ドキドキ出来事ミラクルワールド

大好評ドキドキ出来事ショートショート☆毎日1話掲載☆現在4330話を過ぎてさらに爆走中!

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ドキ出来ショート」 また新しく書庫を増やしました♪
 抱腹絶倒間違いなし?! 厳選「ドキ出来ショート―きっと笑える話」 お楽しみ下さい♪
★ 「ドキ出来ショート―きっと笑える話」が本になりました!
  「ブクログのパブー」という電子出版からです♪
  こちらから→  きっと笑える話 50傑(その1)
  こちらから→  きっと笑える話 50傑(その2)
  こちらから→  きっと笑える話 50傑(その3)
  こちらから→  きっと笑える話 50傑(その4)
  ☆笑えるシリーズ総話数200話掲載、試し読みがそれぞれ10話あります♪

きっと笑える話
 「美しい人魚の浜…髪の長い人魚が浜に!」─ドキ出来ショート(78)
 「好きでした…言ってほしかったのに」─ドキ出来ショート(468)
 「あの人の口癖」─ドキ出来ショート(447)
 「箱入り娘…美人でおしとやかですか?!」─ドキ出来ショート(591)
 「ガソリン駆動」─ドキ出来ショート(619)
 「逮捕してください!」─ドキ出来ショート(663)
 「芸術の秋…リサイクル芸術」─ドキ出来ショート(698)
 「大変身!!」─ドキ出来ショート(1005)
 「長居の客…迷惑な!!」─ドキ出来ショート(1007)
 「霊気…異様なまでの冷気?!!」─ドキ出来ショート(1014)
 「満月の夜になると?!!」─ドキ出来ショート(1015)
 「父から子へ!…秘伝の技伝授!!」─ドキ出来ショート(1019)
 「メリカバリー病…こども電話相談室!!」─ドキ出来ショート(1022)
 「ジンクス…彼女のひとこと!!」─ドキ出来ショート(1023)
 「連れてけ淵…女が手を合わせて?!」─ドキ出来ショート(1039)
 「オカマバー…なんでも初体験?!」─ドキ出来ショート(1040)
 「血液型 X の健診?!」─ドキ出来ショート(1045)
 「荒っぽい運転?!」─ドキ出来ショート(1047)
 「増殖?! …気味悪い面」─ドキ出来ショート(1050)
 「空耳…閉まるドアー!」─ドキ出来ショート(1061)
 「声が聞こえる…ユーレイが出る部屋!!」─ドキ出来ショート(1083)
 「プロポーズ…ありのままのキミが好きだ!!」─ドキ出来ショート(1087)
 「自白…オトシの名人にかかると!!」─ドキ出来ショート(1088)
 「119番…救急車呼びますか?」─ドキ出来ショート(1098)
 「株価暴落はまたあるのか?!…緊急考察!」─ドキ出来ショート(1099)
 「商品発送…箱詰めは大変?!」─ドキ出来ショート(1124)
 「怖いモノ…誘惑に負けて?!」─ドキ出来ショート(1138)
 「エンジンがかからない…バッテリーの悲劇」─ドキ出来ショート(1139)
 「試食…ケーキ屋さん?!」─ドキ出来ショート(1149)
 「死んだポチ…爺ちゃん可愛がってたのに」─ドキ出来ショート(1155)
 「昇竜拳!!…真っ向じいちゃん(5)」─ドキ出来ショート(1170)
 「懺悔…キミを奪ってボクは…」─ドキ出来ショート(1173)
 「鉢合わせ…気まずい父子!」─ドキ出来ショート(1186)
 「約束―キミは小指を突き出して…」 ドキ出来ショート(1201)
 「今日こそ言おう…好きという言葉!!」─ドキ出来ショート(1205)
 「涙の手料理―キミは悲しみをこらえて…」─ドキ出来ショート(1218)
 「床屋…放火事件多発?!」─ドキ出来ショート(1261)
 「観覧車…二人のデートは気まずく?!」─ドキ出来ショート(1294)
 「脳移植大成功!…イケメンの体に?!」─ドキ出来ショート(1295)
 「落ちたハンカチ…古典的手法?!」─ドキ出来ショート(1316)
 「居酒屋…お銚子一本?!」─ドキ出来ショート(1325)
 「肩こり女…待っていたのと、キミは?」─ドキ出来ショート(1337)
 「今夜はオシャレ♪…みんなでお出かけ?!」─ドキ出来ショート(1349)
 「赦して父さん…あの夏の夜の秘密?!」─ドキ出来ショート(1355)
 「ファスナー…食い込んで痛い時?!」─ドキ出来ショート(1376)
 「ボクが捨てたもの、拾ったもの?!」─ドキ出来ショート(1379)
 「スグ違反キップ切るお巡りさん?!」─ドキ出来ショート(1384)
 「歩行訓練…あなたにトキめいて?!」─ドキ出来ショート(1418)
 「卑劣なヤツ…肉体を求めるなんて?!」─ドキ出来ショート(1444)
 「トイレの神様…御利益はとめどなく!」─ドキ出来ショート(1485)
 「鼻輪…懐かしい記憶がよみがえって!!」─ドキ出来ショート(1527)
 「お似合い…夫婦ペアルック♪」─ドキ出来ショート(1534)

*その他、笑えるシリーズ総話数200話厳選、読んだご感想お寄せ下さい♪

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紫の髪の女」       月島衣音


 一人暮らしのボクのアパートの部屋。
 朝日の当たる窓辺に、小さな鉢に生けたスミレが咲いていた。
 ボクの部屋の前の、側溝の縁に咲いていた花。
 人に踏まれそうになっているのを見て、植木鉢に生け替えたスミレだ。

 最初、その鉢は玄関前の日の当たるコンクリート防護柵の上に置いていた。
 その朝、鉢に水をやっていた時、アパート前の道で物音がした。
 道路に出てみると、そこに紫の髪の若い女が倒れていた。
 「どうされたんですか
 「すみません。急に苦しくなって…」
 はつらそうな顔を上げ、ボクの差し出した手につかまった。
 救急車を呼びましょうか、と訊くが、少し休ませてもらえば良くなるからと言うので、部屋に招き入れた。

 熱い紅茶を飲ませ、ソファーに横にならせ、ボクはバイトに出た。

 夕刻になって戻ると、はまだ部屋にいた。
 快復したのか、「お礼に夕食を作らせて」と言う。

 「あたし、行くところがないんです…」
 冷蔵庫のあり合わせの材料で夕食を作る間に、彼女はそう言った。

 「夕食一緒に食べて、そのままここにいてもいい」
 ボクボクで、をこのまま去らせたくなかった。

 彼女はその夜、ボクのベッドで寝た。 ボクはキッチンの板の間に座布団を敷き、毛布をかぶって寝た。

 朝起きると、「朝ご飯ができてますよ」と、微笑みかける彼女がいた。
 小さなキッチンの窓辺は、朝の日射しで明るい。
 彼女は外の防護柵にあったスミレの鉢を持ってきて、キッチンの窓辺に置いた。
 質素で可憐な紫の花を咲かせるスミレ
 ひ弱そうで、今にもしおれそうな彼女はそのに良く似ていた。
 紫の髪のけなげな彼女を、ボクはそのスミレの花の精と思った。

 ずっとこのまま、いてほしかった。
 朝、彼女の作ってくれた朝食を食べ、バイトに出て、夕方戻ると夕食を作って待ってくれている。
 夢のような毎日が、それからしばらく続いた。

 だが、スミレの花は長く咲いていてはくれない。
 朝、バイトに出るボクをやさしく送り出してくれた彼女は、その日、
 仕事が長引いて、夜遅くに帰ったボクを、出迎えてはくれなかった。

 キッチンの窓辺のスミレは、しおれた紫の花びらを鉢の土に落としていた。
 まるでスミレの花のように彼女もボクの前から姿を消した

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