オランダ坂から

はかなさは花月の門につるしたる金燈籠の灯より来るらし 勇

映画

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 北極圏のロシア領内で米原潜の交信が途絶える。

救難活動に指名されたのは、ダラス艦長。この任命については参謀本部からも理由が

明かされていない。乗組員の噂は、「ノンキャリア・士官学校出ではない」「艦長を

殴ったことがあるらしい」

 この艦長を演じるのがジェラルド・バトラー。

現場で見たものは、米原潜だけではなく、ロシア原潜も爆破され海の底に横たわって

いた。同時にロシア国内情勢の探察に屈強な4名の特殊部隊員がロシア海軍基地への

進入を命じられる。このダラス艦長の潜水艦と特殊部隊の動きが同時に動いていく。

 アメリカは、戦争準備の命令を出す。一挙に緊張が広がる。

話しは単純であるが、バトラーの演技と特殊部隊の人間むき出しの強い絆が見所の

映画である。

 監督・ドノバン・マーシュ

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 このシリーズの6作目です。

8月3日の封切り、僕は、昨日6日に観た。何故6日かというといつも行く映画館は

月が「年寄り割引の日」で1,100円で鑑賞できるからである。僕は十分な年寄りの資格

があるので極力この月に行く。他の映画館でこの割引があるのかどうかは知らない。

毎年、優待券も送られてくるが優待券より安い。

 以前は免許証を提示させられていたが今は、生年を聞かれる。

若い女性に「お生まれの年は?」「慶応3年6月です。明治の1年前!」と答えたたら

笑われたが年寄り価格で入場できた。

 今年は、みたい映画が少ない。これで2作目である。

是枝作品のように、新聞の片隅に載っているような話題の映画だと異空間へは入れない。

「権力とは距離をもつべきだ」という発言は支持をしたい。勲章を貰って喜んでいる

浅草芸人上がりの監督との根底の教養の差を感じる。芸能は一面いつの時代でも権力への

風刺・皮肉等題材としてきた。山田洋次監督の作品の基底にもそれが脈々と流れているが

私の見たい作品とは異なる。

 さて、今回の「ミッション インポシブル フォールアウト」であるが手堅い安心して

見られる完成度である。悪のシンジケートが核爆弾3個を爆発させる計画を阻止する

ストーリーである。そこにイーサンの妻と恋人エルザが絡む。

 ベルファーストで悪夢から目覚めるシーンから始まるが舞台は、ロンドン・パリ、

で壮絶なバトルがある。キワードは、「苦しみが先で平和があとだ」という悪の台詞の中

で展開されていく。ここでも身内が敵になり、敵の敵が見方となる展開が待っている。

イーサンの超人的な活躍の背景はロンドン・パリの美しい町並み、ラストはカシミールの

際立つ自然の山々と断崖絶壁の中での壮絶なバトル。

 トム・クルーズの爽やかな笑顔と苦痛に満ちた表情を観るだけでも日常を忘れること

が出来るのは貴重ではことではあるまいか。

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 監督ステイーブン・スピルバーグ メリル・ストリープ トム・ハンクスそして、ペン

タゴン(米国防総省)とくれば、私に取っては、

リーチ イッパツ メンタンピン ツモ ドラドラ みたいなもので加えて、私の前を

歩いている豊満色白超ミニスカ・グラマー嬢が躓いて前のめりにこけて「全開丸ミエ」状

態に遭遇したようなものだ。何が丸ミエだって?ご同輩。そういう下賎な事を聞くもん

じゃあござんせん。

 とにかく、期待をもってでかけた。
 
時は、アメリカ、ニクソン大統領の時代、ベトナムは混迷し、派遣された多くの若者が

棺となって帰って来ていた。映画は、そのベトナムの雨の降る夜ジャングルを進軍する米

軍の列に待ち受けていたベトコンの銃声が鳴り響きバタバタと倒れていく兵士、救援を

要請する声が画面に広がる。この悲惨な戦闘シーンがこの映画の冒頭であり暗示でもある

。ワシトン・ポスト紙のオーナー(社主)キャサリン・グラハム(メルリ・ストリーブ)

は、父の創業した新聞の社主に着いたのは2代目を継いだ夫の事故死による。

それまでは、富裕層の典型的な主婦にすぎない。株式の上場を果たすべき多忙な日々の

中、ライバル紙ニュヨーク・タイムスがペンタゴンの機密文書(別名マクナマラ文書)の

一部をすぱっ抜いた。編集主幹ベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)は、この文書の

探索と入手を命じる。新聞社の古手幹部・顧問弁護士は一斉に反対する。やっとの思いで

入手した文書は膨大なものでこの文書の入手先がニューヨークタイムスと同一と解ると

国家反逆罪・共謀罪で国から訴えられると新聞社の存立に関わるという意見が多数を

占めていた。この文書は、ベトナム戦争のアメリカの戦いが展望のない悲惨な状況として

レポートされていた。にもかかわらず政府は、拡大拡大の戦略をとっていた。

 朝刊印刷(当時は活版印刷)の時間まで2時間を切った。

キャサリンの苦悩は続く。家族ぐるみのつきあいのあるマクナマラ前国防長官を

訪ねる。マクナマラは、「ニクソンは、卑劣な男だ。掲載すれば君の新聞はつぶれる」

と忠告を受ける。ベンは、編集あげて徹夜でこの膨大な文書を解読していた。そして、

深夜に早朝にキャサリンを訪問し議論を重ねて行く。そして、印刷の時間がせまるなか

キャサリン・グラハムは、反対している幹部・顧問弁護士の前で「ワシントン・ポスト

は、父のものではない。そして夫のものでもない。今私のものです。掲載に異を唱える

人は去ってもらって結構!」と宣言し掲載発刊へゴーの指示をだす。編集部が沸き立つ。

 配布後、早速司法省から電話がベンの元へ入る。「共謀罪に抵触する。すぐに文書を

持参せよ」。ベンは「NO!」といって電話を切る。

ニューヨークタイムスと共に裁判にかけられる。判決が出た。判事のコメントを電話を

取った編集部の女性が大きな声で復唱する。編集部にその声が響く、判事は「報道は、国

家のためではなく、国民のためでないといけない」。勝利であった。

 ラストシーンは、ホワイトハウスのニクソン大統領が望遠で電話しているシーンが

始まる。「いいか!ワシントン・ポストをあらゆる政府機関から締め出せ!入れるな!

入れたらオマエは首だ!」そして、ある大きなビルの警備員が夜、巡回しているシーン

に変わる。そして警備員が警察へ電話を入れる。「こちらは、ウオターゲイトビルで

す。泥棒に入られたようです。」

 
 ※ ウオターゲート事件

 ニクソンの政敵、民主党本部(ウオーターゲートビル)に盗聴器が発見されてニクソン

 が在任中、盗聴・侵入・証拠隠滅 司法妨害等に深く関わっていることが露見した事件

 でありニクソンは在任中大統領を辞めた初めての人物となった。


 蛇足・この映画は、まことにタイムリーである。モリトモで公文書の偽造・改竄

 隠蔽・防衛省でイラク派遣日報の隠蔽・カケイで権力者の友人だと、いとも簡単に獣医

 学部が新設され、文科省は教育現場に不要な介入している現状が続いている。

  私は、新聞・テレビ等報道の存在意義は、「権力の監視機能」にあると思って

 いる。戦争前、あるいは戦中、朝日新聞始め全国120社近い新聞はこぞって満州

 侵略に賛成し戦果を大本営の発表のまま報道を続けた。

  新聞・ジャーナリストが権力への批判精神を喪失したら民主主義の危機である。

 TVによく出る通信社のベテランは、安倍首相と会食する位だからその筋では

 有名であろうがこの男から政府・官邸・自民党の批判めいた言辞はきいたことがない。

 ただただ、政権内部のどうでもいい情報を流すだけである。こんな男はジャナーナリス

 トではない。こういうエセ・ジャーナリストが民主主義を危うくする。国家・各自治体

 に批評の眼と監視機能を各自が持たないと、この国は、「木っ端役人」と「政治資金で

 金儲けしている政治屋」という白アリ共に食いつぶされる。

 

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舞台は、ウエスト バージニア、画面に 「カントリーロード」の曲が流れる。

 ♪ カントリーロード僕を連れて行ってよ 僕が育ったあの場所へ

   ウエストーの母なる山々 僕を連れていってよカントリーロード ♪

 足が不自由で仕事を失い妻とも離婚した兄のローガン、弟は湾岸戦争で片腕を失い

 酒場でバーテンダーをやっている。妹は美容師。運にも見放されたローガン兄弟。

 兄は、ある計画を弟へ話す。

 弟は、「僕はもう悪いことはやらない。足を洗う。しかし、兄貴はおいしいベーコン

 を焼いてくれた。話しは聞くよ」といって計画が実行へ動いていく。

 この計画には、金庫爆破の名人ジョー・バング(ダニエル・グレイグ)が欠かせない。

 今刑務所へ入っているハングは、「俺は、今ベビー(囚人服)を着ている。どうし

 て?」ローガン兄弟の話を聞きうなづく。

 ダニエル・グレイグを007以外に初めてみた。初代のショーン・コネリーは007役 
 で固定したイメージが着くのを恐れて降板した。グレイグの007役はまだ定着してい

 るとはいい難い。この爆破名人役もスンナリと見られる。

 映画俳優に取ってヒット作のシリーズ物への主演は大きな目標でもあるが名声を

 手に入れると自分の俳優としての存在に疑問を持ち始める。

 渥美清の「寅さん」などが代表であるが渥美も晩年もがき苦しんだようだ。最後の

 映画が「山頭火」。渥美はこの山頭火に自らを投影し没入した。ショーンコネリーは、

「レッド・オクトーバーを追え」で見事な脱皮を図った幸福な俳優である。

  監督・ステーブン・ソダーハーグ

  チャニング・テイタム ライリー・キーオ ヒラリー・スワング アダム・ドライ  
  バー

 この映画から流れる「カントリーロード」を聞きながら考えた。

 この曲の原題は、「take me home country roads」「故郷へ帰りたい」である。

 1971年、ジョン・デンバーが歌って大ヒットした。アメリカ人はこの歌にどんな

 感慨を持つのか。

 1971年は、アメリカはベトナム戦争で泥沼に入り多くの若者の墓ができ多くの若者が

 傷ついた。ピーク時には54万人もの若者がベトナムに派遣された。そしてアメリカは

 敗北を味わい威信が揺らぐ。国内では公民権運動が激化し黒人と白人との対立も頂点を

 迎えている。この歌は、僕を生んでくれたウエストバージニアへの望郷歌である。

 大いなる自然の懐でしか傷ついた僕を癒してくれるところはないとデンバーは

 歌っている。





 

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 大手航空会社の卓越したパイロットのトム クルーズは、葉巻の密輸入で小遣い稼ぎを

していた。時は、1970年代。ある日、CIAが近づいてくる。穏やかに新しい仕事に

つくかブタ箱に入るかと話しを持ちかけてくる。

 「それは合法か?」「嫌なことを聞くなあ。情報収集だ。正義の味方という意味では

合法だ」とCIAは答える。南米の共産主義ゲリラの写真撮影と敵対勢力への武器の

供給任務へと手を染めて成功を収めていく。メデイチン・カルテルの麻薬王にも

雇われアメリカへ麻薬を持ち込む仕事も請け負い家に入りきれない金を手にいれる

が・・・・

 これは、実話の映画化であるが、必ずしも成功しているとはいえない。

話しをなぞっただけで主人公バリー・シール(トム・クルーズ)の背景・苦悩・人物象

が希薄でただただ記録映画にとどまっている。

 監督は、あの「ボーン・アイデンテイテイー」のタグ・リーマン。

果たしてトム・クルースの起用が成功であったか疑問が残る作品である。

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