オランダ坂から

はかなさは花月の門につるしたる金燈籠の灯より来るらし 勇

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 札幌に住んでいたことがある。

思い出の詰まった街で今でも住みたい場所の筆頭にある。

内地(地元の人は言う)から見ると北の大地北海道は特殊な魅力を持っている。大きさ、気候、風土、

食べ物、人柄、いずれも魅力的でありロマンチックになり異国的に映る。そういうことを背景にして

ジョークを創り、内地の人を煙にまいたことがある。以下のジョークは、信じた人が大半であり

自信作でもある。

 千歳空港のビール・カウンターにあるビアー・グラスを置いて押せばビールが出てくる黄金色の

金具を見て思いついた。どこのビアー・ホールにも置いてある器具であり当然下にはビール樽がセットさ

れているが・・・・

 1・いやー、驚いたね、さすがに北海道、札幌。今度、MSでサッポロビール工場直送でビールが

   飲めることになってね。今のところ、工場から半径1キロでMSに限定されるけど、ほら、

   ビアー・ホールへ行くと金色の金具を押せばビールが出てくる奴があるでしょう!アレ!

   アレが配管になったのよ!。権利金が20万であとは、水道と同じだからメーター。

   いいよ!工場直送!サッポロに来たら寄ってよ。工場直送ビールを我が家で飲ませるから。

 2・北海道も広いから・・・この前、留萌に行って驚いたね!センブンスターが200円。

   なんでも「北海道特別地域振興法」という法律があって北海道で3ケ所あるらしいんだけど

   その指定地区は煙草が安いだよ。3カートン買ってしまったよ!

 ジョークというのは、場所の設定と人物の設定が肝要である。場所は、大概、居酒屋がいい。

 それも少し酒が回ってきた頃が最適である。相手は、人のよさそうな善人に限る。この2つの

 ジョークに大いに関心してくれた同じ人物がいた。


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