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●いよいよ「情けない」から「みっともない」の領域に入ってきたようだ。交流戦対Gアンツ6連勝と、春先は崩落する球界の盟主を対岸の火事のようにあざ笑っていた(まさに己自身のことであるが)が、気がつけば勝率でも下回ることになって、己の浅はかさに反省しきりである。交流戦は春先のドサクサ紛れの“火事場泥棒”のようなものになってしまった。今まで小さなことは気にもしていなかったが、チーム打率はダントツのリーグ最下位。楽天にも劣るというのはにわかに信じがたいし、正直、衝撃的なことでもある。個々の調子落ち、故障の影響を差し引いてもチーム編成上の大失態ではなかろうか。防御率はある程度格好がついているだけに、編成は何もしなかったと批判されても弁解の余地はないだろう。
●小生自身は、イ・スンヨプ放出の穴について何も感じなかったしチーム低迷の要因とも考えていないのだが、泥縄式にワトソンなど中途採用すること自体、場当たり的な感じが拭い切れなかった。ミラーに至ってはこの期に及んで押し出し2四球とは、根本的に狙ったところに投げられないというメカニックの問題があるのだろう。2桁失点、サヨナラ負けといくら目標がないといっても辟易としてしまう。里崎のヤマカンリードも馬脚どころか、馬面まで表わし、組織というものはいかに競争が大事かということをよく教えてくれた“功績”だけが残った。ポジションを約束された?今江も安定どころか打率を5分も低下させてしまった。自分の打撃スタイルまでも貫けず、いったい誰の判断でこのようなチーム編成がまかりとおったのか。世が世なら再生機構入り間違いなしだ。
●日に日に立て直し困難な状況になってきた。山本昌(中日)のノーヒットノーラン。どこかのオーバーフォーティの評論家選手とは違って普段からの心構え、心身のケアが違うのだろう。生まれ持った体の丈夫さも手伝っているだろうが、能書き言う前にプロなら黙って結果を出すべしだろう。「長持ちする」ことと「長持ちして結果も出す」とは明白に違いがある。お目付け役も敗戦処理用の投手も、旗振り役のベテランもすべてまとめて、余分なリザーブの余裕はないだろう。純然たる実力主義で競争を勝ち上がるチーム作りをしていかねばならない。若かろうがなんだろうが、西岡・今江がチームの「核」となるべきだろう。練習あるのみ。サラリーマンも努力しているのだから、プロ野球選手はもっと走れ!
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