナ・ウィンドオーケストラ

変態マゾ裕(笑)もバーンスタインだけはレベルが違って見事!

▲2/16@紀尾井ホール
下野竜也/東京佼成ウィンド・オーケストラ

フランスのマニアックな吹奏楽曲をウィンド・アンサンブル編成で好演。



[オペラ]

◎10/8@神奈川県民ホール
ダニエル・バレンボイム/ハリー・クプファー(演出)/ベルリン国立歌劇場「トリスタンとイゾルデ」/マイヤー(S.) 他

絶品!

○10/18@東京文化会館
ダニエル・バレンボイム/ペーター・ムスバッハ(演出)/ベルリン国立歌劇場「モーゼとアロン」/トーマス・モーザー(T.) 他

演出の素晴らしさにおいて、今年、これに勝る公演は見受けなかった。

▲6/20@新国立劇場オペラ劇場
ペーター・シュナイダー/ジョナサン・ミラー(演出)/東京フィル/新国立歌劇場「薔薇の騎士」/カミッラ・ニールント(S.) 他

この演奏の誠実なアプローチと充実した響きを聴くと薔薇戦争はここの勝利だという気がする。

△8/31@まつもと市民芸術館主ホール
小澤征爾/デイヴィッド・ニース(演出)/サイトウキネン・オーケストラ「スペードの女王」/ウラディミール・ガルージン(T.) 他

音楽も水準以上だったし、クライマックスで床を突き破ってくるホラー調の演出は素晴らしい(笑)。

注6/8@東京藝術大学奏楽堂
井上道義(指揮,演出)/藝大フィルハーモニア管 他「ペール・ギュント」全曲

音楽のみだとまぁまぁだが、舞台芸術として見た時の出来がかなり素晴らしかった。



結構長くなってしまいましたね(笑)。
しかし、ここに載せたのは私のようなアテにならない素人の感想とは言え、いずれも素晴らしい公演だったのは間違いありません。
私自身、来年もこうした公演に逝ける事を願い、そしてこれを御覧になる皆様とこうした公演を見る悦びを是非分かち合えれば、と思いつつ…。
それでは、皆様、良いお年を〜。

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さて、今更、という感の強いお話ですが、「容疑者Xの献身」を某所より譲り受けたので読んでみました。
草薙&湯川のお馴染みのコンビによる第3弾にして、初の長編なのですが、これは中々面白い。
直木賞くらいなら3回くらい受賞させても惜しくない作品ではありますね、多分(笑)。
因みに、直木賞は賞金1千万なので偉い事になりそう…ていうかそんな金額はこの作品の印税だけで軽く突破しそうな気もしますが…(笑)。
そんな感想を抱きつつも知能の足りない1読者としてはついつい批評めいたことをしてしまいたくなります。
そうした点に留意して頂いて、先を読み進めて頂ければ幸甚にて候。
核心に近い部分にも多分触れてしまうので、その辺はお目こぼしをおねげぇ致します、お代官様…m(_ _)m










まず、この作品はハウダニットと見せかけて、別の側面へ視点をずらす、というトリックが用いられています。
凄く多重で強いセーフティネットこそがトリックの肝であり、『献身』である、という事です。
そういう意味で、森博嗣のデビュー作にして記念碑的作品となった「すべてがFになる」などを単純に私は想起しました。
ただ、セーフティネットだけでは、問題と回答、解答、というミステリーの単純構成にとどまってしまいますが、この作品ではプラスαとして、『愛(献身)』の要素が絡めてあり、一段上質な作品となっているかと。
しかし、この小説が発表された当初、本格ミステリの定義から逸脱している、といった疑義が呈されたのですが、そうした発想が起きるのは当然のような気がします。
本格ミステリとは単純化していえば、前提に乗せた上で謎と解答の意外性によって読者に新鮮味を与えるものですが、この小説では前提をいじっていますので、まぁ、アンフェアに近いのでは…という気が少々します。
そして、そのアンフェアさを覆い隠すためか、叙述トリックの要となる、あるべき存在の不在について記述されている部分は非常に気付き易くなっています。
要するに、この作家が持つ「どちらかが彼女を殺した」で見せたような『フェアプレー精神』が逆効果に作用している、という事です。
自慢するわけではなく、私のような低脳でさえ、その2箇所については気付いてしまうくらいなので、察しの良い読者は結構早い段階で結論がある程度見えてしまうのではないでせうか?
仮にトリックがある意味見えてしまう場合、小説の内的な魅力がすぐれていて欲しい所ですが、この小説に関して言えば、その点はそこまで魅力的ではない…。
石神のキャラクター造形は内的完結性の高い、非常に優秀な人間として、評価が出来るのですが、その人間性、内心の発露が後半部分で急に行われているため、読者を置いてきぼりにする感がある点。
それから湯川の行動が全体的に小説世界からも遊離している所。
まぁ、探偵と言うものはそういうものである、というのは当然なのですが…。
何より、ヒロインである花岡靖子のキャラクターが外的評価と本人の自己評価の乖離が大きかったりで、彼女の人間性が見え辛いために、核心部分を飲み下すためにはイマイチ叙述不足の感が否めない気がします。
まぁ、そんな事を賢しらにあげつらう行為にどれほど意味があるのかと問われればぐうの音も出ないのですが…orz

要するに、映画などで見てがっかりする前に、この作品は小説で読んどきませう、というお薦めでした(爆)。

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突然ですが、私は何だか変態なクラヲタだと誤解されているような気がするので、この辺で何も分からないけどジャズも好きだよ、と無意味に抵抗してみようと思います(笑)。
数日前のこと。
私の内心までかなり踏み込まれた不愉快な面接(色々尋問されたので「リーダーとかそういう立場は私はこれまでの人生でなるべく避けてきたので…」と答えたら「自信を持って!」とか訳の分からないカウンセリングをされた…orz)を受け、昇進の内示、昇給、などがあり、これからの多忙と引き換えにするものを考えてちょっと心を暗くして帰宅。
ボケッと某SNSで文章を読んでいると、ある人の書いた記事に「オスカー・ピーターソン死亡」の衝撃的記事が…。
オスカー・ピーターソンと言えば、エラ・フィッツジェラルドやらサッチモやら枚挙に暇が無いほど数々の時代を創造したジャズメン達と共演を重ねた素晴らしいピアニストです。
嗚呼、これで、またひとりジャズ界の巨星が墜ちたのか…orz

さて、冬の寒い夜に孤独に(笑)オスカー・ピーターソンを聴くとなればこれか、と思い1枚のCDを取り出す。
それこそ、これ↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail/222853

Porgy & Bess

クラヴィコード:Oscar Peterson
ギター:Joe Pass
[曲目]
1.Summertime
2.Bess, you is my woman now
3.My man's gone now
4.It ain't necessarily so
5.I loves you, Porgy
6.I got plenty o' nuttin'
7.Oh Bess, Oh where's my Bess?
8.They pass by singin'
9.There's a boat dat's leavin' soon for New York
10.Strawberry woman

"クラヴィコード"の表記に驚かれる方も多いだろう。
何といってもこのクラヴィコード。
14世紀辺りが発祥の古い楽器で、コンパクトで単純なシステムの鍵盤楽器としてピアノへ発展する祖先ではあるが、音量が小さかったり、音域が狭かったりで、ドイツで細々と教育用や作曲家が旅行へのに使われていた以外は殆んど必要とされなかった楽器。
チェンバロにコンサート楽器としての普及では全く敵わなかったのでクラヴィコードのために書かれた作品はバッハでさえも多くはないだろう、多分。
それをアマチュア・ピアニストであるヒース英元首相にピーターソンが楽器の存在を教えられたのを初めとして、アルバムにこの楽器を用いることを『皇帝』は思いついたそうで。
実際、このアルバムを聴くと同じく發弦楽器のギターとの相性は極めて良く、かそけき音ながら非常に美しいハーモニーをなしているアルバムである。
しかもオスカー・ピーターソンのポーギーとベスがバロックの典雅な音から生み出される即興的な愉悦はかなりのものがある。
特に、個人的に心が動くのはやはり、ゆったりとしたバラード調の曲…例えば"Bess, you is my woman now"や"My man's gone now"、"I loves you, Porgy"などオペラの流れを決定付ける美しいアリアの部分ではないかと思う。
流石に、テンポの速い楽曲では、テクニックの冴えは際立ちますが、響きの余韻は若干薄いという印象を持ってしまうので…。
しかし、普通は音量的に繊細な表現が埋もれてしまいがちなギターが、これほど活きるアルバム、というのは珍しい。
何しろ音量的には鍵盤を圧倒しているほどだから(笑)。
そういう意味で、リーダーはオスカー・ピーターソンだが、ジョー・パスの存在感も際立っているし、実際、極上のソロを幾度も聴かせてくれる。
冒頭の「サマータイム」からして凄い。
それが最後の曲の隅々まで、鍵盤の皇帝の妙技と共に全く飽きさせずに歌い上げるこの盤は、異色にして、繊細で最も内面的なポーギーとベスなのかも知れない…。
唐突にそんな事を思いながら、冥福を祈るとしよう。

今年は何だか、冒頭に書いた面倒ばかりでなく、プライベートで年末に怒りを抱くような問題があり、しかも相手の自発的なアクションが無いままなので、越年しそうで憂鬱です。
かそけきジャズを聴きながら、サマータイムの歌詞を思い起こして己の弱さ、甘さを顧みてみるかな…。

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