オランダ坂から

はかなさは花月の門につるしたる金燈籠の灯より来るらし 勇

植物

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沈丁花

 庭に沈丁花の花が咲いている。

生家にはこの木の大株があった。この花の芳香は豊潤なので遠くからでもわかる。

芳香が強いので敬遠する人もいるが私には春に確実に花をつけるこの木は身近なものであり、この花が

咲くと冬の寒さが遠ざかったことを知らせてくれる花でもある。散歩している時にこの芳香を嗅ぐと

どこの家だろうかと思わず花のありかを探していたりする。

 家の株は、狭い場所で痩せ地のために成長が遅い。適当な場所がなく無理して植えた。

それでも毎年5−6つの花をつけて豊かな香りを放っている。

花言葉は、栄光、永遠、不滅だそうだ。花の名前の由来は、香木の沈香と丁子の花に似ているところ

から来ているらしい。いかにもこの木の特性が出ている。今年は、肥料を忘れずにやろう。

 和歌山が生んだ巨人に南方熊楠(1867−1941・昭和16年)がいる。

神童、天才、奇人、巨人、十九ケ国語を操ったといわれている。彼の業績の範囲は、民俗学、宗教学、

人類学、考古学、植物学(菌類)など広範囲に及び、未だ彼の業績を評価できる人物がいないといわれ

るほど超人的な仕事をなし得ている。子供の頃、他所の家で読んだ本を家に帰って筆写したといわれ

驚異的な記憶力で周囲を驚かせている。解りやすいところでは、当時、農林省にいた柳田國男に手紙を

出して鎮守の森の保護を訴えて実施している。自然保護、環境保護の先駆者でもある。

 先帝陛下とは、進講でお会いしている。

陛下は、熊楠から送られてくるマッチ箱に入れられた菌類の標本をニコニコして受け取っていたと

云われている。陛下への献上は、桐の箱に入れるのが慣例であり戦前は「不敬罪」に問われてもおかしく

ない行為でもある。陛下は正月の御製を毎年何首か発表しているが昭和37年だったと思うが

次の歌が侍従に渡された。


  雨にけふる 神島を見て 紀伊の国の生みし 南方熊楠を思ふ


 御製には、人の名前(民間人)をいれるのは前例がなく正月の御製としては除かれている。

陛下の侍従をしていた入江相政氏の日記を読むとそれでも陛下は御不満であったらしく「なんとか

ならないか」と御下問があったと記述している。それほど陛下はこの巨人の博識と人柄、菌類の業績を

お認めしていた証拠でもあり、熊楠の死後、彼の集めた標本の整理に手を貸すように指示を出しておら

れる。

 紀伊の国は、黒潮が直接海岸を洗う。この風土がこういう巨人を生む環境でもあるのだろうか。

凡人には、ただただ、ため息の出る人である。



  ◎ この駄文を読んだ友人が熊楠関係本を贈ってくれた。この場にて友人に感謝したい。

椿

 庭の椿の花が咲いた。

大輪の紅と白のまだらの花である。実に見事な花ですがこの「椿」の名前が解らない。1500種位椿は

あるらしいが情けないことに名前がわからない。又しらべようにも植物、鉱物、宇宙というような本は

我が家には1冊もないので調べようもない。図書館には行くが他の調査項目で頭が一杯でこの椿のことは

思いださない。その内忘れてしまう。毎年この花の咲く頃に思いだす。図書館へ行けば最近が「入江相政

日記」の1行を探している。井伏鱒二氏の短編に「詫助」という椿の種類の名前を題した短編がある。

この短編を再読してからこの椿のことを書こうと思ったがこれもいつになるかわからないので思いだして

いるがこの短編の中身がわからない。もう「痴呆」が始まっている。

 狭い庭には、他に「藪椿」と「五島椿」が2本植えてあるがいずれも今年は蕾が多い。花の当り年

みたいだ。椿の競演を楽しみにしている。もう立春も近い。

 水仙がいたるところに咲いている。

長崎から東に野母崎半島という小さな半島が伸びている。車で1時間ほどで先端につく。ここの野母崎が

毎年「水仙まつり」を開催し人を集めている。この半島は景色以外なにもない。海水浴場、熱帯植物園

小さな漁港が点在し海に山が迫っているので農地も僅かしかない。「水仙まつり」の開催はいつからか

定かではないが知人の間でも話に乗るので群生を一度見た人は感激して帰って来る。

 この植物の原産地はスペイン・ポルトガルの地中海沿岸だそうだ。日本には室町時代に中国経由で

入ってきたというのが定説となっている。欧米では春の早い内に咲くことから「希望」の花というのが

この水仙のイメージとなっている。花言葉は、色々ある。「うぬぼれ」「気高さ」。

ギリシャ神話では、美少年NARSISSUS、ナルシッサスが水にうつる自分の美しい顔にみとれてそのまま

水仙となった話しがあり、「ナルシスト」の語源となっている。

 我が庭にも毎年花を咲かす。手入れも格別していない。今朝も新しい咲きかけの1本を見つけた。

蕾は少しでも開くと窓辺に飾り玄関に飾ったりしている。しばらく楽しめるので重宝な花である。

青いバラ

 
 青いバラは、長い間バラ愛好家などの悲願だったそうである。

自然界には存在しない。それをサントリーが開発した。遺伝子技術、バイオ技術の産物である。

自然界にないから当然「花言葉」もない。それが今回「奇跡」「神の祝福」という言葉が設定された。

今月3日に販売されたが1本3000円でも人気殺到で予約しても3ケ月待ちだそうだ。来日したオバマ

大統領に鳩山首相がプレンゼントした。当分人気はおさまりそうにない。

 これもそのうち中国で偽物、あるいは盗作物が出回るかもしれない。中国には、現地の車をカローラ

に変身させて販売し、フロントがトヨタ車、後ろがホンダ車の車が走っているそうである。もともと

国を信頼しないなんでもありの国だからこの「青いバラ」もいくら特許があろうが彼らには関係ない。

多分、虎視眈々と狙っている。BLUE ROSEは、「不可能」という意味もあるそうだが・・・・

・・・果たして?

 (この記事は朝日新聞の記事を参照した)

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