|
俺は、ミソラーの美空功治。
17歳高校2年生です。
家は味噌屋です。
今日、家に帰って親父にお願いをしました。
「親父、パソコン買ってくれへんか?」
「ソバコンって何や?ウチはそば屋ちゃうぞ、味噌屋やぞ!」
「違うわ、パ・ソ・コ・ン!」
「それ何や?」
親父は、テレビも新聞も野球しか見ず、最近のことなど何も
知らないのです。
又、親父は知る必要もないと思っています。
そんな親父なので、俺の家では誰も携帯電話なんか
持っていません。
俺も別に必要ないと思っていますし。。。
そういえば、俺が小学校あがったくらいの時なので、
10年程前、家の電話がプッシュホンになったといって、
親父は子供が新しいおもちゃを買ってもらった時のように
大はしゃぎをし、用もないのに何度も「117」にかけていました。
「ほんで、功治。お前そのパソコンって何するもんや。」
「いや、俺も高校卒業したら、親父の仕事を手伝って、
将来後継ぎたい思てる。ほんで、親父の作るこんなうまい
世界一の味噌を世間の人にもっと知ってほしいんや。
皆俺ほどまでにはいかんでも、ミソラーを増やしたいんや!」
「それとそのパソコンっちゅうのと何の関係あんねん?」
「パソコン買って、うちの店のホームページ作るんや。」
「ホームベースって野球か?」
「ホーム・ページ。パソコンでうちのお店の宣伝ができる
そんなページが作れるんや。そしたら、通信販売とかも
できるし。」
「そうか、お前うちの味噌が。。。!そない思てくれてたんか?
ありがとうな!ほんで、それっていくらぐらいすんねん?」
「ノートやったら10万円くらいで買えるやろ!」
「何やて?帳面が10万円って?100円の間違いやろ!」
「ノートって別に帳面やのうて、まぁ言うたら小っちゃいパソコンの事や。
それでネットにつないでホームページ作るんや。」
「功治、頼むから日本語でしゃべってくれ!」
「まぁ、電話回線みたいにつないだら、うちの宣伝がそのパソコンで
できるし、音楽聴いたり映画も見れるんやで。」
「そうなんか?そしたら、アダルトビデオとかも見れんのか?」
「そりゃ、見れるんちゃうか!?」
「そうか、そりゃいいわ!買おか!」
最後は親父の不順な動機に火をつけられたお陰で、
無事にしかも即日にパソコンを買ってもらいました。
PS.今日の味噌摂取量:チューブ1本+大根の味噌汁
|