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30日は「土用の丑の日」。
鰻幟 我が家の近くに鰻の幟を掲げる店があります。 うなぎのぼりの「うなぎ」は、動物のウナギのことである。ウナギはその習性として、産卵のために川をくだり海に入り、一定期間が経過した後、再び海から戻って来て、川を上って、もと住んでいた池や沼などに帰るという行動を取る。
ウナギが川を上って来る行動には、周期性があり、またそれは予見されていることでもある。
しかし、ウナギが川などを上る様子が、物価などが「うなぎ登り」に上昇する「上り方」と比較できるかというと、少し事情が違っている。
ウナギは確かに敏捷に泳ぐが、一旦、上りはじめると、見る見る川の上流へと昇って行くというような物理的に急速な運動を行う訳ではない。
ただし、下に述べるように、実際にウナギが登る事例も存在する。
とはいえ、「物価が鰻登りに上昇した」というような表現の「うなぎのぼり」は、実は「誇張表現」、あるいは「意外性の表明」だということも考えねばならない。
予期してはいたが、実際に起こると「そんなはずはない」というような事態について、「うなぎのぼり」は使用される。
ウナギは「掴み所のない動物」として、人のコントロールから脱する動物として比喩に使われてもいる。「あいつは、うなぎのように掴み所のない男だ」というような表現が成立する。
また実際、生きた、活きの良いウナギを手で掴もうとすると、ウナギは想像以上に筋肉が強く、表面が滑りやすく、自在にくねって、いとも簡単に人の手から脱してしまう。
語源
ウナギは海で産卵し、稚魚が川に入り、上流をめざす。そのような魚の例は他にいくらでもあるが、登るという能力において、ウナギは飛び抜けている。
多くの魚は流れに沿って上流へと向かうだけである。途中に滝があれば、大抵の魚はそれ以上登ることができないが、ウナギはその際に、滝を登る事もできる。
急流をさかのぼる遊泳力はないものの、長い体で石の間に入り、あるいは濡れた石の面を這うようにして上流へと移動する。日光中禅寺湖に生息するウナギは、華厳滝を遡って来たものと推定されている。
さらに雨が降ったときには陸に登り、草の間を這い進む事もある。従って、ウナギは河川の上流域水流でつながっていない池にも侵入する。かつて天然ウナギがまだ多数生息していた頃には、雨の後には水田に大物ウナギが見つかる事もあったと伝えられる。
上記のような躍動的なうなぎの生態から、うなぎが川をのぼるがごとき勢いで上昇していく様を「うなぎのぼり」と呼ぶようになったという説がある。
うなぎのぼり(鰻上り、鰻登り) は、物価や株の相場などが、何かをきっかけに急速に上昇して行く場合等に、その急速さを比喩するのに使用する言葉である。主に、副詞の形で使う。
通貨ペンゲーはハイパーインフレに見舞われ、物価は鰻登りに上昇した。
このように、「うなぎのぼり」という言葉は、「上昇する」「上がる」などの動詞を、副詞の形で形容するのに使用される。しかし、何であっても、急速に上昇するものや事態を比喩形容するのに、「うなぎのぼり」が使用される訳ではない。
誤った使用例)新開発の燃料を使ったロケット XYZ001は、10G の加速度で鰻登りに上昇していった。
こういった物理的な上昇には使用しない。 ↑山椒↓
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