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「大鵬」さんが亡くなられた。
今年は平成25年の2013年だ。暗い時代が続いている。新卒者の4人に1人は非正規雇用だという。
企業は社員の育成を放棄し「即戦力」重視である。無論、全ての企業ではない。
大鵬さんは日本高度成長期を代表する横綱であった。
北海道の貧しい家庭に生まれ土俵に生涯をかけた。大鵬さんのような境遇の人は日本全国にいた。
卒業シーズンになれば「金の卵」と云われた中卒者を乗せた集団就職列車が上野駅に着いた。日本の全産
業に就職し高度経済の牽引者となった。夢と希望と一生懸命働けば明るい未来があると信じられた
世界があった。
それをスポーツで具現化したのが大鵬さんであった。強い!強かった。
未だ長い時代閉塞のトンネルの先にある光明は見えていない。この時代に大鵬さんが逝ったことは
やはり「昭和」の栄光部分のおわりでもあろう。
大鵬さんに深く頭を垂れ合掌したい。言葉は「ありがとう」しかない。
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