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さて、まず最初の問題ですが「朝鮮語」と「韓国語」という二つの表記がよくあります。 これらの違いについては複雑で微妙なので詳しくは云いませんが本来はまったく同じものです。 しかし、こういう二つの表現がある背景には元々現地の地名から「朝鮮語」と呼ばれていましたが 最近の韓国の世界進出により知名度が向上しまた、力もつけてきたために国名から「韓国語」という 名称も生まれました。 なお、言語学者などの間からは北朝鮮においても使用されることや元々の言語としては「朝鮮語」が 正しいため、「朝鮮語」で表現されることの方が多いようです。 また、元々はまったく同じ(元々は一つの国だったため)言語であるにもかかわらず、長い間の交流も なく、また元々からの方言などの違いもあり、それらが永年の間に多少の変化をし現在、韓国と北朝鮮で 話される言葉は微妙に異なっています。 その為、狭義では北朝鮮で話される言葉(平壌基準の標準語)を「朝鮮語」、韓国で話される 言葉(ソウル標準語準拠)を「韓国語」として分ける場合もあります。 (少なくても北朝鮮で話される言葉を「韓国語」と表現することはない) ここでは韓国で使用されている言葉を基準にしますので「韓国語」の名称で統一します。 韓国語の語順は日本語と同様の「SOV型」であり、英語などの「SVO型」ではなくほとんど日本語と 同じ為、日本人にとっては最も覚えやすい外国語といわれています。 ただし、実際のところは日本語よりもかなり発音が多いため日本人が発音できない・区別できない 発音が多いです。 また、語順にも多少なりとも例外があるのでご注意下さい。 最近巷では「ハングル」を「韓国語」と同等の意味で使う場面が多いような気がします。 実際にそういう意味と勘違いし使用している人も多く、紛らわしいのですが「ハングル」は文字の 名前です。(言語の名前ではありません) また、「ハングル語」という言葉は「ひらがな語」、「カタカナ語」、「漢字語」、 「アルファベット語」などのように云っているのとほぼ同等ですのでこれも間違いです。 (ハングルはひらがな、かたかな、漢字、アルファベットなどと同様の文字の一種です) にも関わらず、これらの混同がされる原因の一つがNHKの「ハングル講座」なのではないでしょうか。 なぜ、「韓国語」を使用せずにややこしい本来は違う意味の「ハングル」にしたのでしょうか。 一説によれば、「朝鮮語」とすれば韓国系の団体から、「韓国語」をすれば北朝鮮系の団体から 抗議が来て問題になるため、苦肉の策でこういう状態になったそうです。 詳細はハングル - Wikipediaをご覧下さい。 因みに、「ハングル」自体使用されるのは韓国のみで北朝鮮においては使用されないという話も あります。 また、本来の名称も「ハングル」ではなかったようです。 因みに北朝鮮では「チョソングル」(「朝鮮文字」の意)と呼ぶそうです。 昔の日本では「諺文」(オンモン)という蔑称で呼ばれることがありましたが現在ではないと思います。 「韓国語」は「コリア語」などのようにも呼ばれたりその他には多数の呼び方があるそうですが どれも問題が山積みで決着していません。 こういう問題があるのは非常に深いものなので難しいです。 その他にも語り尽くせないほどの話がありますのであとは朝鮮語 - Wikipediaをご覧下さい。
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ヨク解説されてます。 がんばってください。
2005/4/7(木) 午前 3:51
私も今「ハングル」のこと書いて、そしたらこちらがお勧めで出てきたので来ました。絶対イメージ戦略で「朝鮮語」でなく「ハングル」と言っていると思います。なんて、浅い知識ですけど・・・。
2011/3/9(水) 午後 7:14 [ yuko1gojp ]