*いんすぱ工房* ブログ

LED加工・その他製品について不定期で掲載します!!

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メッキシートについて

LED加工をする際に、基板表面に貼る素材の一つとしてメッキシートがあります。
 
リフレクターを組み合わせて使用するとよりキラキラして綺麗に仕上がるのですが、1つ問題点があります。
それは、鏡面素材の素となっているアルミです。
 
一般的に販売されているシールタイプのメッキシートは、以下の3層構造になっています。
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PET素材にアルミ素材を蒸着させて、アルミ蒸着面に粘着剤が塗られています。
上の画像から分かる通り、表面・裏面は基本的に通電しません。(糊面が薄い場合は裏面も通電する場合があります。)
しかし、中間素材のアルミ素材は通電してしまいます。
 
因みに、シートが通電するかどうかについては、100円均一などで手に入る「除光液」を使用し、シート裏の粘着剤を落として、そこをテスターで導通チェックするという方法があります。
よく「表面(または裏面)は通電しませんと」記載している場合がありますが、LED加工に使用される際は「中間層は通電しますか?」と確認の上、購入される事をお勧めします。
 
LED加工する際に、これを基板に張り付けて使用する訳ですが、穴を開けてLEDを刺した際に問題が発生します。
メッキシートへ穴を開ける方法は、針を使用するなど様々ありますが、LEDの足より小さな穴を開けてLEDで穴を広げながら差し込むと、下の画像(A.)の様に、メッキシートの中間層であるアルミ蒸着面に触れてしまいます。(赤丸部分)
この状態が複数個所で起こると「通電」してしまいます。
 
よく、「通電しにくい」という表現を見ますが、基本的には通電はするかしないかのどちらかなので、
 1.通電してはいけない部分同士が(A.)の状態(通電)になる→不具合が発生
 2.問題ない部分同士(例えば末端の+同士や−同士)が(A.)の状態(通電)になる→正常に点灯
 3.シートとLEDリードの接点なし→もちろん正常に点灯
上記3点を混ぜて「通電しにくい」ですね。
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これを防ぐためには(B.)の様に、シートの穴を基板の穴以上に広げれば良い訳ですが、これをしっかりやれずに「通電したんですが・・・」とお問い合わせ頂く事も稀にあります。
上記を説明して再度作業して頂くと大概「バッチリOKでした」とすぐにメールが来ます(笑)
 
商品ページには穴あけに関する注意書きはしているんですが、文章だけでは分かり難い方もおられる様ですね(^^;) 
具体的な説明(原理)を記載したショップはあまりと言うか殆ど見かけませんので、今回は一例として紹介する事にしました。
 
 
LED加工が一般的になって数年になりますが、LED関連品を販売しているショップ・オークション等でもメッキシートの導通性についての注意書きをしっかりと記載していない所もたまに見かけます。
カッティングシート専門店の場合は、従来の用途から外れているから仕方ないですが、LED関連品を販売している所では記載必須項目ですね。
 
 
因みに、中間層も全く電気を通さないメッキ調シートも製作出来るのですが、販売品と同等の耐熱・鏡面仕様で製作すると単価が非常に高くなり、製作ロットも数千mになるとの事だったので諦めました。
 
電気を通さなくても熱負けし易いと意味がないですし・・・・と言いますか先立つものが・・・・の方ですね。(^^;)
 
熱負け回避の方法としては、他にも「シートの重ね貼り」もありますが、多少熱に強いシートを重ねる場合は気密性が高いので、重ね貼りしたシート間に気泡が入ってしまったり、半田付けをしてその部分が冷めた際に、中の空気が縮んで基板のランド部分がぼこぼこ凹んでしまうという欠点もあります。
原理を理解してシートを組み合わせれば幾らかは回避できますが、他にも問題が・・・(長くなるのでヤメます。)
 
様々な方法を試した結果、耐熱シートとなった次第です。
 
当工房では仕上がりの綺麗なLED工作のお手伝いが出来ればと「耐熱メッキシート」をこれまで販売させて頂いております。
穴あけ施工の際の手間はありますが、耐熱メッキシートという名前の商品でここまで鏡面の物は他にありませんので、よくご検討された上でご注文よろしくお願い致します。(^^)ノシ
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