|
『かっぱとひょうたん』(日本みんわ絵本シリーズ)
若林一郎:文
西山三郎:絵
ほるぷ出版
6年生対象のお話会なので、何を読もうかと結構悩む。
前日ヘトヘトに疲れてしまって、いい本を探す気力がなかったので、
私の定番の『やさいのおなか』『よかったねネッドくん』でお茶を濁しちゃおうかな、とも思ったが、
夜に読んだこの本が面白かったので、急遽変更する。
この話は長崎県の民話。
かっぱが登場する民話は全国各地にあるようだが、九州が特に多いらしい。
豊かな川が流れる稲作地域って感じですものね。
庄屋の3人娘が田植えをしているところを、かっぱが見初めて嫁に欲しいという。
嫁にくれないと田んぼの水を堰き止めると脅すので、
下の娘が「ひょうたん」を嫁入り道具として持って嫁に行く・・という話。
単なる民話の読み聞かせではつまらないので、
本の中に出てきた「かっぱの川ながれ」「きゅうりをおそなえした」について注釈を加える。
6年生では、「かっぱの川ながれ」ということわざは誰も聞いたことがなかった。
日常生活では「猿も木から落ちる」のほうが使用頻度が高いよなぁ。
なぜかっぱはきゅうりが好きなのか?をググってみたら面白かった。
「川を守るかっぱのお陰で無事に収穫できました、というわけで初物のきゅうりをおそなえした」
という順当な回答があったけど、
「きゅうりは人の味に似ているから好き。」
「きゅうりは女の人のアソコの匂いに似ているから、きゅうりをお供えすると女の人に悪さをしない」。
という、とてもじゃないが子どもには教えられない内容まであって、興味深い。
反対に、かっぱが嫌いなのものは何か?
いろいろあるようだけど、答えの1つに「ひょうたん」があった。なるほどねぇ。
嫌いな理由は、この本を読めば判りますよ。
それにしても、きゅうりってアソコの匂いに似ているか???
と思いながら、しばらくきゅうりを食べそうな日々・・。
|