オランダ坂から

はかなさは花月の門につるしたる金燈籠の灯より来るらし 勇

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近藤芳美の第2歌集である。
初版は、昭和23年2月10日,草木社より刊行されている。
画像の本ば昭和27年11年25日,白玉書房より刊行された短歌文庫に収められている1冊です。
杉浦は、巻末19ページに渡り「解説」を寄稿している。この執筆は、昭和26年8月17日とある。


 後に杉浦は、「傍観者」といって離反、対立することになる近藤をこの解説の時は

最大級の賛辞を書いている。

 23年から27年は、マッカーサー占領軍下、三鷹、松川事件という奇怪な事件

が起きレッド・パージが始まり、再軍備が謳われ学生運動、労働争議が勃発し左右政治

勢力激化の時代といっていい。昭和24年1月杉浦は、野間宏の推薦で日本共産党へ入党

している。創歌は止めていたが活発な歌論、文芸評論を展開している。

 花田の「復興期の精神」野間「暗い絵」は、


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