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7月24日(金)全国高校野球神奈川県大会第5回戦8試合が 県内4つの野球場で行われる予定です。 昨日の雨は、朝になっても降り続け厚木でも時折強く降るそんな感じでした。 中止だな、そんな感じを抱きながらもTVやネットで母校の試合が行われる 横浜スタジアムのピン・ポイント天気予報を眺めながら微妙な状況です。 なぜなら試合が行われる横浜スタジアムはドームではないので雨が強く降ればもちろん 中止で順延になります。 ですが人工芝なので小降り程度の雨ならば試合をするはずです。 8時の時点で小降り、昼間の降水確率60%で小降りの様子。 自宅前の写真でも降ってはいるけどの程度です。 11時試合開始なので9時に合羽を着て自転車で走れば間に合う計算です。 中止になるかも知れないけど、行くだけ行ってみよう。 そんなつもりで9時に自宅を出ようとしたところに 見知らぬ番号から携帯に電話です。 『あのー、○○さんですか?!』 『あっ、はいそうですけど。』 『私熊本の○○の母親ですが・・・・・・・・。』 茅ヶ崎に住んでいた昔の後輩の母親からなんですが 要約すると、息子が昨日から行方不明で探さないでくれとの書置きを残して 実家を出て行ったらしいのです。 私自身、彼とは10年以上会ってもいないし年に一度の年賀状のやり取りを するぐらいの仲でしかありません。 実家へ帰った事も、初耳でした。 彼の部屋を家捜しして出てきたのが私の年賀状だったらしいです。 それで、消息を知らないかと電話してきたのです。 『わかりました、私の方で手がかりになるような人間に連絡してみます。』 そうは言ったものの、10年以上年賀状以外に音信のない彼の知り合いを どうやって探したらいいものか。 とりあえず、昔の年賀状や電話番号がわかるものを探して何人かに電話をするも まったく掴めない。 本人の携帯も、番号が違うのかかかりません。 そうこうしている内に、もう10時過ぎています。 とりあえず、今現在こちらでもわからない旨を電話で伝え また今日の夜にでも連絡しますと言って電話を切りました。 試合開始まであと30分、へたをすると試合に間に合わない。 慌てる気持ちを抑えながら、雨の中を横浜スタジアム目指して走りました。 ようやくスタジアムに着いたのが、12時30分。 チケット売り場でお金を出しながらも試合の状況を訊ねました。 『今ちょっと前に、終了しました。』 『えっ、それで結果は?!』 市立川崎高校VS桐光学園 0−7 7回コールド負け。 3塁側出入り口付近で待って試合を観戦した関係者の親子に試合内容を聞きました。 これまで4試合で5失点と好投したエースの吉田君が シート・バッティングのように打たれたそうです。 味方の攻撃は、ヒット3本だけだったらしいです。 相手の桐光学園は3人のピッチャーでこれまで無失点を更新中です。 さすがに春ベスト4の強豪私学です。 やはり違い過ぎました。 試合後、福田監督が深々とこれまでの応援に対してみんなに御礼を述べていました。 悔し泣きしている選手もいますが、気丈にもこれまでの応援に対して しっかりした自分の言葉で挨拶していました。 3年生の生徒と父兄達で記念の集合写真です。 これで解散の挨拶のあとも選手や応援した生徒、父兄、OB・OG いずれも名残惜しむかのようになかなか帰ろうとはしません。 福田監督(41歳)が就任した15年前、部員は僅か3名だったそうです。 『地道に練習して成果を出せば、それを見た後輩が育ってくれる。』 そういう気持ちで生徒をこれまで指導してきたそうです。 試合どころか練習さえも出来ないような状況で監督自身がそのような信念で あの弱小公立校の野球部をここまで育て上げたのです。 昨秋、強豪私学を破り創部以来初めてベスト8入りし今春の選抜大会の 21世紀枠県推薦校にも選ばれました。 この夏の大会でも、シード校が順当に勝ち上がる中過去最高の5回戦進出を果たしました。 私学のような特待制度もスター選手もいない、練習もままならない部員数だった 弱小チームがここまで勝ち残る事が出来ました。 私は、これ以上ない感動を高校生である母校の彼らから貰いました。 今時の高校生は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 今時の若者は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 じゃあ一体今時の私達大人達は、彼らにどんな感動を与えられるんですか?! 今時の大人達は、彼らに何の手本を見せてやれるんですか?! 自分がするべき義務を果たさないで 自分が享受する権利だけを主張して 何かあるとすぐにあいつが悪い、会社が悪い、社会が悪いと愚痴や不満だらけ。 パートナーの為に、組織の為に、社会の為に何をすべきか、考える事さえもしない。 リストラになって自分を悲劇の主人公に仕立て上げて会社や社会のせいばかりにする。 過去の栄光にすがり、いつまでも昔の自分から抜け出せないでいる。 もういい加減に、目覚めましょうよ!!!! 今時、リストラされる人間は掃いて捨てる程いるのに。 今日の選手のひとりひとりの挨拶で このチームでやれてよかった。 市立川校でよかった。 みなさんのお陰でここまで来れて本当に感謝しています。 全員が言っていた。 こういう言葉って 今会社で働いている人も リストラされた人も 言えますか?! なかなかいえない言葉ですよね。 前4回戦の試合前に、福田監督は選手達にこう語りかけたそうです。 『翼がないのに飛ぼうとするな。地面にへばりついても堅実に 自分達の野球をやろう!!!!』 彼らの夏の大会は今日で終わりました。 ですが強豪ひしめく神奈川の恵まれた私学を破って5回戦を突破する 彼らの夢への挑戦は始まったのです。 『翼がないのに飛ぼうとするな。地面にへばりついても堅実に 自分達の野球をやろう!!!!』を合言葉に 弱小母校の市立川崎高校に声援・応援して頂き本当にありがとうございました。 力及ばず、5回戦突破はなりませんでしたが彼らは彼らなりに精一杯戦いました。 この場を借りてお礼を申し上げます。 ※私のブログ友達が自転車で日本縦断の旅をしています。 彼のネームは“漕ぎ主さん”ブログは『Last Long Summer』といいます。 |

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