|
JMA Management Review 3月号の特集記事「大学経営革新」で、 法政大学元総長清成忠男名誉教授の、 「経営マインドのない大学は去るべきである」と題するインタビュー記事は、 大学改革に対する問題提起として、大変に示唆の富んだ内容です。 その内容の一部をブログで紹介します。 2007年度大学全入時代を向かえ、 私立大学を中心に、日本の大学は本格的な大学経営の淘汰の時代に入ります。 大学は、かつて学生確保が容易であったため、大学経営は重要ではなく、 既得権益を守ろうとする教授会の主導権が強く、大学改革の最大の抵抗勢力となっていました。 そのような抵抗勢力の教授陣には、経営的な危機感や変革の必要性さえ気づいていない層もいるという 問題が、根本的な深い要因のようです。 さらに教授会の教授とは、 「企業人になるのが嫌だから大学に残って教員になった。 その理由は体が弱い、組織になじめない、勉強好きのいずれかだ。 だが、残念ながら、3番目の理由(勉強好き)に該当する人はほとんどいない」 と清成先生はおっしゃっています。 企業人になれないから、大学教授になったのでは、教わるほう(学生)にとっては迷惑な話です。 大学受験を目指して、小学校から進学塾に通い、中高一貫校とか、 地方の高校から、あるいは大学受験浪人を経験して大学に入学してきた大学生が、 「大学の講義は全くツマラナイ」と口にする学生に気づいていない教授陣とは、 一体何処を向いて講義しているのでしょうか? 以上のインタビュー記事について、
私は現在、大学の兼任講師の立場にありますので 誤解を招きやすいコメントは差し控えたいと思いますが、 企業も大学も改革を進める場合、 この「抵抗勢力」に対して毅然と向き合えるかが、 実際は難しい問題です。 |
大学教育の視点
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]





