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官房機密費は、今までにもとかく話題になってきた。
鳩山内閣が引き継いだ時には、金庫は空で直前で2億円の金が引き出されていたと今の平野官房長官が
発言している。この金は内閣官房長官が握っている。領収書はいらない。使途は公開されない。
ブラック・ボックスの金である。
それを小渕内閣の官房長官を勤めた野中広務が暴露と今日の朝日に載っている。要約しておきたい。
1・毎月5000万ー7000万使っていた。
2・首相の部屋に月1000万
3・野党工作のために国会対策委員長に月500万
4・参院幹事長に月500万程度
5・評論家や野党議員にも配った。
6・前任の官房長官から引き継いだノートに政治評論家を含めここにこれだけ持っていけと書いて
あった。
7・持って行って断られたのは田原総一郎さん1人だけ
8・政治家から評論家になった人が「家を新築したから3000万円祝いをくれと小渕総理に
電話をしてきた。
9・北朝鮮に行くからあいさつに行きたいと野党議員が来た。
今までも国会対策で野党議員にこの金が渡っているとは流布されてきたがここまで赤裸々に
語った話は出ていない。野中は「税金だから議論して欲しい。機密費自体をなくした方がいい」と
語っているが。策士と言われた野中がこの時期に何故、発言したのかは注目すべき点である。
野中は、全国土地改良連合会の会長として政界を引退しても隠然たる影響力を持ってきた。それが
小沢の締め付けで組織そのものが揺らぎはじめている。ここからは、憶測になるが小沢が検察審査会
で「起訴相当」の評決が裁定されて小沢の影響力も重大な危機を迎えている。これは、怨念の野中×
小沢の地下バトルの再開と見て取れる。「俺は、ここまで知っているぞ」という野中の小沢に対しての
狼煙かもしれない。いずれにしても興味が尽きない。もう1点は「政治評論家」という人種が
田原以外、金を受け取っていたとは驚きでもないがジャナーリズムへの汚染を考えると深刻な問題でも
ある。野中に実名を公表してほしいが「領収書のいらない金」であるから「受け取っていない」と
否定すれば藪の中になり野中が「名誉毀損」で訴えられるかもしれない。
野中の発言が彼のいう国民のためならできるだけ詳細な中身を公開すべきであるがこの策士の腹の
中はなかなか読めない。今後この問題をマスコミがどう報道するかは注目していきたい。
※ 平野貞夫元参議院議員は、昭和40年からの2年間園田衆議院副議長の秘書をしており
その時に毎月3百万円竹下官房副長官のところへ機密費をとりにいきその金でNHKや
新聞記者を料亭、クラブで接待。女も用意してホテル代など官房機密費で使用した。
朝日の記者は、断った。と語る。5月30日
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