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六本木といいながら東京メトロ千代田線乃木坂駅が近いというか、直結でした。
昨年は上野だったのですが、今年から国立新美術館で、ということで六本木で
開催となったようです。
結論から言って、身も蓋もないのですが、上野の方が良かったと思います。
国立新美術館ってもっと素晴らしいのだろうなと思ったのですが、
個人的には、あまり良くないと思ってしまいました。そのうち馴れるかも
しれません。なんとにく JR 京都駅を彷彿とさせる建造物です。
京都駅単体としては、なかんかかっこいいと思うのですが。
まず、食べ物の匂いがなんとかならないのでしょうか?と思いました。
次に、非常階段はあるのでしょうけれど、階段が少なく、2 F、3 F を行き来
するのが容易ではなく、もちろんエレベータという施設はあるのですけれど、
一度展示会場の外に出たくなってしまう構造が宜しくないように思いました。
さらに、施設の売りなのかもしれませんが、円錐を逆さにしたような不安定な
構造物の上にわざわざ人々を乗せてレストランにするというのは、ポスト・バブ
ル時代の今時どうなのでしょうと思いました。何かモノが落下したときのセーフ
ティネットくらい容易したほうが良いようにも思うのですが、それをすると見た
目が悪くなりそうです。不慮の事故が起こるまで実施しないおつもりでしょう。
ジェットコースター系とか、ああいう人間で遊ぶ施設ってあまり趣味でないも
ので。どうもすみません。
加えて、絵や作品を鑑賞する照明の位置がいまいちなのではないかと思います。
天上が高く、広いのは良いのですが、作品を見ると遠目に光源が目に入るのが
よろしくないし、照明が暗めなのではないだろうかと思いました。専門家的には、
そうでもないのだろうか。ガラスを張った展示物を鑑賞すると、天上の照明が反射
して見づらかったりするのも、芸術を鑑賞させるための施設としては、プロ意識に
欠けるような気がしてしまいました。結局、また箱だけ作りました、で終わってし
まっているように思われます。
以上、辛口なコメントでした。
日本画の「故郷」というタイトルの作品が良かった。
黄金、黄金色がベースの深い森の中にある古い作りの民家の絵で、確か京都の
作品だったように記憶する。
たしか洋画の「ひととき」という光輝くような彩度の高い緑色をベースにした
絵で、こころやすらかになる絵だった。
今回は「書」の展示をじっくり見てきました。
最近は MS 明朝とか MS ゴシックとかしか観ていないので、書道の個性的で
観ても読めないような字は、なんなんだろうとも思ったりもして、
でも読めないなりに、文字には精神が宿っているようで、力というか、作者の
心を感じるようにも思います。
難しい字もたくさんあって、熟語も意味がわからなくて、「不勉強ですみません」
と謝りながらみてきたのですけれども、
「當爐不避熱鐡」?????
「渙然冰釋」????
「気和神逸」?
「大安吉日」うむうむ。
「一期一会」うむうむうむ。
という感じでした。いやぁ難しい。
あとで調べたのですが、「渙然冰釋」は、氷が溶けるようにスーッとわかる様を
言うらしいです。
冰は氷らしい。古い画数の多い字というのは、やはり簡略された現在の字よりも
なんだかパワーというか力というか魂というか心というか霊的というか、そうい
った現在の工業社会が金カネかね社会が無くしてきたなにかをもっているように
感じられる。感じられた。
いやぁ、悪口も書いてすみません。
正直者De馬鹿なもので。
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