オランダ坂から

はかなさは花月の門につるしたる金燈籠の灯より来るらし 勇

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古本屋巡り

 過日、バスの中からまだ行っていない古本屋を見つけた。

それも、蔵書20万冊と入り口に大書している。掘り出し物でもないかと助平心を持って出かけたが、

誇大広告、嘘八百、大言壮語でありました。店内の8割は、マンガ本でせいぜい2万冊位、ざっと見ただけ

で引き上げた。ヤレヤレ。帰りにいつものブックオフへ、ここも目ぼしい物はないが100円表示に釣られ

て、「故郷忘じがたく候」司馬、文春文庫、1985年260円・「人間というもの」司馬、PHP、1999年1300円

「世界の歴史、第23巻、第2次世界大戦」上山春平著、河出、昭和47年780円・「月刊 現代 2009

1月号ー最終号」950円、講談社。・・・・をそれぞれ100円で購入して帰る。

「華麗なる情事」

 「華麗なる情事」の原題は「my story」、著者は、ジュデイス キャンベル。

ケネデイ大統領の愛人でマフイアの大物サム・ジアンカーナの愛人でもあった。

ジアンカーナの本によるとジアンカーナがF シナトラに命じてケネデイの好みそうな女性を

選んで接近させたことになっている。

 ある日、ホワイトハウスで情事を楽しんで「飛行機に乗り遅れそう」といってキャンベルは

ケネデイと別れる。飛行場に着くともう滑走路に入っていた飛行機が戻ってきてその飛行機に乗り込んだ

らケネデイの一族の人物が乗っていたと書いている。


蛇足・このケネデイ大統領にあこがれた少年がいた。後のビル・クリントン大統領となるが

   この大統領もホワイトハウスでモニカ・ルインスキー嬢と「不適切な関係」を結び

   スキャンダルとなる。

 市内の古本屋で、上掲の本を見つけた。

古本屋流の状態表現だと「初版・帯付」です。発行は、昭和50年5月20日、著者・柴田錬三郎・

横尾忠則。集英社刊、定価2300円。

週間「プレイボーイ」誌に連載されたものを単行本にしたものである。2人の協同著作になっている珍し

い本である。挿絵を横尾というそんな簡単な本ではない。全ページ、横尾集、横尾ワールドといった

趣である。経緯は、柴田が書いているがホテルにお互い泊り込みでこの連載を完成させている。

 昭和50年の2300円は、現在価格だと10.000円はする。安い本ではない。柴田・横尾とも多忙な

時期の作品であり貴重である。当時としては高価な本であるから初版がどのくらい出ているのだろう。

2000部位か?

 この本は、仲人から戴いた。岩波文庫創刊60年記念特別復刊本である。全10巻、専用箱入り。

しかし、まだ読み終わっていない。何回かは試みている。50ページ位で挫折している。

こういう種類の本は体力のある20代に読み終える以外方法がない気がする。登場人物の名前が読み

ずらく把握しずらい。そのために全体像がつかめない。

かなりの読書家でもこの本を読了することは難問である。私が知っている確実に読んでいる人は

商売柄、塩野七生、立花隆、物故者だと渡辺一夫、杉浦明平。東電の元社長、平岩外四あたりも読んで

いる可能性が高い。無論、周辺にはいない。読了だけで私は尊敬する。

 死ぬまでに聖書とこの本を読もうと思っていたがもう白旗をあげる。聖書は、読める。まだ民数記

に過ぎないがこの本とくらべると格段に面白い。

長崎の古本屋事情

 長崎市内には、古本屋が10軒ある。

従来型の古本屋が5軒、ブックオフ、ほんだらけ等の全国型新古書店が5軒である。

古本屋のオヤジは昔から愛想が悪い。何故なのか?。他の商売と違い愛想をよくしても売れないからであ

る。八百屋に大根を買いにきた客に愛想よくすればほうれん草も売れるかもしれないがマンガを探しに

来た客に岩波文庫の万葉集を薦めても売れないからである。古本屋を訪ねると客は私だけという日が多い

。オヤジはPCを見ている。ネット書店の方が売れるから店頭も雑で品物を変えない。ネットがない時代は

店頭の本を並び替え色々と工夫があったが客も本離れと好きな人はネットで探すようになってますます

店には客がこない。ブックオフなどは店頭重視であるからその都度本も変わり工夫している。ただ本を

中身ではなく鮮度とみているから新しい本重視である。店員もバイトであるから本を知らない。そこに

面白みもある。ブックオフの100円コーナーは魅力的である。古本屋のオヤジもここで仕入れている。

品物ではなくただ発行年が古く店頭に並べたが期間売れない本がこのコーナーに並ぶ。私もこのコーナー

目当てに足を運ぶ。ここで清張の「昭和史発掘」美本を何冊か見つけている。

 ネット書店も便利であるが閑な1日ブラブラ古本屋を廻るのは楽しみの1つであったが

その楽しみがネットの広がりで無くなったことは寂しい限りである。

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