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その日クマくんは夢を見ました。 金色の光とともに天使が現れました。 『クマよ・・・もっと早く現れるつもりだったが遅れてしまってすまない。お前は自分が何者か分かっていない・・・私の力で真実を教えてやろう・・・』 『ほ、本当ですか?ぼく自分が誰か知りたかったんです!・・・あ!・・・でも・・・あの・・・その力って違うことに使ってもらえないですか?』 『違うこと?お前の願いを一度だけ叶えてやる事はできるが・・・真実を知る以外に何の願いがあるのだ?』 『ぼくは今の生活で満足しています。でも一緒に住んでいる人間が寂しそうな顔をするのが辛いのです。人間の悩みの原因である女性を何とかしてこの家に連れてきて頂けませんか?』 『それは可能であるが・・・その代わりお前が人間と住むことはできなくなるぞ』 『・・・それでも良いです。僕は幸せでした。今度は人間に幸せを返したいんです。』 『わかった。それではこの袋を渡す。この袋の中の粉を被った者は願いを叶える事ができる』 『ありがとうございます。天使さん。』 『お前が人間に渡すか、自分で使うかは自由だ。今日の十二時までに決めなさい』 『はい』 クマくんは目を覚ましました。 『あれ・・・夢?・・・あっ!』 枕元には袋が置いてありました。 クマくんは人間を起こして夢の内容を伝えました。 話を終えても人間は嬉しそうな顔はしません。
『君の気持ちは嬉しいけれど、それは君が使うべきだよ』
『どうして!?ぼくはいつか自分の事を思いだすかもしれない。でも君にはこの粉が今必要なんだよ?』 『いや、俺はもういいよ・・・諦めたよ・・・』 『うそだ!諦めた顔なんかしてないよ。使えよ!』 『『あっ!』』 1人と1匹が言い合っているうちに袋が飛んでしまいました。 空中を回りながら袋は開き・・・人間とクマくんの頭に降り注ぎました。 『うわー2人ともかぶっちゃったよ・・・』 『大丈夫だよ。ぼくは君の想い人が現れる事を心から願っているから』 『でも・・・俺も君が本当の自分を思い出すのを願っているよ』 『じゃあ、より想いが強い方の願いが叶うんだね』 その時、ドアの方で音がしました。 トントントン
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こんにちわ 続き 楽しみにしていますね
2008/4/28(月) 午後 0:13 [ 建築や ]