オランダ坂から

はかなさは花月の門につるしたる金燈籠の灯より来るらし 勇

映画

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 駄作である。

入場料を返してくれといいたい。

 ロンドン セビル・ロードの高級洋服店「KINGSMAN」の扉の内側は

亡くなった貴族が遺した莫大な遺産で設立されたどこにも属さない正義のスパイ

組織「KINGSMAN」。この設定はいいがこういう映画で大事なのは以前にも

書いたが微かなリアリテイーが絶対必要条件であるがそれがない。叉、対極する

大富豪の黒人の悪も描写が薄く事件の重要性が希薄であり切迫感がない。演じた黒人

の役者もNYを歩けばどこにでもいそうな男であり役の凄みが全くない。

 笑ってしまうのは、主人公エグジーのバトルで使用する靴の先端からナイフ

が飛び出る仕掛けである。これは、「007 ロシアより愛を込めて」のグレッグ

大佐が使用するとのと同じである。この女性スパイの方が怖さ、凄みがあった。

 何れにしても消化不良、正義も悪も描ききれていない映画であった。

私の好みのタイプの女優もいない。気のきいた台詞もない。映画の後のいつも飲む

スターバックスのコーヒーでさえおいしくなかったのはこの映画のせいだ。

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 私の少年期の映画の奇想天外・荒唐無稽な話は、せいぜい、妖怪、鞍馬天狗

残虐なインデイアンなどであった。情報少なかった当時それでも興奮さめやらなかっ

た。

 今、過剰な情報は手の中のスマホにある。

そのスマホから世界の珍妙な奇想天外、荒唐無稽な話は溢れてくる。そう簡単に

人は驚かなくなっている。この映画の最終場面でイーサンは、英国首相をパーテイー

会場から拉致をする。そばに居たCIA長官は、「君のおかげで、英米関係は

独立戦争時に逆戻りだ」と叫ぶ。   これこそ奇想天外の仕掛けの始まりであっ

た。 イーサン(トム・クルーズ)は、秘密組織から命を狙われる。そして、所属す

るCIAからイーサン率いるIMFの解体指令と捕獲命令が状況によっては殺しても

構わないと世界に伝達される。そこに謎の女イルサ(レベッカ・ファーガスン)が

登場する。イーサンは彼女に命を2度助けられる。舞台は、ウイーン、ワシントン、

パリ、カサブランカ、ロンドンへ。

 こういう映画に登場するリアルは、若しかしたらという現実感を観客へ

提供するものがいる。それがCPUの世界のネットワークに侵入しターゲットを

「顔認証システム」で補足していく場面である。空港、駅、道路のカメラがフォーカ

スして行く。このシステムの最近の技術は成長著しく、現実に運用されて

いて秘密裡の利用の仕方への不安感は観客は日常的に持っているために映画の中に

深く入りこむことになる。そして製作者の術中にはまることにもなる。

 イルサがシンジケートのボスとの待ち合わせ場所の墓地へ歩くシーンがある。

私は映画のシーンでこれほど綺麗に堂々と歩く女優を始めて見た。

ほれぼれする。そしてこの女性は歴代アクションでも最強のバトルを展開する。

屈強の男を倒す格闘技、カーチェイス、単車での逃亡。

 気にいった台詞を一つ書いておきたい。

「政治に同盟はない。共通の利益だけだ」                   

 日米同盟強化で自分の名を残そうと考えているどこかの国の総理のABE君にこの

 台詞を贈りたい。

 イルサは、最後に「私の探し方は知っているわね」といって別れるが

次回作でも私はこの女優のイルサに会いたい。今年の夏は、会いたい女性ばかり

になった。楽しめる映画であるのは間違いない。

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 約束通り、アーノルド・シュワルツネッガー・ターミネーターは帰ってきた。

これは、時空を超える映画である。私も時空を超えるのは得意だ。(家人に云わせる

と単なるボケ・アレアレ・シンドローム)男は、少年期に置いてきたロマンを見る

あるいは探す。女性は、男の生態に理解が無く否定的であるのはなんとも残念無念

。リアルの生活に夢や希望があるのか?今やバーチャルこそ現実なのだ。私は

今朝も、時空を超え徘徊にでるノダ!。

 新作は、前作を踏まえているが連作とは言いがたい。

もっとも前作品とも見てはいるがたしかなストーリーは時空を超えているので定かで

はないがサラ・コナーがターミネーターに育てられたという前作にない真実が

出ている。ゴールデン・ブリッジでの殺人マシーンとの大バトル、パトカーは空中

回転し、車は次々に衝突し大破、サラと2027年からサラを守りスーパー人口知能ジェ

ニシスが核を爆破し人類を滅亡させようとするのを防ぐ目的で送り込まれたカイル・

リースは大型スクールバスと共に下の海へまさに落下しようとする。

 次のシーンでは、面白い会話がある。警察につかまり尋問が始まる。

殺人マシーン対策で製造した「高機能電磁波発生器」を取り上げられ刑事から

「これは何だ?」その答えが面白い。「なくした部屋の鍵を探そうと思ってね。」

「そういう答えは人に嫌われる。」「母親がアイルランド人なので。」

 ハリウッド映画でこういうアイルランド人の設定はよくある。

アイルランドの冬は長く冷たく寒く暗い、作物は余りとれない。長い抑圧と闘争の歴

史がある。この風土からスゥイスト・オスカーワイルド・ジョイスが生まれた。

アイルランド人気質の表現は難しいが「会津人と信州人を足して諧謔、嗜虐、皮肉

をトッピングした」気質といえば益々解りにくいか?解り安い例としては、ダーテイ

ー・ハリーがアイルランド移民の子という設定である。

 私は、悩殺された。

サラー・コナーのエミリア・クラークという女優である。登場して5秒で悩殺され

た。知的ベビーフエイスにして美人、役作りで5キロ太ったボデイーは豊満プチプチ

私はこの手の女性に昔から弱い。何度、恋の病から痛手を蒙ったことか?もうこの映

画を見て24時間たっているが脳細胞は破壊され新起動される気配はない。

 カイル・リースは「彼女を守ります」といって異次元から送り込まれたが日本では

「私が守るのだ!」・・・・しかし、近くにきたら理性が正常に作動するかは自信が

ない。いきなり彼女の上に・・・・止めておこう。まだ理性は少し残っている。

とにかく、世の男性諸君はこの映画の中にこそリアルがあることに思いを馳せ

映画館に行こうではないか?!

 悲しい報が流れた。

あの「高倉健」さんが逝かれた。

私は、本欄で一度、健さんのお人柄に触れたことがある。ただただ頭を下げ

悲しみを堪えるだけです。

 まあド派手な映画であった。

最初から最後までアクション、バトル、それも機関銃の連射、バズーカ砲、ロケット

ランチャー、戦車、攻撃型ヘリの登場。角度を変えて見れば、「七人の侍+高倉健さ

ん唐獅子牡丹」にマスタードとタバスコを振りかけたような映画といへなくもない。

 俳優陣が凄い。ハリソン・フォード、アーノルド・シュワルエネッガー、シルベス

タ・スタローン、ジェイソン・ステイサム、メル・ギブンソン、ウエズリー・スナイ

ブス。

 私は、前作を見ていないので連作物の微妙な人間関係に未知なのは痛い。

エクスペンダブルズー傭兵集団・消耗チームは、シルベスタ・スタローンをリーダ

ーにCIAの大物ハリソン・フォードから武器商人の謎の男メル・ギブソンの捕獲を

請け負う。オープニングの最初のシーンが仲間のウエズリー・スナイブスが8年間

存在しない刑務所から完全武装された護送列車で移送中の奪還シーンから始まる。

 謎の武器商人メル・ギブソンが死んだとされていた元メンバーの男だと

確認できたが捕獲に失敗し逃亡される。メンバーの1人重症を負い生死をさ迷うことに

なった。スターローンは募集した新しい仲間で再度の捕獲を試みるが・・・・敵に捕

まる。

 米映画のスパイスは、必ず離婚経験者と麻薬及びレズかゲイが登場することだ。

笑ってしまうのは無事帰還し場末の酒場でメンバーが開放感に酔いしれているシーン

が出る。スタローンがシュワルネッガーとチビの仲間ジェット・リーと仲よく飲んで

いる所へ近づき「ホテルの部屋を用意しようか?」と声を掛ける。シュワちゃんの

答えは「NO 俺たちはどこでも愛しあえる!」何とシュワちゃんはゲイだった!

 しかし、最後のバトルでそこには周囲を軽く爆破できる爆弾がカウント・ダウン

を初めている。メル・ギブソンは逃亡しようと思へばいくらでも可能なはずなのに

宿敵スターローンと銃を捨てタイマンを始めることだ。西部劇以来の伝統と云えば

云えるがこのシーンは日本人から見ると漫画に等しい。穿った見方を

すれば、アメリカ開拓以来の自己責任、銃の所持、小さい政府等の思潮の基底、

はたまた狩猟民族のDNAが見え隠れしているかもしれない。

 それにしてもハリソン・フォード72歳、シュワルツ・ネッガー68歳、スタローン

64歳・・・・・これは「オジサンはまだまだ頑張る。がんばれるぞ!」という映画

であった。

 僕の評価 ☆☆(5段階)

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