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今回の「私が選ぶ日本の道」は、北海道道106号線。
道北の手塩町から稚内の日本海岸を北上する、ほぼ全線がシーサイドラインです。
特筆すべきなのが、この道は、原野と海岸線の間を行く道で、周辺設備がほとんどありません。
途中からは、電柱やガードレールもない原野の中を一直線に道が伸びて行く、ライダー憧れの道でもあります。
我々は、とある調査業務をしながら、南側の手塩町から道道に入ります。
ちなみに、オロロンラインの名前の由来は、天売島に生息するオロロン(ウミガラスの別名)鳥にちなんだものだそうです。
こちらは、国道232号沿いに突然現れた、巨大なオロロン鳥の模型(汗)。
幌別町のサロベツ原野の幌延ビジターセンターでは、原野の巨大な空撮写真を見ることができます。
丸い沼はパンケ沼、海岸線の所が道道106号、日本海を挟んで右奥が利尻富士です。
SNEのO島さんも、興味津々です。
さて…、最初のうちはガードレールやら、道路境界の指示などの設備があるのですが…、
ええ。
何もない、原野になってしまいます
写真も変化なしです!
天気が良いと、利尻島の利尻富士が見えるのですが、あいにくの曇り空です。
道道106は、稚内市に入ると内陸側に曲がりますが、我々は野寒布岬(ノシャップ岬)に向けて、さらに北上です。
おおぅ、だいぶん北まで来ました!
次回は、稚内に入ります。
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私が選ぶ日本の道
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今回の「日本の道」は、2回目の訪問となった雄冬海岸。
雄冬海岸の険しい地形をへばりつくように、石狩と留萌を結ぶのが国道231号線です。
西の知床とも称された雄冬海岸は、長く国道の不通区間でしたが、
1981年に雄冬岬トンネルがようやく完成し、石狩と留萌が結ばれたのでした。
それでも雄冬海岸は、崩落しやすい地形のため、たびたび通行止めになっているようです。
道路改良により、冬季閉鎖がなくなり通年通行ができるようになったのは、1992年になってからだそうです。
石狩側から北上します。
次第に断崖絶壁が近づいてきます。
こちらは、タンパケトンネル(L=340m)。岩をくり抜いてますね。
そして、こちらが雄冬岬トンネル(L=878m)。
今でも頻繁に補修工事がなされています。
この日も片側通行規制していました。
こちらは、北側から見た景色です。
トンネルを抜けると、雄冬岬に到着です。
かつての陸の孤島です。
この滝は、「白銀の滝」
暑寒別岳連峰に積もった雪解け水や地下水が山肌を伝い、この断崖絶壁から一気に30mの高さから流れ落ちます。
さらに、国道231号を北上。
増毛を過ぎて、留萌に到着した頃、もう太陽は日本海に沈もうとしていました。
さて、今夜の宿は、留萌市内にしました。
KSG所長と、KNZ課長と、そしてSNEのO島さんの4人で、晩ご飯です。
向かったのは、宿の方にお聞きしたオススメ、「居酒屋 将軍」さん。
週末というのもあって、お店はお客さんで一杯でした!
北海道らしい魚介類のメニューが並びます。
まずはビールで乾杯
早速刺身の盛り合わせです。
さんま、タコ、そして留萌名物の甘エビです。
そして、大きなホタテも頂きます!
ええ、イモモチも頂きました。
甘くて美味しい、私の大好物です。
もちろん、定番のホッケ焼きも!!
さて、ビールの後は…、、、
なんと、日本最北!の焼酎「泰蔵」を頂きます。
『泰蔵』は、日本酒の醸造元である国稀酒造(増毛町)さんが、酒粕を元に造っている米麹焼酎です。
北海道の焼酎といえば、第276回で登場の紫蘇焼酎『鍛高譚』が有名ですが、米焼酎もあるんですね。
知りませんでした。
■DATA
店名:居酒屋 将軍
住所:北海道留萌市錦町1-1-5
電話:0164-43-5125 |
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今回の『私が選ぶ日本の道』は、兵庫県神戸市中央区にある国道174号。
そうなんです、国道174号は、日本で一番短い国道なのです。
その総延長は、何と187.1m。
日本で一番長い国道は、東京〜青森を結ぶ国道4号線の889km。
実に、4,754分の1にしか過ぎません
地図で見るとこんな感じ。
浜手バイパスの高架橋から南、フェリー乗り場の手前の交差点までの、わずかな距離が国道174号です。
かろうじて、国道を示すおにぎり標識が描いてありますね。
こちらが、北側の起点。
手前が阪神高速、後ろのピンク色が浜手バイパスの高架橋。
この高架橋の下が174号の始まりです。
ええ、確かに道路標識にも、この先174号って描いてありますね。
高架橋の下の起点。
早速、わかりやすい標識が!!!!
「日本で一番短い国道です L=187.1m」
シンプルでかつ、十分な説明!
といっても、この先、奥側の交差点で、国道は終点を迎えます。
途中、僅かながら見所があります。
国道の西側にある神戸税関の建物。
阪神淡路大震災で半壊したものの、1927年に竣工した当時が忍ばれる立派な建物です。
もう一つが、国道の西側にある新港貿易会館。
船の外装を彷彿とさせる外観、1931年に完成した、現役のテナントビルだそうです。
国の重要文化財にも指定されています。
と言っている間に、ここで終点。
歩いて5分とかからない距離です。
南側の終点側にも、同じような「日本一…」の標識があります。
終点側から見た174号。
ほとんどこれが全景です(汗)。 そして、上下線に1つずつだけある国道標識です。
わずかの距離ですが、立派な国道なんです(笑)。
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以前、第314回で、日本で2箇所しかない商店街国道、長崎市の国道324号を紹介しました。
もう一つの商店街国道が大阪にある、とお伝えしたのですが…、
実は国道324号を訪問したその週末、いてもたってもいられず、もう一つの商店街国道170号を訪れていたのでした。
今回は、そんな、もう一つの商店街国道のご紹介です。
国道170号は、大阪の高槻市から泉佐野市を大阪市外のへりをぐるっと結ぶ、いわゆる大阪外環状線を構成しています。
この外環状に沿って、旧道も併走しており、この旧道も国道に指定されています。
そんな旧道の部分、近鉄瓢箪山駅付近で、国道が商店街になっているのです。
国道170号は、近鉄奈良線と駅の東側で直交します。
この下の写真が、その交差部にある踏切です。
踏切の向こうに見えますよね…、、
そう、この商店街が国道なんです。
踏切から、北側を見ると、こんな感じ。
北側も商店街です。
左手の建物が近鉄瓢箪山駅ですね。
この商店街、名称を「サンロード瓢箪山」と言うそうです。
看板がありますが、国道の記述がありませんね…。
長崎の国道324号は、ちゃんとおにぎり形の国道標識が設置されていたのですが、
こちらには、「国道」である証しを、なかなか見つけることができません…。
しかし、見事なまでの商店街です。
自転車は停めてあるし、看板やら洋服屋のハンガーなんかも、”国道”にはみ出しています。
そしてこの国道、商店街区間は、7時〜20時の間、歩行者自転車用道路となっており、車は通ることができません。
ええ、日中、車が通れない国道なんです…。
そして…
歩くこと30分、ついに、1つだけ「国道である証し」を見つけることができました
やはり、こちらも商店街の地図。
書いてありますよね、サンロード瓢箪山の部分に「国道170号」って。
いや〜、満足です、満足です。えぇ、自己満足です!
ちなみに、商店街以外の区間に行くと、「国道の証し」はすぐに見つけることができます。
そう、この先、国道170号は商店街なんです!
さぁ今度は、どんな日本の道を訪れようかな。
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339…、
以前、訪問した青森県・津軽半島。
津軽半島を一周する国道339号は、「階段国道」としても有名です。
そう、知る人ぞ知る。国道が階段なんです。
場所はこちら、
津軽半島の先っぽ、竜飛崎の近くで、国道339号は階段になっているのです。
339号は、青森側から海岸沿いに走ってくると、この竜飛漁港で行き止まりになります。
太宰治は、小説『津軽』の中で、竜飛崎を訪問したとき、この漁港を「ここは本州の袋小路だ」と表現したと言います。
海岸沿いの道は、確かに漁港で行き止まりなのですが、実は国道339号は、少し手前で左折し、住宅街に入っているのです。
案内図に、「現在地」がありますよね。
この地点から、竜飛崎の嶺に向かって、階段となっているのです。
しかも、この階段もさることながら、階段までの道がシブイ!!!
案内板の後ろに見える、赤い煉瓦の小径が国道339号なのです。
↓そう、これが、国道…(汗)。シブ〜イ!
物干し竿の横を右折し…
軒先をするりと抜けて……左折…
さらに狭くなった軒先を歩いて行くと…、、、何となく上り坂…
あれ、既に階段…じゃない?
そして更に進むと…、
ついに目の前についに現れます! はい、階段国道です!!
立派な標識も立っています。
国道339号は、ここから竜飛崎灯台のたもとまで、338mが362段の階段になっているんですね。
ちなみに、階段国道の終点側は、竜飛崎灯台から見ることもできます。
(右下に国道標識)
ちなみに、国道339号は、竜飛崎を中心に青森側と五所川原側で景色が異なります。
青森側(むつ湾側)は、ローカルな海岸沿いの道。
素堀りのトンネルが連続します。
■青森側
一方、五所川原側(日本海側)は、交通の難所で、全通したのが1984年と意外と最近のことです。
難工事だったそうで、陸上自衛隊が工事を担当したのだとか。
■五所川原側
津軽半島一周、なかなか見所のある国道です。
また行ってみたいな〜!!
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