オランダ坂から

はかなさは花月の門につるしたる金燈籠の灯より来るらし 勇

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 監督ステイーブン・スピルバーグ メリル・ストリープ トム・ハンクスそして、ペン

タゴン(米国防総省)とくれば、私に取っては、

リーチ イッパツ メンタンピン ツモ ドラドラ みたいなもので加えて、私の前を

歩いている豊満色白超ミニスカ・グラマー嬢が躓いて前のめりにこけて「全開丸ミエ」状

態に遭遇したようなものだ。何が丸ミエだって?ご同輩。そういう下賎な事を聞くもん

じゃあござんせん。

 とにかく、期待をもってでかけた。
 
時は、アメリカ、ニクソン大統領の時代、ベトナムは混迷し、派遣された多くの若者が

棺となって帰って来ていた。映画は、そのベトナムの雨の降る夜ジャングルを進軍する米

軍の列に待ち受けていたベトコンの銃声が鳴り響きバタバタと倒れていく兵士、救援を

要請する声が画面に広がる。この悲惨な戦闘シーンがこの映画の冒頭であり暗示でもある

。ワシトン・ポスト紙のオーナー(社主)キャサリン・グラハム(メルリ・ストリーブ)

は、父の創業した新聞の社主に着いたのは2代目を継いだ夫の事故死による。

それまでは、富裕層の典型的な主婦にすぎない。株式の上場を果たすべき多忙な日々の

中、ライバル紙ニュヨーク・タイムスがペンタゴンの機密文書(別名マクナマラ文書)の

一部をすぱっ抜いた。編集主幹ベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)は、この文書の

探索と入手を命じる。新聞社の古手幹部・顧問弁護士は一斉に反対する。やっとの思いで

入手した文書は膨大なものでこの文書の入手先がニューヨークタイムスと同一と解ると

国家反逆罪・共謀罪で国から訴えられると新聞社の存立に関わるという意見が多数を

占めていた。この文書は、ベトナム戦争のアメリカの戦いが展望のない悲惨な状況として

レポートされていた。にもかかわらず政府は、拡大拡大の戦略をとっていた。

 朝刊印刷(当時は活版印刷)の時間まで2時間を切った。

キャサリンの苦悩は続く。家族ぐるみのつきあいのあるマクナマラ前国防長官を

訪ねる。マクナマラは、「ニクソンは、卑劣な男だ。掲載すれば君の新聞はつぶれる」

と忠告を受ける。ベンは、編集あげて徹夜でこの膨大な文書を解読していた。そして、

深夜に早朝にキャサリンを訪問し議論を重ねて行く。そして、印刷の時間がせまるなか

キャサリン・グラハムは、反対している幹部・顧問弁護士の前で「ワシントン・ポスト

は、父のものではない。そして夫のものでもない。今私のものです。掲載に異を唱える

人は去ってもらって結構!」と宣言し掲載発刊へゴーの指示をだす。編集部が沸き立つ。

 配布後、早速司法省から電話がベンの元へ入る。「共謀罪に抵触する。すぐに文書を

持参せよ」。ベンは「NO!」といって電話を切る。

ニューヨークタイムスと共に裁判にかけられる。判決が出た。判事のコメントを電話を

取った編集部の女性が大きな声で復唱する。編集部にその声が響く、判事は「報道は、国

家のためではなく、国民のためでないといけない」。勝利であった。

 ラストシーンは、ホワイトハウスのニクソン大統領が望遠で電話しているシーンが

始まる。「いいか!ワシントン・ポストをあらゆる政府機関から締め出せ!入れるな!

入れたらオマエは首だ!」そして、ある大きなビルの警備員が夜、巡回しているシーン

に変わる。そして警備員が警察へ電話を入れる。「こちらは、ウオターゲイトビルで

す。泥棒に入られたようです。」

 
 ※ ウオターゲート事件

 ニクソンの政敵、民主党本部(ウオーターゲートビル)に盗聴器が発見されてニクソン

 が在任中、盗聴・侵入・証拠隠滅 司法妨害等に深く関わっていることが露見した事件

 でありニクソンは在任中大統領を辞めた初めての人物となった。


 蛇足・この映画は、まことにタイムリーである。モリトモで公文書の偽造・改竄

 隠蔽・防衛省でイラク派遣日報の隠蔽・カケイで権力者の友人だと、いとも簡単に獣医

 学部が新設され、文科省は教育現場に不要な介入している現状が続いている。

  私は、新聞・テレビ等報道の存在意義は、「権力の監視機能」にあると思って

 いる。戦争前、あるいは戦中、朝日新聞始め全国120社近い新聞はこぞって満州

 侵略に賛成し戦果を大本営の発表のまま報道を続けた。

  新聞・ジャーナリストが権力への批判精神を喪失したら民主主義の危機である。

 TVによく出る通信社のベテランは、安倍首相と会食する位だからその筋では

 有名であろうがこの男から政府・官邸・自民党の批判めいた言辞はきいたことがない。

 ただただ、政権内部のどうでもいい情報を流すだけである。こんな男はジャナーナリス

 トではない。こういうエセ・ジャーナリストが民主主義を危うくする。国家・各自治体

 に批評の眼と監視機能を各自が持たないと、この国は、「木っ端役人」と「政治資金で

 金儲けしている政治屋」という白アリ共に食いつぶされる。

 

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