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喰べ終わってから1時間程度で書いている超速報版です(笑)。
けふは飛び魚の干物を出汁に使った悪魔。
取り合えず、悪魔は初心者は止めた方が良い、本当に、というような事が看板にも書いてあるせいか、客足が少なくて助かります(笑)。
分からない方に解説しますと、悪魔ラーメンとは相当濃い、がんこオリジナルの醤油ラーメンです。
家元曰く「通常の3倍の量を使って出汁を取っている」ラーメンだそうです。
ですから、がんこの味に慣れてない方は勿論、がんこに慣れている方でも上級者編であるくらいしょっぱい味ではありますが、慣れると濃厚な旨味に圧倒され、「これなしでは生きていけない!」というくらい、病み付きになる方も多いラーメンです。
取り合えず、初心者は原則的に止めた方が良いので、がんこの味に慣れてから挑戦する事をオススメします。
因みに、私自身はまだ早稲田に店があった際に喰したのですが、既に常連になってから悪魔に挑戦したためか、記念すべき初挑戦の際も家元に初挑戦と認識されなかった、という哀しい過去があります(笑)。
…という事で、けふの悪魔について(笑)。
悪魔も多少、早稲田時代に比べて池袋的な大衆受けを考えた味付けになった気がする。
トッピングにも現れているのですが、かつては悪魔と言えば、悪魔肉(勝手に命名。豚バラを濃い悪魔のタレと思われる醤油味で味付けしてある。これも癖になる味)と葱、メンマ、そして半熟煮卵or生卵or悪魔肉追加(笑)、という本格指向のトッピングだったのが、けふは悪魔肉、葱、メンマに加えて卵ではなく1枚のチャーシュー。
よく見れば悪魔肉の量も心なしか少ない。
スープを飲んでも、強烈に尖ったしょっぱい醤油ではなく、凄く濃厚な出汁につつまれたまろやかな濃い醤油味。
美味なれど、刺激は抑制されたものになっていて、立体感ある味に転換している気がする。
アーノンクールのモーツァルトの25番が旧盤のRCOと新盤のCMWの間で、尖った切っ先は失いつつも、豊穣な表現力が増したような違いを感じる。
私の前にいた客が「ちょっと辛かったけど…」とか言っていたが、この味でそんな事を言っていては、真のがんこフリークへの道は遠いと言わざるを得ない(笑)。
取り合えず、やはりがんこも店舗を池袋の繁華街に構えるに当たって、求道的指向の「研究室」と家元が称した早稲田からは転換しているようだ。
…とは言っても、他店の追随を許さぬその濃い味自体は未だに健在。
次回の悪魔は『マンゴー、赤ワイン仕立』という奇妙奇天烈なものが書いてあるし、研究自体は順調に進んでいるようなので、これからも私の中で、がんこは習慣となり続けるであろう(笑)。
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