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竜馬は、たしか郷士であった。それも「株」を買って武士の資格を得ての郷士である。
勝海舟の家もこの「株」をかっての家ではなかったか。竜馬は、SWのピストルが有名であるが
所持刀について書いてみたい。刀は、武士にとっては家格の象徴であるから貧乏武士が名の通った
有名な日本刀を持てる訳がない。明治の立役者は、ほとんど最下層の武士の出身が多い。共通していえる
のは所持刀もそれなりの刀である。新政府となり出世した後は別である。
竜馬が腰に差していた刀は、「陸奥守吉行」−寛文・2尺2寸・直刃ーといわれている。
いうなれば3流刀工である。本人が買ったものか父親の刀なのかはわからない。竜馬の生年よりは
140年位前の江戸初期の刀でそれも土佐の刀工であるから地元で製作された刀を差していたことになる
。博物館などで見る有名刀は、いつの時代には誰が所持していたという伝来がわかっているのが
ほとんどです。今、竜馬の刀が出てきたら刀そのものは位が低くくても「竜馬の刀」という
プレミアムがつくので価格が高騰するのは必定である。
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