オランダ坂から

はかなさは花月の門につるしたる金燈籠の灯より来るらし 勇

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「四国春秋」昭和23年8月1日 8月号 通巻32号

発行 四国新聞社 高松市櫻町830 定価25円

「西洋滑稽譚 雨の咎」掲載

戦後、雨後のタケノコのように各種雑誌が発行された。

大概、10号前後で潰れた。資金難、紙不足、執筆者不足が主な理由であつた。

この雑誌は、1946年から1950年まで続いた。発行体が新聞社てあつたのが恵まれていた。

しかし、定価25円は、当時安い価格ではない。大工の手間賃が1日120円の時代である。

 この昭和23年は、杉浦が研究していたルネッサンス文学関係の本を立て続けに出版して

いる。「ミケランジェロの手紙」「白黒年代記」「ルネッサンス文学研究」「風流ミラノ

夜話」。収録の「雨の咎」もその関係の話しであるがどうも単行本には収録されていない


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