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実は、前回の記事は5000字の字数指定に引っかかって掲載したい注目公演をかなり絞ってました。 なので、今回も盛り沢山でお送りします(笑)。 【私的超推薦演奏会】 4/29,10/25@第一生命ホール 指揮:井上喜惟 ソプラノ:蔵野蘭子 チェロ:小澤洋介 管弦楽:ジャパンシンフォニア [曲目] 第12回定期 ・ラヴェル:クープランの墓 ・ショーソン:海と愛の詩 ・フランク:交響曲 第13回定期 ・エルガー:Vlc.協奏曲 ・ブラームス:交響曲第4番 他 このオケの音は兎に角特別! これほど厚みのある音色のオケは東京に2つとありません。 フランス系の作品が並ぶ12回と保守の研究から革新へ至る作品が並ぶ13回のどちらも聴き逃せません。 5/23,7/25,9/12,12/12@サントリーホール 指揮:大友直人 管弦楽:東京交響楽団 他 第29回「プッチーニ&ヴェルディ」〜イタリアオペラの楽しみ〜 第30回「バーンスタイン&ガーシュウィン」〜アメリカ発、ザッツ・エンターテイメント〜 第31回「ブラームス&ドヴォルザーク」〜ロマンの森の香り〜 第32回「エルガー&ブリテン」〜イギリス音楽への誘い〜 http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/sponsor/090523.html 私も子供時代にこういうシリーズがあれば、もっと音楽を身近に聴けていたかも(笑)。 現時点での情報では、妥協は無いにも関わらず、子供を含めて退屈させない、音楽を素直に楽しめる選曲です。 ブラームス、ドヴォルザークもシリーズ後半の3回目に配置し、最終回は構成的でありメロディアスなイギリス音楽を選んでいるしクラシックの入り口としてシリーズを通して聴けば、大人も充分満足出来るでせう。 モツ、ベトばかりでなく上記のような音楽も是非親しんでみて欲しいです。 7/28@アクロス福岡シンフォニーホール 指揮:大野和士 管弦楽:九州交響楽団 [曲目] ・ラヴェル:ラ・ヴァルス ・ドビュッシー:バレエ音楽「遊戯」 ・ストラヴィンスキー:交響詩「うぐいすの歌」 ・フローラン・シュミット:バレエ音楽「サロメの悲劇」 指揮:大野和士 管弦楽:リヨン歌劇場管弦楽団 他 [曲目] 11/1,3@オーチャードホール ・マスネ:歌劇「ウェルテル」 11/9@東京オペラシティ ・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 ・ショーソン:交響曲 ・サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」 これは来年度の目玉です! 大野和士は今後の日本の音楽界の至宝となっていくことでせう。 それだけでなく、彼を聴き続ける事が20年後の世界の音楽界の流れを探る事に繋がるのではないか、とさえ思っています。 サインや写真撮影も売れっ子とは思えない丁寧、親切な対応で、今でも自身でピアノを弾き福祉施設で慰問コンサートを行うヒューマニズムも持ち合わせています。 彼の音楽の真髄であるオペラが中心だけに、とても大切にしたいです。 【カジモト・ワールド・オーケストラ・シリーズ】 俯瞰してみた場合、プログラムがかなり限定的です。 ブラームス、ベートーヴェン、マーラー、ブルックナーと所謂"大曲"を持ってくれば事足りる、と言うのでせうか。 ブラームスのVln.協奏曲が同じシリーズで2回というのも問題です。 海外オケのビータというものは、現地で行っている演目や日本以外でのツアーのプログラムなどの文脈があるものだから、それを無視したような企画もなぁ…と思ってしまいます。 ノット指揮エマール独奏のバンベルク響は、同時期に行われるニューヨーク公演ではバルトークのピアノ協奏曲3つを1夜で…なんて意欲的なプログラムをこなします。 日本はバルトークさえ受容出来ない音楽的素養しかない、と判断されているとしたら哀しいですね。 こういう面から、個々の演奏会には期待もありますがシリーズとしては不満があります。 10/8,9,10@サントリーホール 指揮:アラン・ギルバート ヴァイオリン:フランク・ペーター・ツィンマーマン 管弦楽:NYフィル [曲目] 11/9 ・ブラームス:Vln.協奏曲 ・ベルリオーズ:幻想交響曲 11/10 ・マーラー:交響曲第3番 新監督との初来日は来年度のシリーズの最注目公演になる事は疑いの余地が無いです。 発表されていない8日は置いておくとして残りの2日(特にマラ3)は非常に魅力的です。 安券が入手可能なら両方赴きたいです。 10/27,11/2@サントリーホール 指揮:リッカルド・シャイー ヴァイオリン:アラベラ・美歩・シュタインバッハー 管弦楽:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管 [曲目] 10/27 ・メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」 ・ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」 11/2 ・モーツァルト:Vln.協奏曲第3番 ・マーラー:交響曲第1番「巨人」 前回キャンセルした際のメインをそのままスライド、という点は判断が難しいです。 しかしシャイーはオケ作品ではシューマンを意欲的に取り上げているので、メンデルスゾーンとシューマン、といった組み合わせが音楽史的にも楽団の意義としても適切だと思います。 個人的にはブル4が苦手でも聴くなら27日でせう。 11/10@サントリーホール,11/12@東京オペラシティ 指揮:トゥガン・ソキエフ ヴァイオリン:諏訪内晶子 管弦楽:トゥールーズ・キャピタル管 プラッソンからソキエフに交代、と初めて知りました。 フランスものの演奏スタイル変更が予想されるので、ソキエフの得意なロシアものでも良いかも知れません。 11/20,23@サントリーホール,11/25@東京文化会館 指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット 管弦楽:チェコ・フィル [曲目] 11/20 ・ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 ・ブラームス:交響曲第1番 11/23 ・ブルックナー:交響曲第8番 11/25 ・ドヴォルザーク作品 ブロムシュテットのブルックナーは素晴らしいそうです。 8番の良さは未だに理解出来てないですが、避けてもいられないのでこういう機会に聴きたいです。 ドヴォルザークは詳細が分かりませんが、期待出来そうです。 【海外オケ】 4/20,21@サントリーホール 指揮:チョン・ミョンフン ソプラノ:ナタリー・デセイ 管弦楽:フランス国立放送フィル このコンビは聴いて損は無いです。 昨年の来日は感嘆するしかない、今まで聴いた中でも最高峰のパリの音楽が流れました。 「マ・メール・ロア」、「ダフクロ」、「ハルサイ」、「幻想」のいずれもが今でも耳に残る名演でした。 噂によればドビュッシーの大曲もあるとの事。 今回も豊かな色彩の音色、そして自発的な調和の妙を堪能させて貰える、と期待出来ます。 4/29,5/1@サントリーホール 指揮:ファビオ・ルイージ 管弦楽:ドレスデン・シュターツカペレ [曲目] 〜オール・R.シュトラウス・プログラム〜 「英雄の生涯」の原典版、という珍品を始めとしたドレスデンのレパートリーのど真ん中であるR.シュトラウスの作品を新監督の俊英がどのように料理するかが興味深いです。 かなり推進力とエネルギーの横溢した演奏が期待出来ます。 6/3,4,5@サントリーホール 指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ 管弦楽:モスクワ放送響 曲目次第ですが、"爆演"が期待出来るのは確かです(笑)。 7/29@サントリーホール 指揮:マイケル・ティルソン・トーマス 管弦楽:PMFオーケストラ もしアイヴズなんかやってくれたら狂喜ですが…(笑)。 是非、アメリカ作品を組み入れて欲しいものです。 11/1,4@サントリーホール 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ 管弦楽:シンシナティ交響楽団 こちらもアメリカものも期待したいですが、随分先で詳細不明なので、ゆっくり検討します。 11/5@東京オペラシティ 指揮:マルク・ミンコフスキ 管弦楽:ルーヴル宮音楽隊 [曲目] ・モーツァルト:セレナード第7番「ハフナー」 ・ラモー/ミンコフスキ編:サンフォニー・イマジネール やはりミンコフスキならモーツァルトに期待したいです。 ハイドンも興味深いので都合次第…ですね…(苦笑)。 【オペラ】 <二期会> 6/6,7@北とぴあ 指揮:高関健 管弦楽:東響 他 [曲目] ・モンテヴェルディ:歌劇「ウリッセの帰還」 オペラの原点へ目を向けた注目公演。 「聖母マリアの夕べの祈り」、「オルフェオ」に続いてのモンテヴェルディになるでせう。 <ミラノ・スカラ座> 9月 指揮:ダニエレ・ガッティ 管弦楽:ミラノ・スカラ座管 [曲目] ・ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」 来年度の来日オペラの目玉はやはりスカラ座でせう。 バレンボイムの「アイーダ」に興味は持てませんが、こちらは演目的に貴重で少し迷うので、安券入手出来れば…といった心持ちです。 <新国立劇場> 11/18,21,23,25@新国立劇場 [曲目] ・ベルク:歌劇「ヴォツェック」 これは現代も含めたオペラ・ファンにとって必聴ですね。 新国は「ルル」の過去があるだけに、今回は若杉体制の真価が問われる公演になるか? <NISSAI OPERA> 11/20,21,22,23@日生劇場 指揮:沼尻竜典 管弦楽:東京シティ・フィル 他 ・R.シュトラウス:歌劇「カプリッチョ」 R.シュトラウス後年の重要なオペラだけに是非聴きたいです。 <新国立劇場> 2/11,14,17,20,23@新国立劇場 ・ワーグナー:楽劇「ジークフリート」 3/18,21,24,27,30@新国立劇場 ・ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」 先の2公演はチケット入手しているだけにやはり全曲1度は!(笑) 【室内楽 他】 5/18,6/10@サントリーホール ピアノ:クリスチャン・ツィメルマン プログラム次第ですが、ジャパンアーツのシリーズでは最大の期待を寄せています。 現代モノなども含めた積極的なプログラミングを期待したいです。 6/18@東京オペラシティ ピアノ:ヴァレリー・アファナシエフ 〜アファナシエフ・リサイタル〜 [曲目] ・ドビュッシー:前奏曲集第1集より「雪の上の足跡」 ・プロコフィエフ:「風刺」より「間のびしたアレグロ」 ・ショスタコーヴィチ:24の前奏曲より第14曲 ・プロコフィエフ:「風刺」より「嵐のように」 ・ドビュッシー:前奏曲集第1集より「沈める寺」 ・ムソルグスキー:音楽劇「展覧会の絵」 かなり独特なスタイルの奇才の演奏だけでなく、自身で音楽劇として編んだ展覧会を1度観てみたいです。 8/22@東京オペラシティ 指揮:ロベルト・ミンチュク ソプラノ:中嶋彰子 フルート:斎藤和志 ファゴット:黒木綾子 ピアノ:白石光隆 合唱:新国立劇場合唱団 合唱指揮:三澤洋史 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 [曲目] ・ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ(全曲) 単純に聴きたい! 夏の最注目公演になるやも知れません。 バリトン:マティアス・ゲルネ
ピアノ:ピエール=ロラン・エマール [曲目] ・ベルク:4つの歌曲 ・シューマン:女の愛と生涯 |

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